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本会議録(平成21年第3回定例会第6日、平成21年10月15日) |
更新日 2010年03月05日 |
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十月十五日(木曜日)
出席議員
一番 田中としかね 二番 菊見直広 三番 海老澤敬子 四番 松下純子 五番 渡辺智子 六番 上田由紀子 七番 浅田保雄 八番 萬立幹夫 九番 国府田久美子 十番 高畑久子 十一番 白石英行 十二番 名取顕一 十三番 橋本直和 十四番 高山泰三 十五番 山本一仁 十六番 若井宣一 十七番 松丸昌史 十八番 前田くにひろ 十九番 田中和子 二十番 板倉美千代 二十一番 関川今朝子 二十二番 田口孝一 二十三番 宮崎文雄 二十四番 武澤房吉 二十五番 戸井田ひろし 二十六番 渡辺雅史 二十七番 品田ひでこ 二十八番 藤野美子 二十九番 岡崎義顕 三十番 堀内喜司夫 三十一番 角野英毅 三十二番 村越まり子 三十四番 島元雅夫
欠席議員 なし
欠員 三十三番
出席説明員 区長 成澤廣修 副区長 小祝英二 教育長 根岸創造 企画政策部長 青山忠司 総務部長 大角保廣 区民部長 三縄毅 アカデミー推進部長 徳田隆 福祉部長兼福祉事務所長 佐々木治 男女協働子育て支援部長 藤田惠子 文京保健所長兼保健衛生部長 細川えみ子 都市計画部長 小野孝道 土木部長 松田照雄 資源環境部長 小須田喜則 施設管理部長 太田久仁宣 会計管理者 下田一美 教育推進部長 瀧康弘 監査事務局長 竹澤正美 総務課長事務取扱総務部参事 田中芳夫
事務局職員 事務局長 原口洋志 議事主査 齋藤勝美 議事主査 熱田直道 調査主査 諸久子 調査主査 坂田賢司 主任主事 工藤由佳子
議事日程 日程第一 報告第一号 平成二十年度文京区一般会計歳入歳出決算 日程第二 報告第二号 平成二十年度文京区国民健康保険特別会計歳入歳出決算 日程第三 報告第三号 平成二十年度文京区老人保健特別会計歳入歳出決算 日程第四 報告第四号 平成二十年度文京区介護保険特別会計歳入歳出決算 日程第五 報告第五号 平成二十年度文京区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 日程第六 常任委員会の継続調査について 日程第七 特別委員会の継続調査について 追加日程第八 議員提出議案第十三号 新型インフルエンザ感染拡大防止と入院・医療体制の拡充を求める意見書
午後三時 開議
○議長(武澤房吉) ただいまから、本日の会議を開きます。
○議長(武澤房吉) まず、本日の会議録署名人の指名を行います。
本件は、会議規則に基づき、議長において、 十一番 白 石 英 行 議員 二十五番 戸井田 ひろし 議員 を指名いたします。
○議長(武澤房吉) この際、書記より、諸般の報告をいたします。
〔議事主査朗読〕 平成二十一年十月八日 特別区人事委員会 委員長 西 野 善 雄 文京区議会議長 武 澤 房 吉 様 地方公務員法第八条、第十四条及び第二十六条の規定に基づき、一般職の職員の給与について別紙第一のとおり報告し、別紙第二のとおり勧告します。
また、同法第八条の規定に基づき、人事制度等について別紙第三のとおり報告します。
〔別紙省略〕
○議長(武澤房吉) 次に、日程の追加について申し上げます。
〔議事主査朗読〕
追加日程第八 議員提出議案第十三号 新型インフルエンザ感染拡大防止と入院・医療体制の拡充を求める意見書
○議長(武澤房吉) 以上一件を本日の日程に追加いたします。
○議長(武澤房吉) これより、日程に入ります。
この際、日程の順序を変更し、追加日程第八を議題といたします。
〔議事主査朗読〕
追加日程第八 議員提出議案第十三号 新型インフルエンザ感染拡大防止と入院・医療体制の拡充を求める意見書
議員提出議案第十三号 新型インフルエンザ感染拡大防止と入院・医療体制の拡充を求める意見書 新型インフルエンザの患者数は増加の一途をたどり、国立感染症研究所の十月七日付けの報告によれば、全国五千の定点医療機関での一医療機関あたりの患者数は全国平均で六・四〇人、定点以外を含む医療機関を九月二十八日から十月四日までの一週間に受診した患者数は約三十三万人と推計されています。全国的な広がりと患者数の増加、死亡報告や小児脳症患者の報告が相次ぐようになり、国民は大きな不安を抱えています。
