文京区議会本文へジャンプ

くらしのガイド

こんなときには

便利情報メニュー

行政情報

組織・部署から探す

お問合わせ

文教委員会会議録(平成21年12月1日)

更新日 2010年02月04日

文教委員会会議録

1 開会年月日
  平成21年12月1日(火)

2 開会場所
  第二委員会室

3 出席委員(8名)
  委員長        島元雅夫
  副委員長     田中としかね
  理事           渡辺智子
  理事            前田くにひろ
  理事           関川今朝子
  理事           宮崎文雄
  理事           品田ひで子
  委員           岡崎義顕

4 欠席委員
  なし

5 委員外議員
  なし

6 出席説明員
  根岸創造        教育長
  田中芳夫        総務課長事務取扱総務部参事
  藤田惠子        男女協働子育て支援部長
  渡部敏明        子育て支援課長事務取扱男女協働子育て支援部参事
  瀧康弘           教育推進部長
  佐藤正子        庶務課長事務取扱教育推進部参事
  小野澤勝美     企画課長
  井原惠子        児童青少年課長
  久住智治        保育課長
  小池陽子        男女協働・子ども家庭支援センター担当課長
  加藤裕一        教育改革担当課長
  曵地由紀雄     学務課長
  伊藤浩介        教育指導課長
  上野晶子        教育センター所長
  柳下幸一        真砂中央図書館長

7 事務局職員
  議事主査       齋藤勝美
  議事主査       熱田直道
  調査主査       諸久子
  主任主事       工藤由佳子

8 本日の付議事件
  (1) 理事者報告
   13) 文京区立図書館の指定管理者候補者について
  (2) 一般質問
  (3) 付託議案審査
    1) 議案第54号 文京区立一時保育所条例の一部を改正する条例
    2) 議案第55号 文京区保育の実施に関する条例の一部を改正する条例
    3) 議案第56号 文京区立小石川図書館等の指定管理者の指定について
    4) 議案第57号 文京区立本郷図書館等の指定管理者の指定について
  (4) 付託請願審査
    1) 受理第32号 「30人学級」の実施を求める請願
    2) 受理第33号 認可保育園の増設を求める請願
    3) 受理第34号 文京区立図書館への指定管理者制度導入に関わる請願
  (5) その他
   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
  
午前 9時58分  開会

○島元委員長 おはようございます。

  ただいまより文教委員会を続開いたします。

  委員等の出席状況ですが、委員は全員おそろいです。

  理事者も、本日は厚生委員会と並行開催でございますので、本委員会には教育長及び関係部課長の出席をお願いいたしております。どうぞ御了承ください。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
○島元委員長 また、理事会についてですけれども、必要に応じて協議して開催したいと思います。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
○島元委員長 本日の委員会の運営についてお諮りをいたします。

  第1に理事者報告1件、昨日に引き続きまして、資料第13号の前田委員の質問から始めます。

  2番目に一般質問、3番目に付託議案審査4件、4番目に付託請願審査3件、その他といたしまして、本会議での委員会報告について、2つ目、委員会記録について、3つ目、閉会中の継続調査についてお諮りをした後、閉会の運びといたしたいと思いますが、よろしいですか。

(「はい」と言う人あり)

○島元委員長 では、そういうことで早速やらせていただきます。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
○島元委員長 それでは、理事者報告1件、昨日の資料第13号に基づく御質疑をお願いいたします。

  前田委員。

○前田委員 おはようございます。

  きのうの質問からということなんですが、事業計画の実現性をどう担保していくかという話ですとか、6月議会で、我々として、図書館に望むものということで5つほど要望させていただいて、1つが、地域の末梢神経としての図書館の役割ですね。地域のニーズ等を把握していくということが必要でしょうということとか、2つ目に、少数者のためのエンパワーメントということで、障害者の方とか在日外国人の方とか、そういったことへの配慮ということを求めましたし、3つ目に、社会の有益変化をつくっていける市民の要請ということで、地域の問題解決をともにやっていけるような区民を養成していくような環境づくりの提供ということを求めてまいりました。

  そして4つ目に、双方向の学習姿勢ということで、利用者もともに学び合う姿勢づくりということも求めてまいりました。

  そして5番目に多様性の確保ということで、それぞれ図書館の持つ個性を活かしていただきたいということとか、そもそも資料の多様性等なり司書の多様性ということも求めてまいりました。

  そういったことが、今回の選考過程において、選考の項目に関しても、そういった児童とか高齢者、障害者に対する配慮の部分ですとか多様性の部分、新しい図書館像をどう求めるかという形を区側も事業者に対して問いかけをなされたということとかです。

  それに対して、応募の事業者に関しても、それぞれの地域のニーズの解決に向けてのものですとか地域の連携ですとか、あと、児童サービスにおいても現行のサービスを当然踏まえた上で、さらにそれにつけ加えたいろいろな新たな御提案等もいただいているわけですよね。あと、障害者向けのところに関しても、目白台図書館では障害者向けの資料がつくれるような設備があるけれども、現状は活用されていない。それを活用したサービスとか、ハンディキャップサービスみたいなものもやっていく。IT化なりに基づいたそういった設備の導入で、目の不自由な方等に対してのサービスも充実させるというような御提案もいただいているわけですよね。

  あと……

○島元委員長 質問で切ってもらって。意見、態度表明だったら条例のところで。

○前田委員 はい。そういったところに関して、区としてはそれぞれの事業者の提案に関してどう評価されているのか、現状の文京区が提供されているサービスに比べて、提案した内容はどういう点がすぐれているかという点をぜひ教えていただければと思います。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 おはようございます。

  今の件でございますけれども、今回、私どもがプロポーザルの中で、地域性や利用者の特性に根ざした図書館運営の考え方とか、そういうようなところで、今、委員おっしゃられたところについて、それぞれの事業者から提案を受けてございます。

  その中では、地域のニーズというところで言えば、やはり文京区という「文の京」というところを反映した提案とか、あるいは少数者については、委員がおっしゃられたところで、障害者あるいは高齢者に対する対応とか、それぞれ出てきてございます。

  それから、そのようなところで、私どもとしては今の現状を踏まえながら、さらにより高いレベルの提案を受けていると考えてございます。これは今回、あくまでも提案でございますので、これを踏まえたところで、今度、協定書という約束ですね、1年間の約束ということで協定書を作成していくわけですけれども、これは今まで以上のレベルでの協定が結べるのではないかと考えております。

○島元委員長 前田委員。

○前田委員 それで、結局それぞれの御提案、AグループもBグループも、またそれぞれの高いレベルでの御提案がなされていて、同じ分野においても、若干、児童サービスの充実に関しても色合いが違っていたりとかしているわけですよね。そうすると、文京区内に、A、Bグループ、プラス真砂という3種類の図書館ができるということになっていくと思うんです。御提案の中でも、ハード面での整備みたいなものも御提案があって、館内のサイン計画なんかももうちょっと見やすいものにしていきましょうよとか、電子図書館によるバリアフリー化みたいなこととか、デジタル化による資料の整備みたいなこともあるグループは言ってきたりとか、もう一つはまた別の提案をされているみたいなことで、そのA、Bといってもハード面の整備においても違ってくるし、先ほど言ったようにソフト面でもまた違ってくるわけですね。それで、それぞれ3つのサービスの違いなりハード面の違いというのが出てくると思うんですが、それを今後その違いをあってよしとするのか、それとも、ある程度区としての統一性を持たせるのかというところはどういう方針で臨まれるのか。願わくば一定水準があって、どちらかというと低いほうに合わせるのではなくて、より高いほうにそれぞれの3つのものが合っていくという形が望ましいのかと思うので、例えばそのサイン計画ですごくいい計画がどちらかのグループでやられるんであれば、もう片方のグループもそういうものを導入するべきでしょうし、もちろん真砂もそういう例に倣うみたいな形で、より高いほうにサービスが合っていくような統合をぜひ望むのですけれども、その点、どういう方針で臨むのか教えていただければと思います。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 今、Aグループ、Bグループ、それから真砂というところで3者の関係が出てくるということなんですけれども、これにつきましては、基本的にはこの連絡調整会議というのを、館長会、あるいは資料選定会議、あるいは各サービスの担当会議ということで設けておりまして、密接な連携をとってまいります。その中で、さまざま今言われたソフト面、ハード面、ハード面については予算的な部分がかかわってきますので、必ずしも一律にできるかどうかは分からないんですけれども、そういう面、それから、ただハード面についてもサイン計画等についてですと、ある程度、備品等の購入については指定管理のほうで購入することも可能でございますので、その辺の連絡調整という形で統一的な形はとっていきたいと思いますけれども、さらに、きのうも申し上げたとおり、Aグループ、Bグループを2つに分けたというところで、いわゆる民間による競争というところを考えてございますので、よりよい提案があればそこを目指してほしいというようなところの話もしていきたいと思っております。

○島元委員長 質問に答えているのかな。いいのかな。

  前田委員。

○前田委員 そうですね。Aグループ、Bグループとそれぞれ分けた理由としては、競争してもらわなければならないので、当然違いはあってもいいということなわけですね。

  ただ、ある程度、区民の方に混乱がないような形での統一的な部分も一定は必要だと思いますので、その点、ぜひ御配慮いただければと思っております。

  あと、今度A、Bグループそれぞれ研修とか、そういうのも含めて御立派な提案をされているんですが、今度は3つ目の真砂中央がどういう体制で逆に臨むのかということで、ほかの民間に任せたところに比べて、逆に真砂のほうがそれぞれを指導監督していくような立場でなければいけないということで、A、Bグループよりもより専門的であったりとか、そういう力量が問われるところだと思うんですよね。それに対して真砂の体制は今後どう強化されていくのかというところの御決断をお聞かせいただければと思います。

  要は、サービス水準の維持担保が必要でしょうし、事業の運営とかにおける透明性の確保とか、それに関する資料の収集、開示という業務も、真砂中央図書館の業務としては必要になってくるわけですよね。その点、ぜひどういうふうな体制で臨まれるのかを教えていただければと思います。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 きのうも申し上げたように、真砂の体制については、今、人事的な部分とか予算的な部分について要求をしているところでございますけれども、当然、いわゆる指定管理が導入される地区館との連絡調整的な部分を含めて、真砂の体制がきちっとされていなければだめだということでございます。

  さらに、今、真砂の部分においては新たな課題解決機能の強化とか、あるいは地域の拠点とか地域資料の充実等のところで新たな体制が組めるような形で、それに基づく予算、人事要求というようなところを行って、体制の強化を図っていくところでございます。

○島元委員長 前田委員。

○前田委員 分かりました。人員配置の状況等も含めて御検討されているということですので安心いたしました。

  あと、ずっと求めているのが、図書館運営に関しての結局区民参加ですとか、区民の合意がとれるようなサービス態様になるかどうかということがやはり一番重要ですし、皆さんが非常に関心を持たれているところだと思うんですよね。

  それぞれAグループ、Bグループにおいては、利用者懇談会を開いたりとか、アンケートとかそういう投書箱をつくっていく形で、区民の方の声を聞いていくという形はされるんですが、ずっと私どもも言ってきたように、図書館全体ですね、3種類の館を含めたいわゆる文京区の図書館と言われるものに関しての運営全体を、区民合意形成ができるような場の設定というのが一定必要なのかなと思っていますので、図書館法による図書館協議会のようなものをずっと設置を求めてきてはいるんですが、その点はどのように考えているのでしょうか。文京区の場合は、結局この問題は指定管理者の問題なので、指定管理者の評価検討委員会のほうでやっていきますよというようなお話でしたよね。その御答弁、ずっといただいているんですけれども、そうではなくて、真砂も含めた図書館運営全般に関しての区民合意なり、区民の方々が議論できるような場の設定は当然必要だと思うので、その点はどう考えているのか教えていただければと思います。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 今、委員おっしゃられましたように、地区館の運営等については、利用者懇談会等あるいはアンケート、それから投書箱等によって区民の方々の御意見を承っていくという形をとってございます。

