「文の京」自治基本条例内容説明
運動会の二人三脚を思い出してみてください。二人で一緒に走るために、気持ちをあわせないとうまく走ることはできません。
教育、福祉、環境など地域のさまざまな課題の解決に取り組んでいくときも、これと同じことが言えます。
区民や企業、NPO、ボランティアなどと区が手を携えて、二人三脚のように、ともに考え、計画し、実行することが大切になっているのです。(これを『協働』といいます。)
区民と区がともに手を携えて、お互いに責任を分かち合いながら「文の京」を形作っていく、そうした区政運営の基本となる理念や仕組みを「文の京」自治基本条例は規定しています。
「文の京」自治基本条例とは・・・
「私たちが良好な環境を維持しながら真に文化的にしあわせに暮らすためには、この地に住み、学び、活動するすべての人々が自律した存在として尊重されるとともに、守るべきもの、育むべきものを確かめ、自立した存在として、互いに合意を形成し、協力し合うことが必要と私たちは考えます。
そして、地域社会を豊かなものにするためには、区民、地域活動団体、非営利活動団体、事業者、区が相互に協力し、地域社会の課題を解決するための住民自治の原則を共有のものとすることが大切と考えます。
私たちは、この原則を、ともに活動し、ともに地域社会の課題を解決するという意味で、「協働・協治」と呼び、「文の京」文京区の自治の理念として位置づけます。
私たちは、文京区の自治の理念や基本的なしくみを明らかにし、文京区の自治に関する基本条例として、この条例を定めます。」
「文の京」自治基本条例前文より