厚生労働省は、八月二十八日付けで、都道府県、保健所設置市、特別区に対し、「新型インフルエンザ患者数の増加に向けた医療提供体制の確保について」などの情報を提供していますが、自治体に必要な対応策の検討を求めるに留まっております。既に本格的な流行期に入り、感染拡大に対する予防対策や患者の受け入れに当たっての医療体制の整備、そのための財政支援など多くの支援が必要です。
よって、文京区議会は、政府に対し、新型インフルエンザ感染拡大防止に対し以下の対策を強く求めます。
記
一 ワクチンの国内生産の増産をはかるとともに、ワクチンの任意接種についても負担のあり方に十分な配慮を行うこと。
二 輸入ワクチンについては、十分な安全性の検証を行うこと。
三 重症患者の受け入れに当たる医療機関に対し、診療体制の確保や医療機器の整備が行えるよう、十分な財政的支援を行うこと。
四 ウイルスの変異に対する監視体制を整え、研究の強化を行うこと。
以上、地方自治法第九十九条の規定に基づき意見書を提出いたします。
年 月 日 文京区議会議長名 内閣総理大臣 財務大臣 あて 厚生労働大臣
○議長(武澤房吉) お諮りいたします。
議員提出議案第十三号は、お手元に配付のとおりであります。
本案は、全議員提出議案でありますから、提案理由の説明及び委員会付託を省略して、直ちに原案を可決したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武澤房吉) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第十三号は、原案のとおり決しました。
○議長(武澤房吉) 次に、日程第一から第五までの五件を一括して議題といたします。
〔議事主査朗読〕 日程第一 報告第一号 平成二十年度文京区一般会計歳入歳出決算 日程第二 報告第二号 平成二十年度文京区国民健康保険特別会計歳入歳出決算 日程第三 報告第三号 平成二十年度文京区老人保健特別会計歳入歳出決算 日程第四 報告第四号 平成二十年度文京区介護保険特別会計歳入歳出決算 日程第五 報告第五号 平成二十年度文京区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算
○議長(武澤房吉) 本案に関し、決算審査特別委員会委員長の報告を求めます。
〔決算審査特別委員会委員長「議長、二十三番」と発言を求む〕
○議長(武澤房吉) 決算審査特別委員会委員長宮崎文雄議員。
〔決算審査特別委員会委員長宮崎文雄議員登壇〕
○決算審査特別委員会委員長(宮崎文雄) 平成二十一年第三回定例会における決算審査特別委員会の審査報告をいたします。
本委員会に付託されました、報告第一号、平成二十年度文京区一般会計歳入歳出決算、報告第二号、平成二十年度文京区国民健康保険特別会計歳入歳出決算、報告第三号、平成二十年度文京区老人保健特別会計歳入歳出決算、報告第四号、平成二十年度文京区介護保険特別会計歳入歳出決算、報告第五号、平成二十年度文京区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の五報告につきまして、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
決算審査特別委員会は、去る九月七日の本会議において、議長指名による十八人の委員をもって設置され、同日直ちに正副委員長及び理事の互選を行いました。
九月三十日には理事会を開会し、委員会運営に関する基本的な申し合わせを行い、十月一日から実質審査に入り、会計管理者より、各会計の決算概要について総括説明を受け、これに対する質疑を行いました。
主なものを申し上げますと、次のとおりであります。
一 基本構想について 基本構想策定以降の財政運営の特徴について、また、基本構想の四本柱それぞれの達成率はどうか。
これに対する答弁として、十五年度までは、十三年度に策定した行財政改革推進計画に基づき、十六年度から二十年度にかけては、新行財政改革推進計画に基づき、それぞれ着実に行革に取り組みながら財政運営に努めてきた。その結果、経常収支比率は、十四年度から十六年度までは八〇%を超えていたが、十七年度以降は七〇%台で推移している。これは、これまでの景気の回復基調や人口増による一般財源の増加といった歳入面の要因に加え、行革による歳出面での成果であると考えている。