  全体的な部分についての図書館協議会ということをおっしゃられたんですけれども、例えば文京区の場合は、子どもの読書活動推進計画とか、そういうような部分についてもまだ未着手というようなところになってございますので、そういうような個別的な、子どもについて言えば文京区全体にかかわることであるんですけれども、そういうものについては個々に対応していきたいと考えてございますので、ほかの部分についても、必要があればその個別の課題についての必要な検討会を設けるというような形で考えておりまして、全体的な図書館協議会のようなものの設置は今のところ考えていないところでございます。

○島元委員長 前田委員。

○前田委員 分かりました。それぞれの課題があるごとに、そういう区民参加というのを議論していく場はきちんと確保していくということですね。分かりました。

  ただ、いろいろな個別計画とかつくる中で、全体会と部会みたいな構成でやっているところが多いですよね。今のお話は部会のお話だと思うので、そういった部会の活動が活発になったときに、初めてまた今後全体を網羅するような部分の場も必要だというような話に当然なってくると思いますので、そういう場合はぜひ御対応いただければと思います。

  あと、今後具体的な指定管理者候補者との協定というか契約になっていくわけですので、私どもが求めていたのが、指定管理者の受託における社会的責任を果たしていってくださいという部分も言っておりまして、障害者雇用の部分ですとか子育て支援の部分とか、あと環境に対する影響にどう配慮してもらうのかという部分ということも、当然視野に入れなければいけないと思うんですけれども、そういった点に関して、どう契約なり協定なりの部分で反映していくのかという点を教えていただければと思います。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 私どもの水準書の中にも、障害者の方の雇用についても配慮してくれということで、こちらにも書いてございます。

  水準書というのは、基本的に最低水準というようなところで考えてございますので、そこの部分についても働きかけをしてまいりたいと思いますし、当然、子育て支援の部分についても、配慮されたスタッフ体制というような形で提案されていると考えております。

○島元委員長 よろしいですか。

  前田委員。

○前田委員 分かりました。ぜひそういったところを配慮してやっていただきたいと思います。

  今後、指定管理者を導入されたことによるサービスの向上と財政効率ということも当然視野に入れているわけですから、そういったことがわかるような検証も、ぜひ今後やっていただければと思いますので、以上で質問を終わります。

○島元委員長 品田委員。

○品田委員 図書館事業サービスの大きな改革ということで、やはり区民の皆さんも非常に注目をしている、御心配をしているということもありますので、この間、ほぼ1年ぐらい、この件については、ここの委員会や行革の委員会等で議論されているというふうには思うんですが、改めて指定管理者を導入することをもう一度きちっと原点に戻って整理をして、きちっと説明をしていただいたほうが私はいいというふうに思うので、改めてもう一度確認させていただきたいんですが、つまり第3次行革の中で、この図書館事業になったということで、まず指定管理者とは何ぞやというところからいくとちょっと大変なので、皆さんの御心配の中に、図書館事業に指定管理者の導入はなじまないのではないかという大きな疑問がわいていますよね。そこに対しては、行政として、まず指定管理者をこの図書館に導入することの政策決定ですね、そこをまずはっきりと説明をしていただけますか。

○島元委員長 小野澤企画課長。

○小野澤企画課長 今回の行革の中で、図書館については一つの大きな柱として打ち出してきたわけでございますけれども、その議論の中で、国でのやりとり等の御発言の検証も、図書館のPTの中で行うというような形で議論を積み重ねてきたところです。私どもとすれば、指定管理者制度そのものがまだそんなに制度的に熟している時期には来ていないというときの議論でございますので、当然、指定管理者制度を前提に考えた場合に、利用料金制度というのが一つの大きな検討事項に入ってまいります。

  これを前提に考えますと、図書館というのは、当然、いわゆる利用料金を取ってするサービスとは全く異なりますので、そういう面でもなじまないという意識は同じように持っております。ただ、委員の先生方も御承知のとおり、私どもの区でも指定管理者制度を導入しても、利用料金制度をとっているのはスポーツ施設だけでございます。ほかの施設はそれぞれ違った目的でございますけれども、利用料金等が発生しないという中で、なおかつその制度的なメリットを活かしてという導入でございますので、図書館についても全く同様な考え方を持っております。

  そういった部分については、再三、図書館長からも言っておりますとおり、いわゆるプロポーザルによって区のほうの一定の方向性を持つ業者を選定したり、真砂中央図書館を残すといったことによって、十分クリアできるだろうという中で、今回の行革のまとめがなされたという経過でございます。

○島元委員長 品田委員。

○品田委員 分かりました。

  この第3次行革のところの指定管理者制度の説明の中に、今まで公共が担ってきた役割の中には、区民ニーズが非常に多様化をしていて、そのニーズに効果的、効率的に対応するには、職員がやるだけではなくて、民間のそうしたすぐれたノウハウを活用することを期待されているという一つ大きなメリットがあります。それから、民間の手法を用いて管理経費の縮減といいますか、コストの削減にもつながるということがあります。

  最初のノウハウを活用するという意味では、先ほどから議論があるように、業者のほうからのいろんな新しいアイデアが示されて、それで評価をされて指定されたというふうに思うんですが、確かに私たちの利用する図書館というのは、それこそ私が子どものころとは全く違って、今はもうITも活用しなくてはいけないしということで、いろんな図書館の役割を期待されている。

  たまたま土曜日に小石川図書館に行ってみたんですけれども、非常によく活用されて、隣の公園というんですか児童遊園、あそこが今一番紅葉がきれいなときで、本の好きな方は、こんなところでお茶でも飲みながら本を読んだら本当にいいのにと思うぐらいなとてもいいお天気だったんですけれども、何かそんなようなこともできたらいいのにとか、いろいろ図書館から夢が膨らんでいくわけなんですが、いろいろ民間のいわゆる事務的な話だけではなくて、本を読んだり、本を楽しんだり、それから図書館を利用することの民間のノウハウがやっぱり必要なんだろうというふうに思いました。それで、そういうことをかなえてあげたい。お休みの日にも借りに行ったりとか、夜遅くても本を親しむ機会を取り除くのはいけないことなので、そういったいろんな利用の仕方を受け入れるという意味では、民間のそういった活用は必要なのかというふうに思います。

  ただ、問題があって、管理経費の縮減というところで、第3次行革の中で、今回の中央館のみは直営で、あとは指定管理にしたこの理由の中の一つに、コストパフォーマンスのすぐれた順でいくと、全館、指定管理者を導入したA案は7億3,400万円、それから今回導入されるC案は8億5,600万円、そしてB案、全館直営でやる場合は9億5,000万円という形で、コスト的には真ん中をとったということですよね。

  それから、御心配の点の管理の縮減をすることによってサービスが低下するのではないかというのが一番の皆さんの御心配だと思うんですね。その辺をどう担保するのかというのはこれからのことなので、指定管理者の企画書というか、選定する上でのそういったものをとりあえずは信じるよりはしようがないということなんですけれども、契約という形になったりとか、きめ細かなことでこういったことをしっかりとやってもらうという担保をしていくということなんですが、今お話ししたように、管理コストの縮減とサービス低下につながるのではないかという御心配を払拭する意味では、どういったことを区として確認をして指定管理を導入したという、そういったことをきちっと説明していただけますか。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 まず、今回の第3次行革の場合は、行政コストの削減ということもありますけれども、それ以上に、これまでの行政サービスの向上という視点が強い側面でございます。

  今回、図書館についても、指定管理を導入することによって、開館時間の延長あるいは開館日の拡大というようなことを図って、それは今までとほぼ変わらないコストの中でサービスの向上が図れているという観点でございます。

  今回、各事業者から出された提案書の中でも、サービスレベルについてはかなり高い水準のものが出てきていると思っております。それを明確に今後は協定書の中で来年度以降にやっていくものを位置づけて、それについては毎年度、評価をきちっとしていくというところで、よりよいものを目指していきたいと思っております。

○島元委員長 品田委員。

○品田委員 先日、自治制度の特別委員会の午前中に、ちょっと話は違うんですが、議会との基本構想の役割や議会の役割ということで、明治大学公共政策大学院の青山教授に来ていただいてお話を伺いました。その中で市場化の問題を質問された方がいらっしゃって、そのときに、このように教授はおっしゃっていました。「市場化は極めてあいまいである。必ず過ちを犯す。だから、その前提のもとに公共が関与することが大変重要である」というふうにおっしゃっていました。私もそのとおりだと思います。まだまだ指定管理者やこういった制度にはなかなか、過ちという言葉が適切かどうか、成熟していないという意味できちっとした公共の関与は必ず必要だと私は思っています。

  そういった意味では、選択の中に中央館として真砂図書館を、先ほど企画課長がおっしゃったように、そこでしっかりとチェックをすることと、それから今までの行政サービスを維持しない、また行政が今まで培ってきたノウハウをしっかりと継承するという意味では、中央館である真砂図書館がきちっと存在意義を示しながら民間のノウハウというところはちょっと押しがあって、その辺はそういった選択だということは非常に理解できるし、私はそれは必要だというふうに思っています。

  今までこの間の先行して指定管理者を受けてサービスが始まっている事業も、それぞれの委員会の中で、こういった点が利用者の声を聞いていないんじゃないかとか、ここをちゃんと改修していないんじゃないかとか、人の問題でこういうところは問題があるという必ず指摘が、全く100点満点ではなかったという経緯はあります。私たちも議会として、しっかりとそういうところをチェックし、きのうの指定管理者の評価についてもきちっと指摘をさせていただいて、今後いい事業になるようにということも指摘させていただきました。だから、心配な点はあるけれども、中央館としての行政のチェックと、それから議会としてしっかりと住民の声を聞いて、また事業者としては利用者の声をしっかり聞いて、至らない点はきちっと改善するなりというようなことを示しながらやっていけば、私は、発展的に新しい図書館サービスにきっとなるということを期待ができるのかというふうに思っていますので、うちの会派としてはそういう、態度表明にもなるんですけれども、思っておりますので、御心配な点は十分、私たちも議会としては全くこれでよしとしているわけではないので、心配な点はあることも十分分かっているので、議会としてのチェックもしっかりしていくということをお約束して、私は今回の指定管理者についてはよしとしたいというふうに思っております。

○島元委員長 宮崎委員。

○宮崎委員 おはようございます。

  私も、よく図書館へ、2週間おきにずっと行っているんです。実は千代田図書館にも行っているわけ。それで、千代田図書館は指定管理になっていますね。

  これちょっと変わっているのは、僕は他区なものですから、本は5冊しか借りられないの。それは、文京区は30冊を借りていくとか、そういうことができるんですけれども、それで、いつものように2週間置きに水道端図書館に行ったら、これをくれたの、「文京のよりよい図書館をつくる会」の会報ということで、そこにはいろいろと今回の指定管理になっていろいろな不都合というか気になる点、そういったものがここにずっと書かれているわけですよ。その中で問題になっていくのは、長年の蓄積を誇る児童へのお話会を初め、地域の特性に応じたサービスの蓄積が崩れるというところが3番目に載っているのね。今もサービスが逆に向上するとおっしゃっているわけだし、ほかのこの2つの会社の今回出してくれた計画の中を見ても、そういったものもいろいろなサービスがたくさん書かれていて、しかも新たなサービスまであって、僕は、これを見ていると、本当に新しく今度はよくなるんじゃないかと思っています。

