炭団坂 -近代文学ゆかりの坂道-

更新日 2024年01月11日

場所:文京区本郷4丁目32と35の間

 本郷の台地より菊坂方面へ下る急な坂道で、現在は53段の階段坂となっています。

 ちなみに炭団とは、炭にふのりなどを混ぜ、球状に固めた燃料のことです。丸い炭団のように転げ落ちる、あるいは転んで炭団のように真っ黒になるということでしょうか。

 この炭団坂上には、かつて坪内逍遙がくらし、明治18年、『小説神髄』『当世書生気質』を発表しました。

 逍遙転居後、そこは旧松山藩主久松家運営の寄宿舎「常盤会」となり、正岡子規ほか、後に日本の俳壇を担う人々が青春時代を過ごします。

 

炭団

炭団

 

明治40年頃の炭団坂(新撰東京名所図会 )

明治40年頃の炭団坂(新撰東京名所図会 )

 

炭団坂

炭団坂 2023年撮影 

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