基本構想の進捗状況については、毎年度、基本構想実施計画事業を評価することによって管理している。二十年度は、「学ぶ」については五十三事業中四十七事業、「自立と安心」については七十一事業中六十八事業、「地域環境」については四十一事業中三十八事業、「地域の活力」については三十二事業中二十九事業など、四本柱平均で約九割の事業について、十分有効であると評価している。
二 二十年度の成果について 「子どもたちと高齢者への応援歌」と位置づけた二十年度予算について、その成果はどうか。
これに対する答弁として、子育て支援施策については、認証保育所保育料保護者負担の軽減や緊急一時保育などの充実を図った。特に、保育園待機児童緊急対策会議を設置して全庁的な検討を行い、保育園の定員改定などにより、待機児童の減少を図ることができた。
高齢者施策については、身近な困り事を解決するシルバーお助け隊事業への助成や、高齢者のためのサロン等の検討に取り組んだ。
いずれの施策も、育児と仕事の両立支援、子育ての経済的負担の軽減、高齢者の生活支援等の成果を上げることができたと評価している。
三 財政指標について 経常収支比率の増加要因と今後の動向、並びに財政健全化判断比率の状況はどうか。
これに対する答弁として、経常収支比率の増加要因は、特別区交付金や地方消費税交付金などの減により、分母となる歳入経常一般財源等が前年度に比べ約十三億円減少したことに加え、扶助費や繰出金等の増により、分子である経常経費充当一般財源等が約一億円増加したことによるものである。
今後は、景気の後退により、特別区民税や特別区交付金等の減収、生活保護費や乳幼児・義務教育就学児医療費助成などの社会保障経費等の増加が予想され、比率は上昇するものと考えており、内部努力の徹底と事務事業の見直しなどによる歳出削減を図りつつ、健全な財政運営に努めることが肝要である。
また、財政健全化判断比率については、実質赤字比率、連結実質赤字比率及び将来負担比率が前年度に引き続きいずれもマイナスとなっており、問題のない状況にある。
四 特別区民税について 特別区民税について、前年度と比較して増加した要因と今後の見通しはどうか。
これに対する答弁として、二十年度は所得水準に大幅な変動がない中、納税義務者数が引き続き増加し、特別徴収が約五億六千万円増加したことが税収増に寄与したと考えられる。
しかしながら、依然厳しい経済情勢の中、所得の減少が顕著であり、また、納税義務者数の伸びも鈍化していることから、特別区民税の回復は一時的なものであり、今後の見通しは極めて厳しいものになると認識している。
五 財源確保について 今後、どのように財源確保を図っていくのか。
これに対する答弁として、歳入の六割以上を特別区民税と特別区交付金が占めているため、これらの確保に最大限努めるとともに、国庫補助金や都補助金の一層の活用や、子育て世帯等への支援策を充実させ、人口流入への呼び水としていく。
六 基金について 二十年度決算における区税収入と基金との関係はどうか。
これに対する答弁として、これまでの人口増、景気回復を背景とした特別区民税や特別区交付金の増により、基金はここ数年で回復した。
しかしながら、厳しい経済情勢の影響により、今後、一般財源の大幅な減少が見込まれるため、経常経費を経常収入で充当し切れないときには財政調整基金の活用を、また、大規模区民施設の建設費には特定目的基金を充当するなど、各種基金を有効に活用していく。
七 人件費について 人件費の構成比が二十三区中最も高い水準になったが、その要因をどのように分析しているか。
これに対する答弁として、人件費の構成比については、当該年度の予算規模や退職者数に左右されるものの、二十三区の中では依然として高い傾向にある。
この要因として、他区に比べて保育所などの施設に職員を多く配置していることや、職員の平均年齢が高いことなどが考えられる。
今後は、団塊の世代の退職者がピークに達する平成二十一年度は微増するものの、その後は退職者数の減少及び新陳代謝による職員の平均年齢の低下に伴い、減少していくと予測している。
八 職員の人材育成の取り組みについて 職員のレベルアップと人材育成の取り組みはどうか。
これに対する答弁として、職員の人材育成については、文京区職員育成基本方針に基づき、職員の政策企画能力や政策法務能力の向上を図る政策創生塾を実施するほか、ホスピタリティ精神を身につける接客マナー関連の研修を充実させるなど、時代の変革に即座に対応できる職員の育成に努めている。
また、非常勤職員に対しても、区民感動サービスの担い手として、接客サービス向上研修を実施している。
今後も、職員一人一人の徹底した能力開発と意識改革に取り組み、さらなる行政サービスの向上を目指していく。