  それで、先ほどもちょっと課長が答えていたんだけれども、これでいいのか確認したいんだけれども、時間帯がまず拡充されるじゃない。今までが、普通の日が8時までだったのが、これ、9時まででいいのかな。そして土曜が5時だった。これが9時になって、日曜日は5時から7時か。祝祭日はどうなってしまうの。これはやはり日曜日と同じでいいんですか。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 今、委員おっしゃられましたように、開館時間の延長ということでございます。

  それから、祝日については、今まで文京区の図書館は、他区においては開館しているところが結構多くなっているんですが、休館であったんですけれども、この指定管理導入によって開館し、しかも開館時間については9時から7時までということで、日曜が今5時でございますが、7時に延長すると同じような形にとってございます。そのほかにも、年末については今まで12月29日から1月4日まで休館というような形であったものを、1日だけですけれども、12月30日からという形にして、1日多く開館をしていくというようなところで、開館時間の延長及び開館日の拡大というのを図っていきたいと考えてございます。

○島元委員長 岡崎委員。

○宮崎委員 私みたいに忙しい身になりますと、本当に土曜日の5時に本を返しに行こうかとか借りに行こうかと思ったら、土曜、日曜なんかいつも閉まってしまっている。だから、これから7時まで、それから土曜日が9時までやっていただくということは、利用者にとっては本当にサービスになると思います。

  それで、この2つの会社、紀伊國屋さんとそれから図書館流通センターさん、そういうのを、今まで書類を出していただいたものを、私、ちょっとチェックしてみました。本当に先ほど前田委員も言ったように、いろいろな項目がきちっと出ているよね。それで、それに対して対応が、児童サービスについての考え方とか、そういったものがあって、年間を通じて実施していくのはどういうものか、工作会とかお楽しみ会とか、こういう今までやっていたこと、こちらにもこれを書いてあるんだけれども、今までやっていたことと本当に遜色がないし、それ以上に新たなものをどんどんやっているということが出ていますし、障害者に対してのサービスとか地域の特性とか、そういったものを彼らがそのままやってくれると、本当にすばらしいものになるんではないかと私は思っている。

  新たにITの問題なんかもあるんですけれども、1つ聞きたいのが、次の4番目にこういうふうに書いてあるの。「文京区のすぐれた図書館職員が一斉に姿を消し、今まで積み上げられた経験が壊されてしまった」と言っているんだけれども、これを見ると、実はもう既に図書館流通センターの人たちは、ことしの4月ごろからもう委託で何人も入っているんだよね、これを見るとね。こちらの紀伊國屋さんも本を入れたり、いろいろなことでしょっちゅう来たりいろいろしているみたいですし、そういった点では、僕はそんなにないと思うんだけれども、すぐれた図書館職員と言うんだけれども、こちらの紀伊國屋さんは、司書資格取得者が90%、つまり、159人のスタッフがいるのに、144名も取っているということなんですよ。それで、今度はこれになったらば必ず55%以上はそういった司書率を上げてやりますよということがこれには書かれているわけ。そういうことを見ると、これから時間がある程度解決するから、いろんなことでまた地元の人たちとも話し合ったりしていくから、こういうものはある程度解決されると私は思っています。

  5番目に、「ボランティアの人たちとの信頼関係が崩れて、図書館ボランティアの協力は弱まる」と言うんだけれども、私もボランティアの宮崎なのでいろいろ分かるのだけれども、ボランティアって、受け皿がきちっとしていれば必ず新しいところでもやりますよ。今、実は平成14年度から図書館ボランティアというのをやっているよね。それで、今41名の人が7団体で図書館のボランティアに協力している。多分、これもこの新しいところともうまく話がつくと思いますよ。というのは、ほかにも、関口台小学校なんかでも話し方というのをやっているんだよね。

○島元委員長 ちょっとその辺で質問して……

○宮崎委員 じゃ、ちょっと質問したいのは、紀伊國屋さんが90%ぐらいも司書資格を持っているんだけれども、片一方のほうはそれが書かれていない。その代わり、資格を取るためにいろいろな条件を出して、夏休みは必ずそれをやらせますよとか言っているんだけれども、こちらの図書館流通センターのほうの司書率は分かりますか。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 今、宮崎委員がおっしゃられたのは、紀伊國屋というかヴィアックス・紀伊國屋書店共同事業体なわけですね。

  今、社員が144名いて、90.6%の司書率があるというようなことですけれども、一応今回私どもが求めている水準では、水準書の中で司書率50%以上、これは当初からということで50%ということを求めています。これについては、ヒアリングのときにも各団体から聞いておりますので、これはすべてクリアできるということですし、図書館流通センターについても、流通センターのほうから出ている実績から見ますと、今まで指定管理でとっている館の実績から見ましても、決してヴィアックス等に劣るというところではございません。少なくとも50%以上の部分というのは出てくるというふうに考えてございます。

○島元委員長 宮崎委員。

○宮崎委員 次に、今まで図書館の希望や区民の企画による催事やボランティアはどういうふうに考えているか。ボランティアは、さっき言ったように、多分その41人の人たちはそのまま受けてくれるんではないか。もしだめだったらば、いろんなところからお願いしてもいいと思っているんだけれども、区のほうはどういうふうに考えているのかちょっと言ってください。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 今、図書館、ライブラリーパートナーということで、ボランティアの方たちにいろいろな活動をしていただいております。41人とおっしゃいましたけれども、一応、私どものライブラリーパートナーとして登録されている方は119人、これは平成21年9月末現在ですけれども、119人の登録の方がいらっしゃいます。

  この方たちについては、いろいろなお考えがおありになるかと思いますけれども、今後について、真砂中央館がボランティアの方たちの窓口というような形で連携をとっていきたいと考えてございます。その中では、地区館におけるボランティア活動ということを望まれる方たちにはそちらも御案内しますし、また真砂のほうで新たなボランティア活動をしていただくというようなことも考えてまいりたいと思っております。

○島元委員長 宮崎委員。

○宮崎委員 それと、その次が、図書館への希望や区民の企画による催事が気軽に相談できなくなると言うんだけれども、そういうことは私はまずないと思う。つまり、前からいた人も残っているわけですよ。

  それで、1つ問題になっているのが雇用の問題なんだけれども、非常勤の方々に対しては、2つの、AもBも非常勤をきちんと採用しますよと、今まで使っていた人たち。それで、ちょっと違うのは、こちらは19人と書いてあるんだよ、非常勤が、A、Bが。それで、こちらの要望書のほうが非常勤31名と。これは各幹事長殿に行っているので、中央執行委員会のほうから出ている人数なんですけれども、これはどちらが正しいの。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 すみません。多分、31というのは、真砂の非常勤3名を入れて31ということで、実際は、今、定数的なところで言いますと28というところが正しいので、図書館流通センターの出している19名というのがどこの部分なのか、これは分からないんですが、28名というのは定数の部分でございます。

○島元委員長 宮崎委員。

○宮崎委員 2つの会社、AもBも非常勤の人たちはそのまま採用しますよと、それで機会があれば正社員というのか、そのまま常勤でやってもらうというようなことも言われていますので、そういう人たちがこれからも……、その点はどうなの、確認したの、2つの会社に非常勤の人たちのことを。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 今回、非常勤の方の雇用については、私どもの業務要求水準書の中でも、現在、文京区立図書館で働いている非常勤職員等については、経験者雇用の面から人材の活用に配慮することということで、最低の部分としてうたってございますし、これについてはかなりいろいろな各方面から評価されている部分でございます。今回、これに基づきまして各事業者からの提案の中にも、例えば図書館流通センターの場合ですと「地域住民と図書館の信頼関係の構築とサービス向上のため、従事者の継続的雇用を重視しております」ということで「運営のノウハウを持ち、地域に対する理解の深い現職員の方々には、今後の運営に対する中心的な人物となっていただきたいと考えております。こういう活動のできる方については、現状の待遇を考慮した条件で雇用を考えております」というような形でTRCのほうも出ておりますし、それからヴィアックスのほうについても「業務に対する意欲があり、私たちの企業方針に御賛同いただける希望者は、業務経験者として喜んでお迎えします。非常勤職員採用の場合は、現在の給与水準を維持できるように努めます」ということで提案書にも出ておりますし、ヒアリングの折にも現非常勤の方たちの経験者雇用の観点からということで、ぜひ雇用を進めていきたいというようなことでヒアリングを受けております。

○島元委員長 宮崎委員。

○宮崎委員 それは、課長、やはりしっかりと言ってくださいよ。それでないと、ここも向こうも2つともうたっているんだよね。ここに19名と書いてあるの、上のほうに。だから、それで聞いたわけ。やはり皆さんだって、非常勤の人だって不安になっていると思うので、早く2つの会社に、A、Bの担当のところにははっきりと言って、これはきちっとやってくださいとしっかり言ってください。お願いいたします。

  それと、次は、住所や電話番号などの個人情報が企業の手に渡るというのはあるけれども、こういった問題も、この中ではマークを2つ分とっているんだよね。個人情報というのはなかなか難しくて、どこがやってもなかなか悪い人は出てくる場合もあるので、これは難しいと思うので、以上の点はここの図書館の人たちが気になっている点なんだけれども、それはほとんどクリアできるわけですよ。だから、そういうことを考えてみると、私どもはやはり行政改革の中で、先ほど品田委員が言ったけれども、青山先生に私も市場原理のことを質問した一人なんですけれども、いわゆる競争原理も働いて、市場原理、新公共経営なんだけれども、日本は20年おくれているよと言われて、ただ、実は文京区というのは、平成12年から民間の活用を入れているんだよね。皆さんも知っているように、保育園、あれは平成12年から入れていますから、そういう意味ではそういう活用も入れています。これからどんどんそういった方向になるのではないかと私も思っておりますし、自民党としてはここで……

(「態度表明じゃないよ」と言う人あり)

○宮崎委員 そういうわけで、私の質問は終わります。

○島元委員長 岡崎委員。

○岡崎委員 今回、指定管理者の候補者の選定ということで、前々回の第2回定例会で導入についての議案が議決がされまして、今回は候補者の選定ということでございますので、なかなか正式に決まっていない部分もあるので、いろんな不安な点とか区民の方の心配な点もございますけれども、先ほど各委員からいろいろ御質問されて、今後そういった方向でお願いしたいと思いますけれども、先ほど品田委員からもありましたけれども、第3次行革と、また区民サービスの向上という観点で今回こういった形になったんですけれども、重複するかもしれませんけれども、大事なところは、今後、指定管理者制度になって、今の図書館が同じような、サービス向上も含めて、区立の図書館としての役割をしっかり担い、またそれをさらに発展させることができるのかということが大事だと思うんですけれども、ちょっとダブるかもしれませんけれども、その辺、もう一度お聞きしたいと思います。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 今回、指定管理者の候補者ということで選定させていただきまして、御議決をお願いするというような形になりますが、この2社については、今回、プロポーザル等行いまして、提案からしても非常にレベルの高い部分が出てきている、ヒアリングのときにも非常に高い提案をされているというようなところでございます。

  ただ、非常に高いレベルの業者ではありますけれども、それと同時に、真砂中央図書館が残って、しかもそこがきちっと対応していくということにおいて、この3者の関係でよりよい文京区の図書館をこれから目指してまいりたいと考えてございます。

