区議会のしくみ
区議会の役割
区議会は、議決機関として区民を代表する議員が、文京区政全般について区民に代わって論議し、意思決定を行います。条例の制定、予算の決定、決算の認定、請願の審議、意見書の提出、調査権、同意権など多くの権限があります。
区議会には、行政の複雑化・専門化に対応し、合理的・効率的に調査し、審査するため、委員会が設けられています。委員会での審査の結果は本会議に報告され、最終的な意思決定は本会議での議決により決定されます。
議員は、本会議における質問、委員会での調査及び審査、議案の提出などの活動を通じて、区長に代表される執行機関を区民の立場から監視し、区民の利益に関わる諸問題を慎重に審議し、どのように対応するかを決定します。
区議会議員
文京区議会は、現在34人の議員で構成されています。
議員は、文京区民の直接選挙によって選ばれ、区民全体の代表者として、議会を構成し、議会活動を通じて個々の区民の意見をまとめて、議決機関として区の意思を形成します。
なお、議員には、区内に引き続き3か月以上住民登録している満25歳以上の被選挙権を有する方であれば、誰でも立候補することができます。
平成14年第2回定例会において改正された文京区議会議員定数条例により、文京区議会議員の定数は34人となっています。
第19期の文京区議会議員は、平成31年4月21日に行われた選挙によって選ばれました。就任は令和元年5月1日、任期は令和5年4月30日までの4年間です。
会議のあらまし
通年議会
文京区議会では、平成26年5月から、会期をほぼ1年間とする通年議会を導入しています。
通年議会導入の経緯、通年議会の流れ等については、通年議会のしくみをご覧ください。
招集議会、定例議会、臨時議会
毎年5月に区長の招集により開く「招集議会」で、翌年4月までを会期とする定例会が始まります。
定例会中は、議長が6、9、11、2月に「定例議会」を、必要に応じて、「臨時議会」を開きます。
本会議
本会議は、全議員が議場(シビックセンター24階)に集まって会議を行うことを言います。
議会の意思を決定する議決は、本会議で行われます。
議場
- 議場議席配置図(PDFファイル; 110KB)はこちらをクリックしてください。
委員会
常任委員会
常任委員会は、委員会条例に基づき、設置されています。議員は、必ず一つの常任委員会に所属することになっています。
文京区議会には4つ設置されており、委員会の種別と所管事務は次のとおりです。
- 総務区民委員会
企画政策部、総務部、区民部、アカデミー推進部、施設管理部、会計管理室、監査委員及び選挙管理委員会に関する事項並びに他の常任委員会の所管に属しない事項を審査します。
- 厚生委員会
福祉部、保健衛生部及び文京保健所に関する事項を審査します。
- 建設委員会
都市計画部、土木部及び資源環境部に関する事項を審査します。
- 文教委員会
子ども家庭部及び教育委員会に関する事項を審査します。ただし、区長の補助機関たる職員に補助執行させる事項を除きます。
第2委員会室
議会運営委員会
議会運営委員会は、地方自治法第109条第3項に規定する事項を審査します。
- 議会広報小委員会
議会運営委員会の小委員会として、ぶんきょう区議会だより及び区議会日程ポスターの発行、区議会ホームページ及びインターネット議会中継の運営、CATV議会放映に関する調査研究及び放送枠の調整等を行います。
- 意見書等調整小委員会
議会運営委員会の小委員会として、各会派及び無所属議員から提出された意見書等の原案について協議し、文案の調整及び作成を行います。
特別委員会
特別委員会は、委員会条例に基づき、特定の問題を調査する必要がある場合に議会の議決により設置されます。
このほか、当初予算を審査するため、2月定例議会では「予算審査特別委員会」を、決算を審査するため、9月定例議会では「決算審査特別委員会」をそれぞれ設置しています。
- 自治制度・地域振興調査特別委員会(定数11人)
地方自治の拡充と推進、区の魅力を高める地域振興策に関する事項の審議をします。 - 災害対策調査特別委員会(定数11人)
災害防止対策及び災害発生時の対応並びに復興計画等に関する事項の審議をします。 - 子ども・子育て支援調査特別委員会(定数11人)
子ども・子育て支援に関する区の取組についての審議をします。
文京区議会委員会等構成表
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター23階南側
区議会事務局議事調査担当
電話番号:03-5803-1313~4
FAX:03-5803-1370