九 保育園待機児童対策について 二十年度の待機児童対策の実績と評価はどうか。また、今後の方向性はどうか。
これに対する答弁として、二十年度、保育園入所待機児童が急増したことを受け、全庁的な組織である保育園待機児童緊急対策会議を設置し、保育園の定員改定、認証保育所の誘致、グループ保育室の開設などを実施した。あわせて、区立幼稚園全園での長期休業中も含めた預かり保育を開始した。
こうした取り組みにより、ほとんどの区において保育園待機児童が増加する中、本区では待機児童を三十八名減ずることができ、本区の保育ニーズに適切に対応したものと考えている。
二十六年度までは年少人口が増加傾向にあることから、今後も保育所等の受け入れ体制の整備を進めていく必要があると認識しているが、長期的な人口予測も踏まえ、柔軟な対応が可能な施策を中心に、現在改定中の子育て支援計画に盛り込んでいきたいと考えている。
十 扶助費について 生活保護費など扶助費の増加と区財政への影響はどうか。
これに対する答弁として、生活保護費は、高齢化の進展や経済情勢の影響などにより、受給世帯数とともに毎年増加しており、十六年度の三十三億六千万円に対し、二十年度は三十六億六千万円となっている。
扶助費全体では、対前年比五・七%、約四億九千万円の増、七年連続の伸びとなっており、今後も景気低迷や少子高齢化社会の進展等に伴い、増加傾向が続くものと認識している。
一方、歳入については大幅な減収が見込まれ、区財政全体への影響は大変厳しいものになると想定される。
このような厳しい財政状況下にあって、今後の扶助費の増加に対応していくためには、不断の事務事業の見直しや効率的な財政運営に努めるとともに、歳入状況を勘案して、不足が生じないよう必要な財源措置を行っていく。
以上のような質疑がなされ、総括質疑を終了し、続いて、決算報告の内容審査に入りました。
報告第一号、平成二十年度文京区一般会計歳入歳出決算については、まず歳入から款別に質疑を行いました。
歳入全般にわたる意見、要望のうち、主なものを申し上げます。
一 特別区民税について 子育て支援施策等を充実させ、子育て世帯を初め、より多くの区民が住み続けたいと思う魅力あるまちづくりを進め、安定した税収確保を図られたい。
また、特別区民税の徴税については、東京都主税局からの派遣職員等、専門知識を有する職員を引き続き活用するとともに、区職員の人材育成にも努め、二十三区トップの徴税実績を継続されたい。
二 ふるさと歴史館入館料に関連して ふるさと歴史館については、地域に根差した歴史と文化の発信拠点として、観光ビジョンの中で提案された事業と連携するなど、来館者の増加に努められたい。
次に、歳出については、原則として款別に、必要により項別に分けて質疑を行いました。
ここで、審査の過程において出された意見、要望の主なものを申し上げます。
二款 総務費について シビックセンターの案内サインの見直しに当たっては、職員だけでなく、区民を交えたプロジェクトチームを組織し、十分な検討を行い、障害者等を含めたすべての来庁者のニーズを満たす仕組みづくりに取り組まれたい。
三款 区民費について コミュニティバスの運行については、高齢者や障害者など、区民の日常生活の助けとなっていることから、企業や大学等の協力を得て、早期に路線の拡大を図られたい。
五款 民生費について 障害者就労支援事業については、区が委託している事業者や指定管理者に、障害者雇用について協力を得るなど、全庁的な障害者就労支援策を実施し、障害者の雇用を確保されたい。
六款 衛生費について 子宮がん検診については、実施期間の通年化や医療機関の拡充等により、多くの女性が受診しやすい環境を整え、受診率の向上を図られたい。
八款 土木費について 道路維持・整備については、台風や大雨による被害が頻繁に発生している箇所については、関係機関とも協議の上、早急に対応し、安全・安心なまちづくりに努められたい。
十款 教育費について 放課後オアシス事業については、利用者が多く、地域での要望も強いので、関係団体と協議の上、地域の実情を踏まえて、放課後対策事業の拡充を検討されたい。
以上が、歳出についての主な意見、要望であります。
この後、引き続き特別会計の質疑に入りました。
平成二十年度文京区国民健康保険特別会計歳入歳出決算、平成二十年度文京区老人保健特別会計歳入歳出決算、平成二十年度文京区介護保険特別会計歳入歳出決算、平成二十年度文京区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきましては、それぞれ歳入歳出一括して質疑を行いました。