○岡崎委員 先ほど、まだ成熟していないという部分も確かにあるのかもしれないですが、今後、ほかの指定管理者制度もそうなんですけれども、しっかり我々も目を行き渡らせなければいけない部分も多々あると思いますし、当然、行政もそれにかかわっていただかなければいけない部分もございますし、その辺、しっかり対応していただければと思います。

○島元委員長 瀧教育推進部長。

○瀧教育推進部長 いろいろ御意見ありがとうございました。

  私ども、公共サービスを担う者としまして、公務員だけに限定すると思っておりません。指定管理者を含む民間事業者、またNPO等、非営利団体も含めていろいろな方が担ってくれていると思っています。今回、地区館と中央館ということで協働方式をとりますけれども、今後それぞれ調査を活かしながら、また、今まで御指摘されたいろいろな懸念がございました、指定管理といったものには。そういうのも十分配慮しながら、区民サービスを向上したいと思っております。

○島元委員長 それでは、資料第13号の質疑はこれで終了させていただきます。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
○島元委員長 それでは、続きまして一般質問。

  宮崎委員。

○宮崎委員 私、1点だけちょっと質問させていただきたいんですけれども、学校フレッシュ水道というのかな。前、平成19年に多分、関口台町小学校がやったと思うんですけれども、水道をきちっとしたいい水を学校に配給するようにということで、国がある程度補助金を出していただいてやってくれるんですけれども、当時は公立小学校が1,300校あるうち400校、それが拡大されて、対象学区が、公立小・中学校、中学校も入ってくるんだよね。それで、それが2,000校の3割相当が該当してきて、そこでこれを平成28年までやるというんだけれども、実は平成19年で関口台町だけでストップをしてしまっているんですけれども、これは2つ方式があって、直圧直結給水方式というものと増圧直結給水方式がある。直圧直結給水方式というのは、区のほうが2割、それで東京都の水道局が8割、合計大体700万円ぐらい、もう一個のほうが増圧直結給水方式で、これが区の負担が4割、東京都が6割、これが大体1,000万円。多分、前のとき関口台町は1,000万円だったように僕は記憶しているんだけれども、この増圧直結給水方式で関口台町小学校はやったんですか。

○島元委員長 曵地学務課長。

○曵地学務課長 関口台町小学校のほうは2割8割のほう、ポンプは使わないで。ポンプを使わないと、要するに配水管の圧力だけで上へ上げるんですね。それが3階までしか届かないと言われていたんですが、場所によっては水道管自体が改善しておりますので、4、5階まで届くところもありまして、関口台町はそこに該当しまして、ポンプを使わない方式で2割8割の方式を受けてございます。

  それで、この事業なんですが、都の水道局のほうで、快適な生活を支えるおいしい水対策として、安全でおいしい水を蛇口から飲むという日本が誇る水道文化を次世代に引き継ぎたいため、次世代を担う小学生が水道水のおいしさを実感できるよう、この直結給水方式に切りかえる事業をモデル事業として平成19年から開始したものでありまして、それを受けて関口台町小学校のほうで実施したものでございます。

○島元委員長 宮崎委員。

○宮崎委員 うちの文京区はモデル事業だけで終わってしまって、その後はやらないの。これはちょっとそれを聞きたかったの。それで、児童の反応なんかが出ているんですけれども、今まで家から持参した水筒というのが14%ぐらい持ってきたらしいんだけれども、最近は、工事後は5%で、余り持ってこなくなった。学校のでいい、学校の水道を今まで84%使っていたのが、工事後92%使っていると。それで、子どもたちは水が冷たくなり水道水が好きになったとか、学校の水が家と同じようになって、おいしく飲みやすくなりましたと。いつでも冷たくなったので、毎日飲めるようになりましたと言っているわけ。教職員はどういうふうに言っているかというと、初めは、現在の水道に満足していますかと言ったら、最初は満足は31%だったらしい。それが工事した後60%満足していますよ、より安全でおいしい水が飲めるようになってよかったとか、児童の水に関する興味が高まってきたと思います。児童が水道の水を喜んで飲む姿が見られるのでうれしく思いますということで、こういうデータがあるんだよね。今後どうするか、ちょっとそれをお聞きしたい。

○島元委員長 曵地学務課長。

○曵地学務課長 水道局が、水道水がおいしい水ということをぜひ広めたいということで行っている事業ですので、その趣旨は十分理解しているんですが、まず、関口台町小をモデル学校として選定した理由なんですが、まず、今後その学校自体の改修計画がなかったということ、また、給水管が老朽化しておりまして、近い将来、改修をする必要が生じてくるだろうということで、この事業を利用して直結給水化方式にしたものでございます。

  ただ、都の補助金が、この水を飲む場所の給水管のみ補助の対象になってございます。トイレ系統、それ以外のプール系統の給水管は対象になっておりませんので、今回、関口台町小を工事したとき、やはり2重配管の部分が出てしまうんですね。そうすると、非常に工事としてはロスな部分も出てきますので、そういったことを踏まえて、給水管が老朽化しているところ、あるいは今言ったような条件をクリアできるようなところで、該当するような学校があれば、ぜひ水道局のキャンペーンにも協力したいんですが、恐らく最初は平成19年、平成20年の2年間の計画で400校やる計画だったんですね。それがやはり今言ったような条件に該当する学校がなかなかないということで、恐らくそんな期間は延長しているんだと思います。ですから、キャンペーンの趣旨は十分理解しておりますので、今後の給水管の改修計画にあわせまして、もしそういう条件をクリアするところがありましたら、検討の一つの選択肢にはしたいと思っております。

  以上です。

○宮崎委員 まとめます。

  水はやはりすごく体にも重要だし、水によってそれが害になっているところもあって、それががんになるとかいろいろあって、皆さんも自分のうちにいろいろ浄水用のものを用意したりして、特に外国なんか行くと水がすごく高いものね。そういうことはよくわかると思いますので、これをひとつこれからも考慮しながら計画を進めていってもらいたいと思います。

  以上です。

○島元委員長 品田委員。

○品田委員 教育現場の話で2つ質問させていただきます。

  1つは、今回報告がなかったですが、新型インフルエンザによる学校ないし学級閉鎖の状況といわゆる授業への影響を確認したいと思います。

  まず、事前にお伺いしたところ、全く学級閉鎖がないクラスと、最高で39時間ということでしたが、学級閉鎖によって授業時間がマイナスになっているところはどのぐらいあるんでしょうか。

○島元委員長 伊藤教育指導課長。

○伊藤教育指導課長 新型インフルエンザに伴います臨時休業の状況でございますけれども、授業として影響を受けていない学校が小学校で2校、それから、1日を大体5時間平均で考えますと、1日程度というのが7クラス、それから10時間以上が68クラス、20時間以上が30クラス、30時間以上が20クラス、これは小学校でございます。

  それから、中学校でございますけれども、約1日程度が3クラス、それから10時間以上が17クラス、20時間以上が14クラス、30時間以上が6クラスという形で影響を受けております。

○島元委員長 品田委員。

○品田委員 いずれにしても授業ができなかった子どもたちがたくさんいることは間違いなく、まして30時間以上というようなところも出てくると、今後の授業ができなかったところをどのようにきちっと授業を子どもたちに与えていくか、やっていただくかというところが大きな課題だと思います。

  今、結構授業数もぎりぎりのところでやっている中で、どう確保していくのかというのはなかなか難しいところなんですが、その工夫といいますか、授業をきちっと子どもたちに行うということをどういう形で補完していくのか、学校現場の中ではどういう工夫をされているのかお示しください。

○島元委員長 伊藤教育指導課長。

○伊藤教育指導課長 御指摘のとおり、授業時数と同時に授業内容の質を確保していくということは極めて大事なことだと受けとめております。

  現在のところ、小学校の例えば高学年で、標準時間数980時間のところを学校によっては1,040時間とか、かなり20時間、30時間、40時間上回る形で年間の当初に計画をいたしておりますので、標準時数の確保は現在のところすべての学校で行われているわけですが、場合によっては、標準時数を上回る計画の部分を閉鎖で食いつぶしている状況が発生しているということでございます。

  これにつきましては、例えば5時間目授業実施のところの6時間目を実施するでありますとか、あるいは始業式、終業式の日に給食を持ってきて、その午後を授業に充てるとか、閉鎖のあった学級を残して授業を行うというようないわば非常に苦しい策をとっているわけでございますけれども、まずはこの標準時間数を確保することを第1目標に、第2に、子どもたちに何とか授業の質の内容を確保するように全力を挙げてまいりたいと考えております。

○島元委員長 品田委員。

○品田委員 ありがとうございます。

  いずれにしても、学級によって全くないところとあるところでは、義務教育ですから、子どもたちが知識を習得する、きちっと授業なり理解ができるような形にしてあげなくてはいけない。ただ、余り詰め込み過ぎて、毎日のように6時間授業をしていたら、それは果たして、教育委員会としてはクリアしていても、子どもたちはその内容をきちっと理解しているかというのは疑問になるので、その辺は子どもたちの様子を見ながら十分にきちっと授業をしてあげられるような状況をつくっていただきたいというのが1つ。

  それから、実は、今話題になっている国の行政刷新会議のワーキングの事業仕分けを先週、ちょっと委員会が早く終わったので傍聴に行ってきました。ちょうどたまたま教育のところをやっていまして、仕分け人が教育現場の方もいらっしゃって、私なんか知らないようなことも結構いろいろ傍聴しながら大変勉強になったんですが、今、教員数をふやそうかどうかと、そういうところの議論だったんですが、その中で、いわゆる教員が生徒と向き合う時間数をふやそうというのが大きなアウトカムになっていて、その中で障害になっている大きなものの一つに、国から、または都からのアンケート調査が余りにも多いと。それで、仕分け人の一人がおっしゃっていたのは、小学校では200ぐらい、それから中学校では400ぐらい、毎日のようにアンケート調査が来るんだというような話がされていました。前から先生たちの事務にかかる時間が多くて、子どもたちに向き合う時間がなかなか少ないというのはずっとこの区議会でも言われていたんですが、本当にそんなに毎日のようにアンケートが来て、先生たちがそれに費やされているのであれば、それはちょっと教育委員会としても改善してさしあげなければいけないことだというふうに思うので、実態、その辺についてはどうなのか、ちょっと教えてほしいと思います。

○島元委員長 伊藤教育指導課長。

○伊藤教育指導課長 ゆとりを持って、子どもに向き合う時間の確保ということは極めて大事なことだと考えております。

  現在、国や都の調査といいますものは、本数、総数までは把握していないんですが、ほぼ毎日の形で、私どもを経由して学校のほうに行っている実態はございます。私どもとしましても、都教委のほうに不要不急の調査を除けばなるべく精選をするようにということ、これは申し入れをして、東京都も一定の配慮をし、調査によっては精選をしますというふうにアナウンスをしてくれているものもあるんですが、総数そのものがなかなか減っていかない実態はございます。

  また、私ども、区教委発の調査も、例えば授業内容にかかわるような調査でありますとか、本当に必要なものになるべく精選をして、本数を減らす努力はしなければいけないと感じているところです。

