児童虐待とは
子どもからの「SOS」受け止めて!
児童虐待とは
児童虐待は、子どもの命に関わる深刻な社会問題です。
児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加しており、子どもの生命が奪われるなど重大な事件も後を絶ちません。児童虐待問題は社会全体で早急に解決すべき重要な課題となっています。
虐待をしてしまう親や家族は、誰にも相談できず、地域の中で孤立していることがあります。そのため、地域社会が児童虐待に対する深い理解と関心を持ち、子どもや親のSOSのサインを見逃さずにキャッチすることが大切です。
虐待はあなたの周りでも起こりえます。「しつけのつもり・・・」という声がよく聞かれますが、子どもの立場や心身への影響を最優先に考えることが重要です。地域の中で「何かおかしい」と感じたら、ひとりで抱え込まず、まずはご相談ください。相談者に関する秘密は守られます。
区では子ども家庭支援センターを事務局として、関係機関のネットワークである要保護児童対策地域協議会を設置し、児童虐待の発生予防、早期発見・早期対応を行っています。
相談・連絡先 |
文京区子ども家庭支援センター (祝日・12月29日~1月3日・臨時休館日を除く) 午前9時から午後5時まで |
03-5803-1109 |
---|---|---|
緊急・土日祝日・夜間の場合 |
児童相談所虐待対応ダイヤル |
189(いちはやく) |
警察 |
110 | |
東京都児童相談センター |
平日:午前9時~午後5時 |
03-5937-2314 |
または 東京都児童相談センター |
夜間・休日緊急連絡 (平日夜間:午後5時45分~翌朝8時30分) |
03-5937-2330 |
参考資料
児童虐待防止のための早期発見マニュアル「子どもからのSOS受け止めて!!」はこちら(PDFファイル; 1520KB)
児童虐待防止マニュアル(小学生用)「はなしてみようよ」はこちら(PDFファイル; 1284KB)
児童虐待防止マニュアル(中学生用)「ガマンしないで」はこちら(PDFファイル; 2100KB)
児童虐待防止啓発ポスター「がまんしないで」はこちら (PDFファイル; 2210KB)
児童虐待の4つのタイプ
身体的虐待 |
・殴る、蹴る、叩く等の暴力行為 ・やけどを負わせる ・乳児を激しく揺さぶる等の行為 ・戸外に締め出す など |
---|---|
性的虐待 |
・わいせつな行為、性行為の強要 ・性器を触る、触らせる ・性器や性交を見せる ・ポルノビデオを見せる、被写体にする など |
ネグレクト |
・適切な衣食住の世話をしない ・家に閉じ込める(学校に登校させない等) ・医療ネグレクト(病気になっても病院に連れていかない等) ・子どもを家や車中に長時間放置する ・同居人の虐待の放置 など |
心理的虐待 |
・暴力的な言葉、差別的な言葉 ・無視する、拒否する ・きょうだい間での差別的な扱い ・子どもの目の前で他の家族に暴言、暴力、無視する等(面前DV) など |
子どもを虐待から守るための5か条
(1)「おかしい」と感じたら迷わず連絡(通告)
(2)「しつけのつもり・・・」は言い訳
(子どもの立場で 判断)
(3)ひとりで抱え込まない
(あなたにできることから即実行)
(4)親の立場より子どもの立場
(子どもの命が最優先)
(5)虐待はあなたの周りでも起こりうる
(特別なことではない)
児童虐待防止推進月間について
11月は児童虐待防止推進月間です。
児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るため、平成16年度から「児童虐待の防止等に関する法律」が施行された11月を「児童虐待防止推進月間」としています。
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター5階
子ども家庭支援センター児童相談係
電話番号:03-5803-1109
FAX:03-5803-1345