関口界隈「関口芭蕉庵」

更新日 2024年01月11日

 紀行文「奥の細道」や多くの俳句を残したことで知られる、俳人松尾芭蕉(まつおばしょう)は、大洗堰から少し上流に行った所に、延宝(えんぽう)5年(1677)から3年間暮らしたと伝えられています。その後、芭蕉を慕う人たちによって建てられた家が芭蕉庵と呼ばれるようになりました。

しかし、太平洋戦争の際の空襲で焼失し、現在の建物は戦後に建てられたものです。

 芭蕉庵の付近は椿が多いことから椿山(つばきやま)と呼ばれていました。明治になってから、政治家の山県有朋がここにあった久留里(くるり)藩下屋敷跡を購入して屋敷を作りました。ここは椿山荘と呼ばれ、現在はホテルとして利用されています。

 

明治39年(1906年)目白台下駒塚橋辺の景

明治39年(1906年)目白台下駒塚橋辺の景(『新撰東京名所図会』より) 

 

明治31年(1898年)尾形月耕画 美人名所合 関口芭蕉庵

明治31年(1898年)尾形月耕画 美人名所合 関口芭蕉庵

(神田川の上流側から下流側を描いたもの。左に見えるのが芭蕉庵。) 

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