また、審査最終日は、決算審査に当たって、審査の充実を期するため、三班編成により現場視察を実施いたしました。
視察結果につきましては、お手元に配付いたしました視察結果報告書のとおりであります。
決算審査特別委員会視察報告書 【平成二十一年十月十五日】 視察日 平成二十一年十月十三日
視察地及び班編成
第一班 ・視察地 グループ保育室 こうらく、神田川橋梁架替工事進捗状況(掃部橋) ・班長 名取顕一委員 ・班員 海老澤敬子委員、高畑久子委員、田中和子委員、品田ひでこ委員、藤野美子委員、武澤房吉議長
第二班 ・視察地 本駒込西保育園、クラブ・すてっぷ(文京槐の会) ・班長 白石英行委員 ・班員 宮崎文雄委員長、山本一仁副委員長、上田由紀子委員、国府田久美子委員、堀内喜司夫委員、渡辺雅史副議長
第三班 ・視察地 大塚小学校育成室、福祉センター ・班長 浅田保雄委員 ・班員 橋本直和委員、高山泰三委員、若井宣一委員、前田くにひろ委員、島元雅夫委員
視察報告内容
第一班 一 グループ保育室 こうらく (1) 保育園の待機児童対策として、新たな保育メニューの施策が誕生したことを評価する。 (2) 本保育室が出来た事によって、幼稚園の保護者にとっても、経験ある保育士が身近にいることにより、育児相談のできる環境が整った。また、相乗効果として、幼稚園児には小さい子どもを思いやる心が芽生えた。 (3) グループ保育室の子どもたちが、幼稚園の行事にも参加するなど、幼稚園との連携もうまくできている。区有施設有効活用の良い例であり、積極的に拡大していくことを願う。 (4) 限られたスペースを効率的に利用しているが、保育室とトイレなどの水回り施設が、仕切りがあるのみで、同じ空間にあることは望ましくない。今後グループ保育室を増室する際は、スペースに余裕を持って作ることを希望する。
二 神田川橋梁架替工事進捗状況(掃部橋) (1) 神田川の護岸整備及び橋の架け替え工事については、順調に進んでおり、水害対策にも寄与できていることが確認できた。計画から約二十年が経過していることから、残りの橋についても早期に工事着手することを要望する。 (2) 「掃部橋」については、区の要望で、車道幅員を四mに拡幅したことを評価する。 (3) 「掃部橋」及び「古川橋」には、路上に白線を引き、歩行者の安全確保に努められたい。
第二班 一 本駒込西保育園 (1) 築三十三年の本保育園は、総工費約二億二千万円をかけ、耐震補強工事が施工され、耐震補強ブレースを設置しても日当たりに影響を与えない事や、ウッド風デッキ・耐震ダッチなど、良好なスペースの確保と共に、安全性が確保されたことについて評価する。 (2) プールの埋め戻しや人工芝・自動水洗・食育の窓・〇歳児室の床暖房など改修を施し、保育環境が向上していることを確認した。 (3) 今後も、他の保育園耐震補強工事の際には、更なる保育環境改善に努められたい。
二 クラブ・すてっぷ(文京槐の会) (1) 社会適応訓練と家族の介護負担軽減を目的として、槐の会独自事業として委託している、中・高校生の放課後居場所対策の状況について確認をした。 (2) ニーズは身体障害より知的障害が多く、その運営状況は順調に推移し、活動スペースの地下一階は採光が確保され、活動内容についても、施設の外へ出かけるなど、さまざまに展開されていることを評価する。 (3) 長期休暇の対応では、東京都監察医務院とかるた記念大塚会館の近隣施設を利用して運営されており、来年度以降も更なる対応を望みたい。 (4) 今後も、利用者の拡大が見込まれることから、事業の更なる拡充に努められたい。
第三班 一 大塚小学校育成室 (1) 平成二十一年四月に育成室の待機児童対策として、定員四十名で開設された大塚小学校育成室は、大塚小学校の児童を中心に現在、登録者二十六名(特別支援を要する子ども三名を含む)が利用している。児童専用の入り口の設置、帰宅時の指導員の誘導など、安全対策が確立されている点や、大塚小学校の協力を得て、校庭や体育館の使用なども行われていることから、子どもたちが放課後の生活を送るための施設となっていることを評価する。 (2) 今後は拡大する保護者のニーズや定員の確保に対応し、隣接するランチルームの活用など、さらなる子育て支援の充実を図られたい。
二 福祉センター (1) 福祉センターは、現在、文京区で建て替えを検討中である。既存の施設は築三十七年が経過しており、各所に老朽化のあとも目立ち、適宜改修が求められる。 (2) 建て替えにあたっては、幅広い利用者のニーズ把握に努められたい。特に、現在、スペースの関係で、就学後の特別支援を要する子ども達への対応が手薄になっている点は留意されたい。