○島元委員長 品田委員。

○品田委員 そこの仕分け作業では、国のほうに、まず余り調査を多くするなというような仕分け内容も項目の一つだったので、少しは減るかもしれないのですが、ただ、今おっしゃったように、まずは子どもと向き合う時間が大事であって、それによって本末転倒になってしまって、今いろいろいじめの問題や、それから家庭での虐待問題等、学校の先生が子どもたちのいろんな表情に気づきを求められるということが役割として大きく求められている中で、単なる授業だけではなくて、生活や友達関係、それから家庭との関係で、きちっと毎日のように向き合っている担任の先生なり教員が気づいてあげるということが最初に必要だというふうに思うし、単なる気づきだけではなくて、信頼関係を持つ中でも、やはりきちっと子どもたちと会話をしたり、一緒にたまには遊んだり、いろいろ触れ合うということが必要なので、その子どもたちと向き合う時間を確保するための努力は続けてしていただきたいというふうに思います。

  以上です。

○島元委員長 渡辺委員。

○渡辺(智)委員 私は、ことしの4月からシビックセンター1階につけていただきました返却ボックスについての質問をさせていただきます。

  これは、今、図書館に行くとベストセラーになっている本の貸し出しの予約の数とか、いろいろな形で、社会人の方が使われている方が大変多く利用されているということから、そういう方たちに対してのサービスとして、できればこの回収ボックスをシビックにもつけていただきたい、大変利便性のいいところですのでということで提案をさせていただき、ついたわけでありますけれども、この今の利用率は半年間でいかがなものでしょうか。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 シビックセンター1階に設けました図書返却ポストについてでございますが、これは休館の月曜日を除きまして、毎日午前、午後1回ずつとりに来ているところなんですけれども、利用としては、月曜が休館でございますので、火曜日の部分が多いですね。火曜日については、例えば午前ですと200冊近くの本が、大体11月4日のときでも170冊とか、それから180冊とか、そのような形で来てございます、午前中だけで。午後でも、11月4日に78冊ということで、火曜日がお休みの場合はその翌日ということになりますけれども、やはり火曜日は多いと。ただ、逆に金曜、土曜という形になりますと、20冊、30冊というようなところになりますけれども、やはり休日明けの部分についてはかなり御利用率が高いというふうに考えてございます。

○島元委員長 渡辺委員。

○渡辺(智)委員 やはり土日に借りて読まれて、週明けに返すという可能性が一番高いと思いますけれども、この回収のコストというのは、今までどこの図書館で返してもいいということで、その回収する動線というか路線があったと思いますけれども、その中の一つとしてシビックが入ったのか、改めてシビックだけの回収にコストを使っているのかということを伺いたいんですが。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 コストとしては、今いわゆる協力者ということで、各図書館を回ってございます。その中の一つとして入ってございます。経費的にどれぐらいアップしたかというのは、ちょっと今、手持ちがないので、申しわけございません。

○島元委員長 渡辺委員。

○渡辺(智)委員 そうですか。そうであるならば、今、多分よその図書館でも返せるということが徹底されているわけでありますので、ひとつシビックでも返せるという周知をもっと多くしていただくとありがたいのかとも思いました。ここで返せるならば借りられるという、そういう感覚が数多くの方たちに周知されれば、もっともっと活用していただくことも可能でありますし、また、安心して借りて、翌週に返さなければいけないというよりも、仕事の合間、また、役所に来る間に、家族のだれかが持ってこられるということもあり得ますので、そこのところを要望させていただきたいと思います。

  あと、今後、この回収率が高いということで、数多い図書館でありますから、本当は地元で返していただくのが一番いいんですけれども、この間もよその委員会で、新聞の回収にしても何にしても、あればすぐ返せる、そういうエコの関係にもつながるというお話もありました。これは管轄ではありませんけれども、大きな駅とか、いろんな新しい置き場というか、設置できるところを検討されることはありますでしょうか。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 シビックに今回4月から設置しまして、休館明けということでございますけれども、一定の利用率が高いということもございますので、今後については、駅等については、駅との関係もございますから、経費等の面もございますので、今後の課題ということにさせていただきたいと思います。

○島元委員長 それでは、一般質問を終了いたします。よろしいですね。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
○島元委員長 6番目の付託議案審査4件に入らせていただきます。

  それでは、議案第54号、文京区立一時保育所条例の一部を改正する条例について、藤田男女協働子育て支援部長、提案理由の御説明をお願いいたします。

○藤田男女協働子育て支援部長 ただいま議題となりました議案第54号、文京区立一時保育所条例の一部を改正する条例について提案理由を御説明申し上げます。

  本案は、昨日の報告事項第3号のとおり、目白台一時保育所とキッズルームの事業を見直し、統一した一時保育事業を行うため、キッズルームを一時保育所条例に位置づけるとともに、運営等に係る規定の整備を行うものでございます。

  議案集の5ページをごらんください。

  まず、一時保育所の名称の変更でございます。

  「目白台一時保育所」を「キッズルーム目白台」に改め、「キッズルーム」を「キッズルームシビック」にするものでございます。また、利用時間を4時間以上10時間以内から、3時間以上8時間以内と改め、利用者の負担軽減を図るため、利用料を4時間3,000円、4時間を超えるときは、1時間ごとに700円であるのを1時間当たり600円に改めるなど、規定の整備を行うものでございます。

  本条例の施行は、公布の日から起算して四月を超えない範囲内において規則で定める日からでございます。

  よろしく御審議の上、原案のとおり御可決くださいますようお願い申し上げます。

○島元委員長 提案理由の説明は終わりました。

  それでは、早速質疑に入らせていただきますが、今ありましたように、昨日の段階で質疑は終えているという判断をいたしますので、早速、態度表明をしていただきたいと思います。

  自民党さん。

○宮崎委員 自民党は賛成です。

○島元委員長 民主クラブさん。

○品田委員 かねてより、時間延長、また利用料金についても少し下がるということもありますので大賛成ということで、賛成をいたします。

○島元委員長 公明党さん。

○渡辺(智)委員 公明党としても、議案第54号に賛成いたします。

○島元委員長 新風会さん。

○前田委員 新風会も、子育て支援がこういった形で拡充していくことは望ましいことだと考えますので、議案第54号に賛成いたします。

○島元委員長 日本共産党さん。

○関川委員 昨日もいろいろ意見を述べさせていただきましたが、多様な子育て環境を一層整備していくということで、この案件、第54号については賛成をさせていただきたいと思いますが、他区のいい例なども一層参考にして、もっとよりよい制度に研究していっていただきたいというふうに思います。

○島元委員長 各会派の態度表明が行われました。

  賛成7、反対ゼロです。

  議案第54号につきましては、審査結果、原案可決とさせていただきます。

  それでは、続きまして議案第55号、文京区保育の実施に関する条例の一部を改正する条例について、藤田男女協働子育て支援部長より、提案理由の説明をお願いいたします。

○藤田男女協働子育て支援部長 ただいま議題となりました議案第55号、文京区保育の実施に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を御説明申し上げます。

  本条例は、保育の実施及び延長保育に係る徴収金基準額の階層を新設するものであり、内容につきましては、昨日の報告事項第6号において保育課長より御報告したとおりでございます。

  本条例の施行日は平成22年4月1日となっております。

  よろしく御審議の上、原案のとおり御可決くださいますようお願い申し上げます。

○島元委員長 議案第55号の提案理由の説明が終わりました。

  それでは、質疑につきましては、これも昨日大半を終えておりますので、態度表明をお願いしたいと思います。

  それでは、共産党さん。

○関川委員 この保育料の値上げについては、私ども会派としても、いろいろ検討をさせていただきました。

  説明会にも出させていただきましたが、先ほど品田委員のほうから、今、民主党政権のほうで仕分け事業をやっているということでありましたけれども、その仕分け事業の中で、この保育の件が議論をされていますが、延長保育の補助金の440億円と保育所運営費負担金3,621億円の、そこのところの議論もされたわけですけれども、このことについては、保育のところの分野については無駄で省かなければいけないという意見は一つも出なかったということで、基本的には、子育て支援についてはきちっとお金をかけていくということでは、そういう流れが国のほうでもできてきているというふうに思います。この間、三位一体改革などで保育所の運営費が削られているということもありますので、この三位一体で削られた分については、またもとに戻していくような、そういう流れもやはりつくっていかなければいけないというふうに思います。

  今回、この見直し作業で、延長保育の補助金については、今まで一般会計だったものが特別会計のほうに回されるという、こういう後退をする部分がありました。しかし、当面、予算案の削減を免れたということになっているわけですが、ただ、この流れの中で高額所得者の保育料、現在の8万円、ゼロから2歳ですね、この国基準よりも引き上げるべきだという、そういう危険な意見が出されているというのもこの仕分け事業の一端です。区が説明会を行ったこの資料、本当はこの委員会にこういう資料もつけていただいたほうが、より分かりやすいというふうに思いますね。財源がどのくらい使われていて、他の区ではどういう階層になっていて、他の区で、きのうも言いましたけれども、渋谷区では新たにD22から24までの新しい階層を高いところで設定をしたんだけれども、逆に低い層のところにもきちっと配慮をして保育料の軽減をしているという、そういういい施策が行われているようなところについても、こういう資料に出していただくことがやはり大事だというふうに思います。

  そういう意味では、この説明会のときにも、国基準で、3歳児未満は8万円、3歳児以上は7万7,000円になっているんだということで、この国基準ではこんなに高いんだということでここに例示がありましたけれども、今回の仕分け作業ではそれよりももっと上げろという、そういう流れの議論も出されたということでは、きのうの議論の中でも、今度は高額の所得者のところに新たな階層を設けるということですが、やはりその流れをほかの階層にもかけていくというような流れになるような議論も、きのうの中では見えていたかというふうに思う。そういったときに、高額所得者だからいいだろうということではなくて、今こういう大変な状況の中で、いつこの景気の回復があるか分からない、もっと一層ひどい状況になるかもしれない、そういう中で、低い階層のところにも、今度の保育料の値上げが波及をしていくような、そういう流れになるんではないのかということで私どもは危惧をしています。

  よって、この議案第55号について、日本共産党は反対をいたします。

○島元委員長 新風会さん。

○前田委員 この議案第55号に関しては、私どもがかねてから言っております高福祉・応能負担という考え方に沿った見直しでございますので、賛成いたします。

  あわせて、ほかの利用料についても、今後は見直しの検討もぜひ進めていただければと思っております。

○島元委員長 公明党さん。

○渡辺(智)委員 私どもは、負担の公平性という観点から、この議案第55号には賛成いたします。

○島元委員長 民主クラブさん。

○品田委員 決算特別委員会の総括質疑のときに、子育て支援にかかわる区の財政的な手当てはどうなっているのかということを示しながら質問したときに、この3年間で10億円ふえているというような内容のデータを出してお話をしました。もちろん、政策には財源がかかるということの中で、財源も確保していかなくてはいけないという中では、保育の需要にこたえる意味で、今回こういった高所得者のところに限られていますけれども、25%ここにいらっしゃって、ここをきっちりと応能な負担をしていただくという区の姿勢のもとに提案されているわけですが、この間、説明会等もあって、区民がどういう反応を示すのかというところは注目をしていたわけですが、クレームがなかったというようなところも含めて、一定ご理解をいただいたという判断をもとに、今回のこの条例については賛成をいたします。

○島元委員長 自民党さん。

○宮崎委員 きのうもお話ししたように、高額所得者というのか、そういう方が25%、4分の1いるということで、ただ、待機児の人が150人以上いるということも考慮しながら考えると、そういった人たちがなるべく区の保育ができるような体制をつくっていくことも必要ではないかと思います。

