中山道周辺「赤門」

更新日 2024年01月11日

 東京大学構内の大部分は、江戸時代、加賀藩の上屋敷でした。明治時代以降、加賀藩邸だった頃の建造物はほとんど取り壊されましたが、その中で赤門(重要文化財)だけが残されました。赤門は正式には旧加賀屋敷御守殿門(ごしゅでんもん)と言い、文政(ぶんせい)10年(1827)、第11代将軍徳川家斉(いえなり)の娘溶姫(ようひめ、別称としてやすひめ)が加賀藩第13代藩主前田斉泰(なりやす)に嫁入りするに際して建てられました。

 江戸時代、将軍の娘を嫁に迎える時には、奥方御殿(おくがたごてん)を新たに造り、朱塗りの門を構える慣習があり、加賀藩でもそれに基づいて赤門を建てました。江戸時代の赤門で、現在も残っているのは加賀藩のものだけです。

 

嘉永7年(1854年)歌川広重画 江戸名所 本郷の景

嘉永7年(1854年)歌川広重画 江戸名所 本郷の景

(中山道(現・本郷通り)を行き交う人びとを描いた錦絵。道の向こう側には赤門が見える。) 

 

明治40年(1907年)東京帝国大学赤門

明治40年(1907年)東京帝国大学赤門(『新撰東京名所図会』より) 

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