文京区中学生俳句大会
更新日 2021年01月06日
中学生を対象に、年に1回俳句作品を募集します。季節の言葉(季語)を一つ取り入れ、学校生活や日々の喜び・発見などを自由に5・7・5で表現してみましょう。
※詳細は(公財)文京アカデミー学習推進係03-5803-1119へお問い合わせください。
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平成27年度文京区中学生俳句大会 特選・入選作品発表
多くの作品をご応募いただき誠にありがとうございました。審査の結果、合計976句の中から特選(10句)及び入選(19句)が選ばれました。
佐怒賀正美選
特選 | 学校 | 入賞者 |
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炎つれ朝日がのぼる雪山へ | 第八中 | 相田由衣 |
秋の空小さい命がめぐってく | 第九中 | 関本鼓太 |
大晦日家族みんなで笑いあう | 第八中 | 伊藤直哉 |
祖父の家窓からのぞく雪だるま | 第三中 | 松澤亜海 |
冬支度イーハトーブが広がって | 桜蔭中 | 筧路加 |
入選 | 学校 | 入賞者 |
雪の中さみしさまじるハレーション | 第三中 | 堀井見久里 |
歌声が風にさそわれ秋の空 | 第三中 | 緑川元輝 |
うすぐらい空にきえてく白い息 | 第三中 | 足立悠馬 |
人と葉を笑顔に染める紅葉かな | 第九中 | 小池結子 |
寒椿白い世界に咲きほこる | 第三中 | 津末悠乃 |
どこよりも秋を感じた坂の上 | 第九中 | 田中萌 |
八ヶ岳きのこと木の実のパレードだ | 第九中 | 高野太貴 |
雪だるま雪に吹かれてうもれてた | 第九中 | 相馬悟 |
気分屋な私と同じ時雨かな | 第九中 | 佐竹奏 |
この冬は離れた人を懐かしむ | 本郷台中 | 村田愛華 |
松澤雅世選
特選 | 学校 | 入賞者 |
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秋の空飛び立てそうな舞台かな | 第九中 | 森丈彦 |
白球と白い吐息がまざりけり | 第三中 | 杉山竜太郎 |
冬支度イーハトーブが広がって | 桜蔭中 | 筧路加 |
手を広げ冬の便りを受け取った | 第九中 | 石川恵理奈 |
こもれびの天使のはしご秋の朝 | 第九中 | 寄金良圭 |
入選 | 学校 | 入賞者 |
「ようこそ」と秋へ導く草木たち | 第九中 | 武田千彩 |
赤とんぼ秋の始まり覚えてる | 第九中 | 川村美月 |
気分屋な私と同じ時雨かな | 第九中 | 佐竹奏 |
雪がふるきっとエルサの魔法だよ | 第九中 | 西田一暉 |
清水の秋めく風は歴史なり | 第九中 | 中川一樹 |
夢に向かう彼らはまるでオリオン座 | 本郷台中 | 池野祥子 |
夕やけが文京のまちを照らしてる | 第三中 | 津末悠乃 |
待ち合わせ来るのは天使か粉雪か | 第三中 | 小林健太郎 |
秋の雨天地一新明らかな | 第八中 | 厳森浩 |
<松澤雅世総評>
平成二十七年度の応募作品では、修学旅行の折の所産が目に付きました。他には、部活や学校生活の一コマをはじめ、日常の季節の推移を良く感取されています。第一位の御作は、清水の舞台の感動が素直に描かれたものです。第二位は、野球の試合かしら、「白い吐息」が巧み。第三位から第五位は、感覚を上手く捉えていました。季節の言葉は一句に一つに絞って思い付いたら書き止めて。小さな俳句手帳を持って戴けると嬉しい!
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