  今回は応能負担の原則に従って標準化を図るということでありますので、自民党は賛成であります。

○島元委員長 各会派の態度表明が終わりました。

  議案第55号ですが、賛成が6、反対が1、審査結果は原案可決といたします。

  これから審査を行う議案第56号及び議案第57号の2件は、昨日、本日と御了承いただいたように、一括して議題といたしまして、一括して説明の提案を受けます。そして、質疑を行った後、個別に態度表明を行うという方法で行いますので、あらかじめ確認をしておきます。

  それでは、議案第56号、文京区立小石川図書館等の指定管理者の指定について、議案第57号、文京区立本郷図書館等の指定管理者の指定について、瀧教育推進部長より提案理由の説明をお願いいたします。

○瀧教育推進部長 ただいま議題となりました議案第56号、文京区立小石川図書館等の指定管理者の指定及び議案第57号、文京区立本郷図書館等の指定管理者の指定につきまして、提案理由を一括して御説明申し上げます。

  まず、議案集の13ページをごらんください。

  議案第56号の文京区立小石川図書館等の指定管理者につきましては、東京都文京区大塚三丁目4番7号に本社がございます株式会社図書館流通センターとするものでございます。

  次に、議案集の15ページをごらんください。

  議案第57号の文京区立本郷図書館等の指定管理者につきましてはヴィアックス・紀伊國屋書店共同事業体とするものでございます。代表者は東京都中野区弥生町二丁目8番15号に本社がございます株式会社ヴィアックスでございます。また、構成員としまして、東京都目黒区下目黒三丁目7番10号にあります株式会社紀伊國屋書店東京営業本部でございます。両議案とも指定の期間は平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間でございます。

  以上でございます。

  よろしく御審議の上、原案のとおり御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

○島元委員長 これらの議案については、既に時間をかけて御議論していただいたところでございますけれども、御質疑のある方。

  関川委員。

○関川委員 そんなに時間はかかりませんから大丈夫。

  きのう、きょうと議論、それから先ほどの他会派の方の議論を聞いていて、館長さんの御答弁を聞いていまして気になることがありましたのであれなのですが、情報公開でやっと全容が、これでもまだ黒塗りの部分がいっぱいあって、なかか全容が全部はつかめませんが、それでも、前いただいた資料よりは全貌がつかめる内容がここの情報公開で出されてきました。

  本当は、情報公開をかけなくても、こういう資料は委員会資料として、個人情報の関係はありますからあれですけれども、出せない部分は出せない部分として、もっと詳しい資料を出してくるべきだというふうに思いますよ。区民の皆さんの大切な財産が民間のところに明け渡されるわけですから、そういうことはぜひ今後のこととしてお願いをしておきたいというふうに思うんですが、一番の問題になっている安定的かつ質の高いサービスの提供ということで、ここにきょう傍聴の皆さんたくさんいらっしゃっていますけれども、区民の皆さんが23区の中でも質の高い図書館行政をやってきた、23区どころじゃなくて、全国的にも高いレベルの図書館行政を今までやってきた。この図書館の業務を民間に明け渡すというところで、今までのサービスの質が落ちるということが一番懸念をされているというふうに思うんですね。そういったときに、司書率50%を確保していくということで要求、水準書の中で言われていますが、この出てきた情報公開の資料では、人員配置計画ということで、配置予定表のところ、司書資格、図書館歴、勤務時間等々、両方とも、A、Bグループともそこのところが黒塗りになっていて明らかになっていないということでは、この賛否を決めるときに、こういうことについてきちっと出してきていただかないと判断のしようがないというのが1つと、それから、選書の部分ですね。きのう、第1次選書は、これから選定を多数決でされるというふうに思うんですが、されるところが第1次選書を行って、その後、真砂中央図書館が選書をするという、そういう仕組みになっているというふうに思うんですけれども、そういったときに、今、この大塚の図書館流通センターと、それから紀伊國屋が本を入れていますよね。その2社が大きいシェアを持っていて、文京区の図書館に新刊本とか納入していますよね。そういったときに、今度この2社が、第1次の選定をすることによって、自分の会社の部分について、もっと自分の会社の本を入れていくような、そういう仕組みが真砂中央図書館のところで第2次選定をするとはいっても、そういう危険が出てくるんじゃないかというふうに思うんですが、その辺はいかがかどうかということと、それから、この間、受付業務、委託をしていますよね。かなりの会社が、何社か入っていて、今も4社ですか、入っていますけれども、きのうちょっと聞き忘れてしまったんですが、この間いろんな問題がありましたよね。職員の皆さん、区民の皆さんから聞いたことですが、行くたびにかわっていると。それから、戻ってきた本が受付のところに1,000冊もたまってしまって、書架に戻される事業などがスムーズにいかないとか、今でもこの委託の職員の方々が区の職員にいろいろ聞いているというような実態があるというのを私は区民の皆さんから聞いているのですが、その辺のところはいかがなんでしょうか。

○島元委員長 質問はそこだけですか。

○関川委員 はい、それだけです。

○島元委員長 柳下館長。

○柳下真砂中央図書館長 まず、司書率50%というか、人員配置のところが目に見えないということなんですけれども、これは、司書率50%というのは水準書で明記してございますので、これは最低水準ということでございますから、これ以上のものが出される。これは、これ以下ですと水準書と異なるということになってきますので、これは受け入れられないということでございます。ですから、当初から50%以上のものは、これはクリアしていただくということでございます。

  それから、選書についてですが、確かに第1次選書は指定管理者が行ってはいきますけれども、これはすべての図書ということではないんです。やはり最終的には選書の決定権というのは真砂がすべての図書について見ていきますので、そこが偏るというようなことは考えられない。今までも、いわゆる見計らい等においても、業者が出してきたものについて最終的に図書館が決めてきたというところでございますので、それも問題ないかと思っております。

  それから、カウンター委託で、かわっているというようなお話なんですけれども、まさにこれは今まで入札制度に基づいてカウンター委託について毎年入札を行っていたというところで、より安いところがということで受けていたんですが、今回それを改めるためにというか、プロポーザル方式でやって、しかも指定期間について5年間ということでありますし、そこの実績についてはその後についても一定の評価をしていくというような形をとっておりますので、その辺の御懸念もないのかなと思っております。

○島元委員長 まとめるならすぐまとめて。

○関川委員 私が、委託、受付について聞いたのは、今までの実態としてそういう例があるではないかということで、つかんでいらっしゃることをきちっと言ってもらいたいということでお願いをしたんですね。

  それから、委員長にお願いですが、今回こういうことで、司書率の件とかが情報公開を通っても明らかになっていませんよね。

  それから、きのうも議論がありましたけれども、真砂中央館、その後の館はすべて指定管理者に明け渡すに当たって、真砂中央図書館の役割というのが一層大事になってくる中で、全体像が示されていないということでは、全体像を示されるのは第1回定例会になるというふうに思うんですが、それを待たずして、もう一回、委員会を開くなりして、この司書率、今、50%を担保するから大丈夫だというふうにおっしゃっているんだけれども、ここに出てきた内容だと真っ黒で、それはどうなるのかわからない、こういう状況の中で私たちは決断を求められているわけですから、そういう意味では、常任委員会は継続になっていますので、途中で委員会を開くなりの御対応をぜひ理事会で検討していただけないかということをお願いを……

○島元委員長 ちょっとよく分からないけれども、ただ、今言われている御議論の中では、図書館問題を一番明確にしておけば、議論がもっとスムーズに進んだという点があるとすれば、それは文京区の図書館のあり方という点で、真砂中央図書館がどういう方向に進むのかということを明確にして、それを皆さんに提示しての指定管理者ということであれば、かなり皆さんの議論がかみ合ったものになって、さらに進んでいくことになったかもしれないという思いがします。理事者の皆さんの中には、既にそういうものはどんどんつくられているようですけれども、必ずしも委員会の中で全貌が明らかになっていないというのはありますので、必要に応じて理事会でも開いて、必要な対応があればやらせていただきたいと思います。

  それでは、態度表明に入らせていただきたいと思います。

  2つの議案が出されておりますので、態度表明は一つひとつでやらせていただきます。

  最初に、議案第56号です。

  文京区立小石川図書館等の指定管理者の指定についての態度表明をお願いいたします。

  自民党さん。

○宮崎委員 サービスが問題になっていますけれども、これなんか見ますと、新しくいろいろ、館内のサインについてもどんどん新しいものをやっていきますよというふうに書かれておりますし、IC導入によるレイアウトの変更とか、これは黒塗りになっているけれども、多分企業秘密みたいなところもあるんじゃないかと思うので、黒塗りになったりしているんではないかと思います。

  それから、バリアフリー化の電子図書館の試み、これも新しくどんどんやっていくということが細かく書かれている。ここで一々言っていると大変なので。

  給食のときもそうだったけれども、初めやるときは、そういった不安があるという意見はいつも聞いていますけれども、いつも何とか無難にみんなうまくいっているのではないかと私は思っております。そういうことを信じて、自由民主党はこの議案第56号に賛成であります。

○島元委員長 民主クラブさん。

○品田委員 指定管理者の評価については、この間の議会で企画のほうが標準化ということでされて、そのシートにのっとって、今、評価を公表して、また、どちらかというと議会のほうがそれに対しては厳しくチェックをしているという今実態があります。

  今回の図書館の指定管理については、たくさんの皆さんの御心配があるということも重々区側としては承知をし、そして私どもは賛成をいたしますが、この指定管理については5年間という契約ではありますが、事によっては契約も解除をすることがもしあるのであれば、それはきちっと議会としても申し上げたいというふうに思いますし、やはり議会の目も、そして区民の目もしっかりとこの図書館事務サービスに注がれているということを十分指定管理者のほうにお伝えをしていただいて、今まで区ではできなかったさまざまな工夫やアイデアをぜひこの図書館事務の中で活かしていただいて、利用者の付託にこたえられるような、そういった館になることを期待して賛成をいたします。

○島元委員長 公明党さん。

○渡辺(智)委員 図書館に関しましては、23区の中で貸し出し数が1位ということを占めている。そういう意味からも、利用者の図書館に対する期待というものは大変多いというものは感じております。そういう中で、今回の書面の中におきましても、地域に密着して、利用者から支持されたサービスを着実に継承する、そしてまた、これ以上のサービスの発展向上、効率的な図書館運営を実現しますと約束をしているわけでありますので、しっかりとそのお約束を守り、また、今お話がありましたように、議会といたしましてもしっかり見届けていきたいという思いで、公明党といたしましても賛成させていただきます。

○島元委員長 新風会さん。

○前田委員 本日、きのうからの議論、質疑等の中でいろいろさせていただいたんですけれども、特に事業計画という形で提案をいただいたものに関しても、実現性の担保ということがやはり重要で、今後協定書なり契約書なりその仕様書の中できちんと事業計画にうたわれたことが実現するように求めていきたいと思います。

  特に人材の確保の部分ですね。現状の働いている方への配慮ということも当然うたわれておりまして、その中では事業の継続雇用を重視しているとか、現状の待遇を考慮した条件で雇用しますみたいなことはきちんと事業計画書の中に書かれておりますから、その点も踏まえていただきたいと思いますし、あと、サービス内容に関しても、児童サービスに関しても、現行を踏まえた上でさらに、来館できない子どもたちに対する配慮ですとか、障害者とか高齢者に向けてのハンディキャップサービスの部分ですとか、そういった地域の、資料のデジタル化等という御提案があったからこそ、そこが選ばれたということがありますので、そういったサービスの内容もぜひ担保していただきたいと思いますので、その点を求めたいと思いますし、あと、今後、この事業計画なり、結局どういう形で図書館のサービスが4月以降なりに提供されていくかということに関して、区民へきちんと情報開示、公開していっていただいて、一定区民からの御意見もきちんと踏まえた上での事業の推進をお願いしたいと思います。