視察報告にある要望事項については、理事者におきましても十分留意されるよう求めます。
以上のように、本委員会に付託されました報告第一号から第五号までの五報告については、すべて質疑を終了し、この後、報告第一号、平成二十年度文京区一般会計歳入歳出決算、報告第二号、平成二十年度文京区国民健康保険特別会計歳入歳出決算、報告第三号、平成二十年度文京区老人保健特別会計歳入歳出決算、報告第四号、平成二十年度文京区介護保険特別会計歳入歳出決算、報告第五号、平成二十年度文京区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、それぞれ個別に採決を行った結果、報告第一号から第五号までの五報告については、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
しかしながら、この決定に際しまして、日本共産党委員、市民フォーラム委員及び無所属委員から、報告第一号、第二号、第四号及び第五号について、それぞれ反対する旨の意見が開陳されました。
まず、日本共産党の反対意見を申し上げます。
二○○八年は、小泉構造改革の強行に加え、アメリカ発の金融危機が日本のあらゆる分野に打撃を与え、首都の中心に派遣村が出現するなど、貧困と格差がさらに拡大しました。
文京区でも、〇八年度の生活保護世帯は、九七年度と比べ約二倍の千六百二十五世帯、就学援助受給者は、今や全児童生徒の百人に対し十五人に上り、国保資格証は千七百五十三件と過去最悪の事態です。今ほど住民の福祉増進の区政運営が求められているときはありません。
それにもかかわらず、文京区は、〇八年度末で四百六十四億円の基金を積み立てながら、高齢者と低所得者層には税制改正による六十八億円余の増税、同時に医療、年金など社会保障の改悪で大きな犠牲と負担を強いています。
その上、七百八十名もの待機者がいる特養ホーム、七十倍にもなった区営住宅募集など、切実な区民の声に背を向ける区政は問題です。
一方、茗荷谷駅前地区、後楽二丁目西地区再開発に〇八年度だけでも十五億七千三百万円もの補助金を投入し、さらに大規模で問題が多々指摘されている、春日・後楽園駅前地区再開発を推し進めようとしています。このような区政運営は、到底認めることができません。
ことしの衆議院議員選挙で、国民不在、大企業優先の自公政治に終止符を打ち、国民の力による歴史的転換が起きました。今こそ生活保護の母子加算の復活などによる子供の貧困と格差の是正、医療差別と人権無視の後期高齢者医療制度、応益負担の障害者自立支援法の撤廃などの実現を求めるものです。
以下、委員会で指摘してきたとおり、 一、保育園の待機児童対策は、認可保育園の増設を基本とし、認証保育所の保育料補助を増額し、認可保育所保育料の値上げは行わないこと。育成室の増設で、待機児童及び五十人規模の解消を行うこと。また、孤立した子育ての解消のため、子育てひろば等を増設すること。児童虐待対策を強化すること。
二、一人一人に行き届いた教育を実現するために、少人数学級を行うこと。学校の改築・改修を急ぎ、図書室などの特別教室の冷房化を急ぐこと。
三、第三次行革による職員のさらなる削減、二〇一〇年四月からの区立図書館への指定管理者制度導入、学校給食の委託拡大は行わないこと。
四、福祉センター、教育センターの建てかえに際しては、療育と就学総合相談を子供中心の施設に一体化するなど、ソフト・ハード面とともに、保護者や障害を持つ子供たちの立場を尊重する方向で建設地の決定をすること。
五、特養ホームみどりの郷隣地の都有地活用による施設の増改築等で、待機者や家族等の期待にこたえること。また、都に特養ホーム等の用地費補助の復活を強力に求めること。
六、緊急雇用対策の活用による住宅実態調査を行うこと。住宅ストック活用も含めた高齢者、障害者等への住宅確保に加え、地域住宅交付金等による公共住宅の建設に踏み出すこと。
七、青年の雇用実態調査や総合相談窓口を設置し、緊急雇用対策事業を強化すること。
八、中小企業、商店への融資の返済猶予、リース料や家賃等の直接補助を行うこと。
九、コミュニティバスは、目白台、旧五中、大塚、小石川地域を結ぶ新路線を具体化すること。
十、国民健康保険料の引き上げ及び資格証の発行は行わないこと。必要な介護サービスの抑制をすることなく、高過ぎる介護保険料をさらに引き下げること。
