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除夜の鐘 |
更新日 2007年12月17日 |
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安寧幸福と滅罪除禍を祈願する除夜の鐘をつかせてもらえる区内のお寺を2箇所ご紹介しましょう。
(平成18年11月20日発行/文の京「文京観光ニュース」vol.19掲載イベントガイド文京のまつり「除夜の鐘」より) ※本年度も同様に開催されます。
源覚寺 12月31日午後11時30分〜
「汎太平洋の鐘」(130年の長旅をして戻った奇跡の鐘)
シビックセンター前の交差点を千川通り沿いに小石川方面に5分程歩くと、「こんにゃくえんま」として親しまれている源覚寺がある。数奇な運命をたどったこの寺の釣鐘の話を聞いたら、誰もが驚き、拝みたい気持になるであろう。 元禄3(1690)年に録造されたこの鐘は天保年間の火事により、鐘楼の再興もならぬまま院内にしまわれた。転機が訪れたのは昭和12年。サイパン島にある「南洋寺」の新築鐘楼に寄贈され、毎夕5時、サイパンの人々に夕の訪れを知らせることとなった。しかし、昭和19年、サイパン島は戦火のるつぼと化した。 戦後20年たった昭和40年、米国テキサス州に住む日本人から1通の手紙が届いた。一米兵が持ち帰った鐘の表面に『江戸小石川源覚寺』と刻まれているので、何とか日本で引き取って欲しい、という内容だった。 ところが経済不況下にあった当時としては引き取り難いと判断。その書簡を後の住職が発見し、何としても鐘を寺に取り戻す、と覚悟を決め折衝を続け昭和49年、鐘の最終所有者であった実業家を説得し、彼の善意を以って源覚寺に返還贈与されることになった。 こうして鐘は、オークランド港から、海上コンテナで積み出され、横浜に着港。無事里帰りを果たしたこの鐘は「汎太平洋の鐘」と命名され、昭和57年、実に139年ぶりに鐘楼も再興された。以来、年のあらたまる毎に「除夜の鐘の集い」が催されている。 当日は、こんにゃくえんまにちなんでこんにゃく田楽が1000人分用意されるという。樽酒や甘酒も振舞われ、身も心も温まる。 11時30分から始まる受付(先着108名)に並んでカードをもらえば誰でも鐘を撞くことができる。無料。
伝通院 12月31日 午後11時〜
徳川家康の生母於大(おだい)の方の法名「傳通院殿」から「伝通院」と呼ばれるようになったお寺で、徳川家ゆかりの女性の墓が数多くあることで有名だ。 本堂のはす向かいに位置する現在の鐘楼堂は昭和41年に作られたもので、大晦日の鐘つきの受付は、本堂前で午後11時から始まる。先着108名。申し込みに2000円かかるが、破魔矢、箸、暦などのおみやげが付く。
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