  かつ、あと真砂中央図書館の体制強化もぜひ求めて、この議案第56号に賛成いたします。

○島元委員長 日本共産党さん。

○関川委員 この議案第56号については、きのうからのるる議論がある中で、業務水準書等々もいろいろ出してはいただきましたけれども、やはりまだ不透明な部分がたくさんあることと、それから、今回の指定管理者を導入する大きな理由の一つが、開館日の拡大、それから開館時間の延長ということでありますけれども、途中まで職員の方とそういうことが議論されていたことが、最後の終結を見ないまま急に行革ということでこういう提案がされてきたということでは、私どもとしても納得がいきませんし、それから国会の中でも前文部科学大臣が、この図書館行政には指定管理者はなじまないという見解をはっきり申し上げているということもありまして、この議案第56号については、区民の皆さんの大切な財産をこういう指定管理者に明け渡すということでは、私どもはこの案件に賛成することはできません。

  よって、第56号について、日本共産党は反対いたします。

○島元委員長 議案第56号の会派の態度表明が終わりました。

  賛成6、反対1、結果、原案可決とさせていただきます。

  それでは、議案第57号、文京区立本郷図書館等の指定管理者の指定についての態度表明をお願いいたします。

  日本共産党さん。

○関川委員 先ほど申し上げた理由によりまして、この議案第57号についても日本共産党は反対をいたします。

○島元委員長 新風会さん。

○前田委員 議案第57号ですが、こちらの指定管理者の候補者に関しても、人材に関しては業務経験者を喜んで迎えますということもございますし、地元の希望者の優先もいたしますと人材に関しても言っておりますし、サービスに関しても周辺施設とか関係者からの意見聴取を行うなど、あと、児童サービスに関しても、現行計画以上に、お父さんのための読み聞かせ講座の開催ですとか、多文化の資料の充実ということとか、あと、障害者の支援に関しても、点字図書館の経験も踏まえたものですとか手話講座の開催も可能だということを明記されております。

  しかも、子育て支援の観点においてのサービスの充実ですとか利用者の参加型の図書館運営ということもきちんと明記されておりますので、そういった点をきちんと実現できるような進め方をぜひしていただきたいと思いますので、この議案第57号に賛成いたします。

○島元委員長 公明党さん。

○渡辺(智)委員 公明党は、議案第57号も議案第56号と同じ立場で賛成させていただきます。

○島元委員長 民主クラブさん。

○品田委員 先ほどもお話ししましたが、公共の関与をしっかりとしていただくということをお約束をお願いしまして賛成をいたします。

○島元委員長 自民党さん。

○宮崎委員 これは先ほど言ったように、司書取得者90%で、しかも各館の司書率55%を必ず維持しますと言っております。

  今、前田委員も言ったように、業務経験者を喜んで迎える、それから非常勤の人たちも入れますよということも言っていただいております。しっかりと真砂図書館のほうでリーダーシップをとっていただいてやっていただきたいと思っております。賛成であります。

○島元委員長 議案第57号の各会派の態度表明は終わりました。

  結果、賛成6、反対1、審査結果は原案可決という形にさせていただきます。

  それでは、議案審査はこれで終了いたします。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
○島元委員長 続きまして、付託請願審査3件に移らせていただきます。請願受理第32号です。

 「30人学級」の実施を求める請願でございます。

  請願文書表の19ページをお開きください。この請願は、都及び国に対し30人学級の実施を要請することや、区独自に小学校低学年など、可能なところから少人数学級を実施することを求めるものです。


・受理年月日及び番号   平成21年11月13日   第32号
・件名         30人学級」の実施を求める請願
・請願者      文京区本駒込五丁目15番12号
           新日本婦人の会文京支部 代表  中島和子
・紹介議員     板倉美千代
・請願の要旨   次頁のとおり
・付託委員会   文教委員会
・請願理由
  東京都は、少人数学級を全国で唯一実施していません。子どもたち一人ひとりが学力を身につけ、楽しく学校生活を送れることを子どもも親も望んでいます。

  小学校低学年の場合、集団生活に慣れ基礎学力をつける上で少人数学級の効果が大きく出ています。

  東京都公立小学校長会からも、「1〜2年の1学級内定数を減少させていただきたい」と東京都教育委員会宛に要望書を出しています。今年度、文京区内の1年生の1学級人数が、31人以上の小学校は20校中9校にもなります。

  少人数学級と少人数学習の大きな違いは、クラスを小さくすることによって、先生の負担を軽くし、学力向上だけでなく、いじめや不登校対策など、学習面も生活面も学級運営全般に子どもに目がゆきとどくことです。

  OECD(経済協力開発機構)は、日本の学校教育への支出は、GDP比で比較可能なOECD加盟国(28カ国)のなかでワースト2位であり、教員は、格段の長時間労働であることを明らかにしました。またOECD加盟国の小学校の1学級平均児童数は、21.4人であるのに対し、日本は下から2番目と低水準になっています。どの子も健やかに成長してほしい、子どもたち一人ひとりを大切にとの願いから、「文の京」にふさわしく、他区に先駆けて一日も早く30人学級を実施してください。

・請願事項
 1 小中学校で「30人学級」を実施するよう、都と国に要請してください。

 2 文京区独自に、小学校低学年など、可能なところから少人数学級を実施してください。


○島元委員長 御質疑をお願いいたします。

  なければ態度表明をお願いしたいと思いますが、自民党さん。

○宮崎委員 1つだけ聞きたいのが、2番の小学校低学年、1年生とかには学校の先生を2名ぐらいつけるような計画があったんですか。今やっているのかな。その点ちょっとお聞きしたいな。低学年、1年生に対しては、担任のほかにもほかの補助の先生をつけているのかな。それをちょっとお聞きしたい。

○島元委員長 伊藤教育指導課長。

○伊藤教育指導課長 来年度、1年生、2年生、35人以上の学級には、すべて複数担任ということで実施したいと考えております。

○島元委員長 宮崎委員。

○宮崎委員 そういうことも考慮しまして、1番、小学校の30人学級、一応、我々自由民主党は保留にしたいと思います。

○島元委員長 保留。

○宮崎委員 はい。それで、2番のほうも、これは今言ったようなことから、今のところある程度対応できますので、これも保留にしたいと思っています。

○島元委員長 民主クラブさん。

○品田委員 先ほどの一般質問でもあったように、まずは子どもたちにしっかりと先生が向き合ってもらうということと、30人にしますと、キャパシティーの問題という現実的に非常に困難な問題もあるということで、学校整備をきちっとすることも含まれていると思いますので、この請願については1項、2項とも不採択です。

○島元委員長 不採択。

  公明党さん。

○岡崎委員 以前から言っておりますけれども、少人数学習、また先ほどありました複数担任制も含めまして、力を入れていくべきと思いますので、1項、2項とも不採択です。

○島元委員長 新風会さん。

○前田委員 やはり少人数学級、できる限り1クラスの人数を減らしていくということは、時の流れというか時代の流れでもありますので、ぜひこういったことを、30人学級等の実現を目指していくべきだというふうに一定考えておりますが、ただ、学校の整備等の、クラス数の問題等の、準備等の形も地元自治体としては必要ということもありますので、1項、2項とも保留ということにさせていただきます。

○島元委員長 保留。

  日本共産党さん。

○関川委員 この文章の中にもありますように、東京都立の小学校長からも、1、2年生の1学級内定数を減少させていただきたいということで、東京都の教育委員会に要望が上がっているというような動きもありますのと、この間、都民の皆さんから、東京都として、全国の都道府県の中でただ1つ、この少人数学級をやっていない都になってしまいましたけれども、24万という、そういうたくさんの署名が全国から寄せられて、東京都の教育委員会としても重く受けとめていきたいという、こういう動きがあります。

  東京都のほうは、オリンピック招致はやめると、また再度立候補するような動きを知事が示していますが、4,000億円という、こういうオリンピックに使うお金を貯金しています。こういうものを使っただけでも実現できるということで、それから国としても、全国の自治体で何らかの形で少人数学級が進んでいる中でも、国にもそういう流れがあるということでは、この請願事項の1について採択を主張いたします。

  それから2については、先ほど、この間の文教委員会の中でありましたけれども、小学校1、2年生35人学級以上のところには複数担任制を引いていくという、そういうきめ細かい施策がやられようとしているということで、これを少し工夫しただけでも、小学校1、2年生のところの少人数学級、文京区として踏み出すことは十分可能だというふうに思いますので、この2についても採択を主張いたします。

○島元委員長 受理第32号についての各会派の態度表明が行われました。

  採択が、第1項目1、保留が3、不採択が3ということになります。そういう点では、これはいずれも過半数に達していないということも含めて、保留の扱いになります。

  次項、第2項目につきましても同様、採択1、保留3、不採択3ということで、保留の扱いにさせていただきます。

  それでは、続きまして、請願受理第33号、認可保育園の増設を求める請願についてお諮りをいたします。

  請願文書表の21ページをお開きください。この請願は、区に対し認可保育園を増設することを求めるものです。


・受理年月日及び番号   平成21年11月13日   第33号
・件名       認可保育園の増設を求める請願
・請願者    文京区本駒込五丁目15番12号
         新日本婦人の会文京支部 代表  中島和子
・紹介議員      板倉美千代
・請願の要旨   次頁のとおり
・付託委員会   文教委員会
・請願理由
  厚生労働省は2007年調査の相対的貧困率が15.7%だったと発表されました。約6人に1人は「貧困」ということです。

  いまや、女性にとっても働かなければ暮らせない状況で、結婚しても出産しても、働き続けなければならなくなっています。しかも、働く女性の半分は非正規雇用で、出産して7割の女性は退職せざるを得ない状況です。

  文京区では8月時点で認可保育所待機児童は300人をこえました。私たちの「赤ちゃんリズム」小組に参加しているお母さんは「働きたいが保育園に入れない」「出産したら退職せざるを得ないのではと不安だった。現実に保育園に入れなくて退職したが、パートでもなんでもして働かなければ大変です」「いくつか認証保育所の現場を見て、やっぱり認証保育所ではなく認可保育園に預けたい」と切実な声が寄せられています。

  また、地方分権改革推進委員会では第3次勧告に保育の国の基準廃止が盛り込まれました。厚生労働大臣は待機児の深刻な都市部に限り、認可保育園の面積の最低基準を地方自治体にゆだねるとの考えを示しました。

  保育についての国基準は、面積についても、保育士の配置についても大変貧弱なものです。国基準を超えた改善こそ望まれます。

  安心して出産ができる、将来に希望がもてる社会でなくては、少子高齢化問題は解決しないと思います。

  認可保育園の増設を切望し、下記内容で請願いたします。

・請願事項
 1 認可保育園を増設してください。


○島元委員長 それでは、御質疑をお願いたします。

  なければ態度表明をお願いいたします。

  日本共産党さん。

○関川委員 保育園の待機児の問題はきのうも議論をいたしました。来年の4月に分園ができるということと、それから再来年には90人規模の認可園ができるということなんですが、ただ、残念ながらゼロ歳のところからでなくて1歳からという制限があるということと、それから、きのう出された参考資料の2のところでは、ゼロ歳児のところについては平成22年度で33人の定員を拡大していくということになっていますが、これは認証保育所の開設で賄っていくというようなことで、あと平成23年に1カ所、これも認証保育所ということで、この間、認証保育所については、狭い等々のいろんな問題点が指摘をされている中で、質の問題が保育ビジョンの中でもこの文京区としてまとめられていく中で、その担保ということを基本に置けば、やはり認可保育園の増設というのはどうしても必要だというふうに思いますので、この請願項目については採択を主張いたします。