十一、温室効果ガスについては、区有施設、企業、住居すべての削減目標を明らかにし、地球温暖化対策を区として前進させること。
十二、区民の理解が得られない議員の期末手当傾斜配分と費用弁償は廃止すること。
十三、競輪復活反対の運動を強めるとともに、東京ドーム内の馬券売り場は撤去すること。
十四、自衛隊員募集、国民保護措置、住民基本台帳ネットワークシステムと住基カード関係経費は認められない。憲法九条を守り、核兵器廃絶に向けて施策を展開すること。
以上の理由により、日本共産党文京区議会議員団は、二〇〇八年度文京区一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計決算を認定しません。
次に、市民フォーラムの反対意見を申し上げます。
二〇〇八年度は、アメリカ発の経済危機が世界を襲い、予期しなかった急激な経済状況の悪化が生じました。現在も区内事業者を取り巻く経済状況は厳しいものです。経済状況や区民の暮らしを敏感にキャッチし、区内中小企業に対する独自の効果的な支援を行うことを求めます。
財務指標は、健全な数値を示していますが、区民生活の質的な豊かさが保証されるものであったでしょうか。当初予算と決算歳入額の乖離は、この五年間、毎年百億円を超し、基金総額は四百六十四億円に上りましたが、〇八年度に最終年を迎えた新行財政改革推進計画は、区民にサービスの削減、縮小を押しつける行革でした。行政みずからを改革する行革及び秩序ある財政運営のためのルールを設け、財政規律の確立を図ることを強く求めます。
以下、市民フォーラムの指摘した意見を申し上げます。
一、区有施設の使用料減免については、区民が納得できるルールを設けること。
二、福祉センターの建設に当たっては、協議会の答申と付記を尊重すること。
三、再開発、高層化に特化したまちづくりではなく、区内全域の耐震化・不燃化事業を進めること。
四、国からの地域住宅交付金、まちづくり交付金は広く活用を図り、障害者や高齢者、ひとり親家庭等の住まい確保の施策を充実すること。
五、保育園の待機児童解消に努めるとともに、障害のある子供やさまざまな課題を抱えた子供の子育て支援は、福祉部でなく子育て支援部が専管組織として行うこと。
六、耐震改修については、高齢者向けの施策を充実すること。火災報知器設置助成は、災害時要援護者のみではなく、高齢者や障害者世帯を広く対象とすること。
七、区民の健康を守る新たな施策を行うために、医師会への補助金は組みかえること。
八、「文の京」施設予約ねっとシステムは、使いにくさを改めること。
九、文の京文芸賞は廃止し、区民の文化活動育成や区内の歴史や文化の発信を行うこと。
十、廃プラスチックは、容器包装リサイクル法による回収、資源化に努め、環境学習や情報発信のための拠点を持つこと。
十一、区立小・中学校将来ビジョンに先立ち決定され、教育センターを解体して学校を建設するという教育委員会の強引な統合校建設は認められません。
十二、住民基本台帳カード関連経費や国民保護措置に関する経費は認められません。
十三、大井競馬及び中央競馬、場間場外馬券売り場の撤去を求めます。
十四、区民の理解を得られない議員報酬期末手当加算と議員旅費は廃止すること。
十五、国民健康保険料の引き上げ、適正化のもとに介護保険サービスの利用抑制が進められたことは認められません。また、高齢者に負担を強い、差別的な制度である後期高齢者医療制度は廃止を求めます。
以上の理由により、市民フォーラム文京区議会議員団は、二○○八年度一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計決算は認定しません。
次に、無所属委員の反対意見を申し上げます。
二〇〇八年度は、景気の後退と区民生活の悪化も進み、これまで以上に区政の果たすべき役割が問われた年でもあります。
その中で、区立小・中学校将来ビジョン素案を白紙撤回したこと及び元町公園、旧元町小学校を取り壊す計画を撤回し、今後の活用に道を開いたこと、情報公開の推進、文化財の保護に向けての一定の前進は評価されるものです。
しかし、元町公園、旧元町小学校校舎の扱いはそのままになっています。区として文化財の指定をすべきです。
一、大規模再開発を進める区政では、前区政と同じです。茗荷谷駅前、後楽二丁目西地区再開発に巨額の補助金を投入し、さらに、新たに大規模な春日・後楽園駅前地区再開発を推し進めようとしている区政運営は認めることはできません。再開発計画の見直しが必要です。
