抗体カクテル療法について
更新日 2022年06月20日
軽症の患者さんに対して重症化を防ぐことを目的にした治療です。
点滴で投与し、投与後に副作用が生じないか、
一定時間、経過の観察を行います。
対象となる方
抗体カクテル療法の対象となるのは、重症の方以外で、重症化リスクを有する方です。
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重症化リスクを少なくとも一つ有する
□50歳以上
□肥満(BMI30以上)
□心血管疾患(高血圧含む)
□慢性肺疾患(喘息含む)
□1型または2型糖尿病□慢性腎疾患(透析患者を含む)
□慢性肝疾患
□免疫抑制状態(例:悪性腫瘍治療、骨髄または臓器移植、免疫不全、コントロール不良のHIV、AIDS、鎌状赤血球貧血、サラセミア、免疫剤の長期投与) - 酸素投与を要しない
- 変異株に感染していない(不明は可)
- 新型コロナウイルスによる感染症の症状があり、症状発現から5日以内
(発熱、呼吸器症状(咳、咽頭痛)、頭痛、倦怠感、味覚・嗅覚異常等) - 妊婦または妊娠している可能性のある女性ではない
- 授乳中ではない
- 12歳以下、体重40kg以下ではない
- 高齢者ではない(概ね75歳以下)
関連リンク
東京都福祉保健局 中和抗体薬による治療(外部ページへリンクします)