○島元委員長 新風会さん。

○前田委員 昨日も議論しました子育て支援計画の中の保育のサービス料の事業計画をどういう形で、文京区としても待機児対策をしっかり取り組んでいくという姿勢が示されたかと思います。認可保育園に関しても、私立を誘致していくという方針に関しては私どもも支持していきたいというふうに考えております。

  さらに、平成22年度の区立の認可園の定員増も36人ということで、かなりの規模の増員もするということですので、この請願事項を読みますと、どちらかというと区立を増設しろというような読み方がされますので、区立というわけではなくて、認可園に関しては、ぜひ私立という形で増強されるということは私どもとしては支持したいと思いますので、この請願に関しては保留させてください。

○島元委員長 保留。

  公明党さん。

○岡崎委員 きのう子育て支援計画のところでも議論しましたけれども、この計画でも、先ほどありましたけれども、明確に来年度、再来年度という形で進みますし、具体的にも進んでいるということでございますので、不採択です。

○島元委員長 不採択。

  民主クラブさん。

○品田委員 人口推計からも、あと5年は子どもたちの数がふえて、そういった保育需要が増大するというニーズもあるということの中で、今回示されたような保育園のサービスの量についても、一定子育て支援計画の中で担保していくという御報告もありましたので、この請願については不採択をいたします。

○島元委員長 不採択。

  自民党さん。

○宮崎委員 きのうも言いましたように、やはり区が余りにも負担が多くならないようなことも考えなくてはいけない。人口の推移が確かに5年間はふえますけれども、その後、将来どんどん減っていってしまうという傾向もありますから、そういったことを考慮しながら、この平成22年度認証保育所開設で99名かな、そして認可保育所開設、これは私立の分園なんだけれども、20名入っている。そういったことを企画していただいておりますので、私どもは認可保育園を増設するということに対しては不採択でございます。

○島元委員長 受理第33号についての各会派の態度表明が終わりました。

  採択1、保留1、不採択5、審査結果は不採択とさせていただきます。

  続きまして、請願受理第34号、文京区立図書館への指定管理者制度導入に関わる請願をお諮りいたします。

  請願文書表の23ページをお開きください。この請願は、区に対し、区立図書館への指定管理者制度導入に当たり、サービス水準の維持・発展や運営における透明性の確保等を求めるものでございます。


・受理年月日及び番号   平成21年11月13日   第34号
・件名       文京区立図書館への指定管理者制度導入に関わる請願
・請願者    文京区千石二丁目1番12号 田中方
         文京のよりよい図書館をつくる会 会長  上田幸夫
・紹介議員     浅田保雄  ・  国府田久美子  
              田中和子
・請願の要旨   次頁のとおり
・付託委員会   文教委員会
・請願理由
  私たちは文京区立図書館への指定管理者制度(以下、指定管理という)導入について、以下の理由から慎重な検討を強く要請してまいりました。

 1.今日まで文京区が培ってきた図書館サービスの後退を招くこと。とりわけ区民の期待の高い児童サービスの低下は必至であり、子どもたちの成長の妨げになるという心配があること。

 2.専門的職員による図書館運営の継続性、持続性の維持が困難であること。

 3.無料が原則で収益を生まない図書館に指定管理はなじまないこと。

 4.数多く寄せられた区民意見や広聴意見では反対、危惧の念や慎重な検討を求める声が多く出されていること。

 5.多角的な視点から今日求められている図書館サービスのあり方の検討が不可欠であること。

 6.開館日の拡大・開館時間の延長等は指定管理を導入しなくても実施できること。

  さらに、6月18日開催された文京区議会文教委員会における「文京区立図書館設置条例改正案」の審議では、条例改正は賛成多数で可決されましたが、各会派から現在の図書館を評価する意見や、指定管理導入にあたって真砂中央図書館の役割の大きさとその充実を求める意見が出されました。

  そこで、下記事項についてご検討いただきたく請願いたします。

・請願事項
 1 指定管理業者の事業の遂行にあたっては「文京区立図書館業務要求水準書」のレベルを確保しつつ、サービス水準が維持・発展するための担保を明確にし、事業・運営における透明性の確保とそれに関する資料・情報の開示をしていただきたいこと。

 2 指定管理料と財政効率・人員削減の関連を明らかにするために、図書館から区民サービスコーナーを移転させることによる新たな人件費分も含め人件費・所要経費を積算・比較検討していただきたいこと。そのうえで、指定管理・直営等、どの運営形態が財政効率につながるのか検証していただきたいこと。

 3 真砂中央図書館を直営で運営することの重要性は、請願理由でも述べたように、複数の会派から出されています。このことをふまえ、職員の勤務体制は開館時間・開館日と同一とすることを前提に、地区館のバックアップとノウハウの継承が可能な職員体制を確保していただきたいこと。


○島元委員長 御質疑をお願いしたいと思います。

  関川委員。

○関川委員 この請願事項の2のところにあります、今度図書館が、残念ながらさっき採択されましたけれども、指定管理者に開放するということであるわけですが、区民サービスコーナーを移転させることによる新たな人件費も含めて所要経費を積算・比較検討していただいたことを明らかにしてもらいたいという、こういう請願なんですが、その辺のプラスマイナスの人件費の関係はどういうふうに今の段階でなっていますでしょうか。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 区民サービスコーナーの移転に伴う人件費につきましては、今まさに新たな人件費、諸経費について現在策定中でございますので、その比較ということは難しいということでございます。

○島元委員長 関川委員。

○関川委員 今の段階では定かにしていないということですけれども、これを明らかにして、さっきの情報公開の部分、個人情報の保護に配慮しつつ、区民の皆さんにも明らかにしていくような、それから真砂中央図書館の全容も明らかになっていない中で、その真砂中央館についての位置づけ、人員配置なども明らかになったところで区民の皆さんに説明をしていただくという、そういう機会を設けていただきたいというふうに思いますが、その辺はいかがでしょうか。

○島元委員長 小野澤企画課長。

○小野澤企画課長 図書館の内容そのものの比較検証は今後になると思うんですが、ただいまの区民サービスコーナーの移転に伴うというところだけに着目をすれば、この業務については図書館のマンパワーを活用するというところで図書館でやってきた。今回の地域活動センターでのこの業務についても、地域活動センターそのものの業務が大幅に変わるという中で、その職員のマンパワーを活用するということでございますので、一定、ここでのやりとりの中での人員増とかいう発想は生まれてこないというのが、ただいま私どもが想定している状況でございます。

○島元委員長 よろしいですか。いいですね。じゃ、関川委員。

○関川委員 じゃ、その人員増が発生しないというふうに踏んでいるということなんですけれども、その辺はきちっと、人員増の配置はないということが明らかになった段階で区民の皆さんに、中央館の全容とともに明らかにしていただくという説明会を開いていただきたいという点ではいかがでしょうか。

○島元委員長 柳下真砂中央図書館長。

○柳下真砂中央図書館長 図書館についての部分においては、いわゆる運営形態についての比較というのは昨年来もう何回もさせていただきまして、ABC案ということで図書館の部分の財政的な効率につながるところの検証というのはもう既にされているというふうに認識しております。

○島元委員長 では、質疑はそれで終わって、態度表明をお願いいたします。

  自民党さん。

○宮崎委員 この請願は、今までとちょっと変わっているなと思って。普通、結果がある程度出てしまった後に、このあれがまた出てきて、真砂中央図書館の役割と区のほうの今までの進み方についての問題点を指摘しているように思います、ある程度これは区は区なりにそれをきちっとやっていると私は思っておりますので、1番、2番、3番、それから先ほどからずっとお話ししていますので、私どもの意見はその中に加味されております。1番、2番、3番とも不採択でございます。

○島元委員長 民主クラブさん。

○品田委員 私ども民主クラブは、請願者とも面談をして、お気持ちや御心配の点も十分伺いました。また、行政側としての態度、政策決定についての過程も十分認識をし、会派で十分に審議をした結果、1項から3項とも不採択でございます。

○島元委員長 公明党さん。

○岡崎委員 先ほど若干議論もありましたけれども、現実的に大変に難しい問題も多々含まれておりますので、1項、2項、3項とも不採択です。

○島元委員長 新風会さん。

○前田委員 私どもの内部でも検討させていただいたんですけれども、まず請願理由のところの1から6の懸念事項に関してがこの請願の理由の中に盛り込まれてしまったことが、賛否を考える上で非常に難しい部分を招いた部分が結構ございまして、やはりここで書かれているようなもちろん懸念事項ということではあるとは思うんですが、もしこういう項目がなければ、素直に請願事項に関して検討できたかというふうに、こちらとしては思っていて、遺憾だと思っております。

  ただ、請願事項をこちらとしても検討させていただいて、この請願事項のみで判断するということで検討させていただいたんですが、1番に関しては、先ほどからずっと議論しているように、やはり透明性の確保というのは非常に重要だというふうにこちらとしても考えておりますので、この1項に関しては採択させていただきたいと思います。

  2項に関しても、財政効率の検証ということは非常に重要な観点だと思いますので、これに関してもぜひ区として取り組んでいただきたいと思いますので2項も採択。

  3項に関しては、この請願の理由の意味がちょっとよくわからないことがございまして、「職員の勤務体制は開館時間・開館日と同一とすることを前提に、」というところが、趣旨が私どもしてはわからないということですので、3項は不採択とさせていただきます。

  ただ、真砂中央図書館の体制強化に関しては、先ほどからるる述べているように、要望していきたいと思いますので、以上です。

○島元委員長 日本共産党さん。

○関川委員 日本共産党は、先ほどから、この指定管理者を導入すること自体は、本当に区民の皆さん、職員の皆さんが今まで文京区の図書館、質の高い図書館を守り育ててきたことに反するものであるという、そういう基本的立場があります。この請願については、それぞれ区民の皆さん、運動の皆さんが、ぎりぎりの選択としてこういう1項、2項、3項の請願項目を出されたというふうに思いますので、この1項、2項、3項とも採択を主張いたします。

○島元委員長 請願受理第34号の態度表明は終わりました。

  第1項につきましては、採択が2、不採択が5で、これは不採択の扱いにいたします。

  第2項は、採択が2、不採択が5で、これも不採択の扱いになります。

  それから、第3項目については、採択が1で、不採択が6という形で、これも不採択という扱いにさせていただきます。

  それでは、請願3案件については終了いたしました。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
○島元委員長 その他の事項についてお諮りをさせていただきます。

  1つは、本会議での委員会報告についてお諮りをいたします。

  文案作成について、委員長に一任をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

(「はい」と言う人あり)

○島元委員長 ありがとうございます。

  委員会記録についてですが、委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。

(「はい」と言う人あり)

○島元委員長 ありがとうございます。

  閉会中の継続調査については、議長に申し入れたいと思いますが、よろしいですか。

(「はい」と言う人あり)

○島元委員長 ありがとうございます。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
○島元委員長 以上をもちまして、2日間にわたった文教委員会を終了させていただきます。

  大変長い間の御審議、御熱心な御清聴まことにありがとうございました。

  理事者の皆さんも御苦労さまでした。


午前  11時58分  閉会


お問合せ先

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号

文京シビックセンター23階南側

区議会事務局議事調査係

電話番号:03-5803-1313〜4

ファックス:03-5803-1370

メールフォームへ