二、障害者や高齢者等の生活の場を確保するために、地域で生活できるグループホーム等の建設を、計画倒れになることなく具体化することを求めます。
三、補助金は、すべて一度ゼロに戻し、仕分けをして、慣例・慣行は廃止し、必要な課題には上乗せを図るなどの再整理を求めます。
四、武力攻撃、戦争を想定した国民保護措置に関する経費は認められません。
五、CO2削減、低炭素型社会の実現、新たなまちづくりに向けて、文京区が他の都市の先頭に立つ積極的施策に転換すべきです。
六、環境対策はまだまだ不十分です。サーマルリサイクル実施を見直すことを求めます。
七、保育園、育成室の待機児童解消に全力を上げることを求めます。
八、福祉センター建てかえについては、区民の声を尊重し、建設計画を進めるべきです。
九、八ヶ岳高原学園は、教育施設である位置づけを明確にし、自然と触れ合う教育のさらなる推進を求めます。
十、区民の声に反した五中、七中の統廃合に関係する経費は認められません。
十一、これまでつくり上げてきた、誇れる文京区の学校給食を守るため、給食業務委託に反対します。
十二、毎年の国民健康保険料の引き上げ、適正化のもと進められた介護保険サービスの利用抑制は認められません。後期高齢者医療制度は廃止すべきです。
以上の理由により、二〇〇八年度一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計決算は認定しません。
次に、自民党の賛成意見を申し上げます。
成澤区長が初めて予算編成された二十年度決算では、特別区民税は、定率減税の廃止、納税義務者数の増加などにより、前年度比二・八%の増となるものの、急速な景気後退により、財政調整普通交付金の十三億円を上回る減収などにより、一般財源額は前年度より落ち込みつつも、人件費や公債費等を減少し、四年連続して経常収支比率を七〇%台に維持されました。
また、区民ニーズに対応するために、子育て支援・高齢者障害者支援や耐震改修促進事業やまちづくり促進を行うなど、優先度の高い施策を積極的に行いながら、計画的な基金の積み立てを行ったことを評価します。
今後の厳しい経済情勢の中、確実に成果を上げている新行財政改革推進計画のさらなる推進をお願いするものです。
また、基金につきましても、大きな財源を必要とする大規模区民施設の建設、老朽施設の改修事業に対応し得る計画的な運営をお願いいたします。
歳入については、区民税の高い収納率の維持や財政調整交付金等の歳入確保に今後も取り組まれるよう要望いたします。
歳出につきましては、国際交流・山村交流事業の拡大、職員の適正配置、研修体制の充実、区民斎場のあり方、動物飼育指導啓発のあり方、地デジ・区設掲示板を含めた広報の見直し、区民防災組織の充実、シビックセンターのサイン計画、補助金事業のチェック、コミュニティバスの路線拡大、観光施策、ふるさと歴史館の運営、協働・協治の推進、施設予約システムの見直し、新・元気を出せ商店街事業の検証・拡大、産学連携の活発化、消費者啓発の充実、子育て支援の充実、コミュニティ道路の拡大、自転車マナー啓発、屋上緑化の推進、坂道とバリアフリーの計画、地球温暖化への対応、放課後の居場所のあり方など、所属委員より指摘させていただきました。
今後、これらの課題や区民ニーズを敏感に把握するとともに、さらなる協働・協治による区民参画の推進を図りながら、区民に愛着が持たれる区政運営に努められるよう、要望いたします。
なお、決算審査の過程において我が会派の所属委員から指摘した事項につきましては、十分に検討の上、実現化を図られるよう要望いたします。また、現基本構想の検証と充実した区民参画のもとに、輝かしい基本構想が策定されることを期待しております。
以上の意見を付しまして、自由民主党文京区議団は、平成二十年度の五会計決算を認定いたします。
次に、民主クラブの賛成意見を申し上げます。
平成二十年度は、成澤区長が予算編成から執行まで行った初めての年度でありました。私たちは、区長が区民との約束であるマニフェストの達成に向け、推進されていることをまずは評価いたします。
現在、新しい基本構想を策定中ですが、高い理想の実現のためには、健全な財政運営が欠かせません。そのためには、徹底的な無駄遣いの見直し、悪い意味での、いわゆるお役所仕事の根絶に不断の努力で取り組む必要があります。
まず、歳入については、国の税制改正や景気の動向などの外部要因を注視しながらも、文京区みずからコントロール可能な部分、すなわち高い収入率の維持、基金の安全な運用、遊休資産の有効活用などに最大限の努力を尽くし、安定的な収入の確保を望みます。後述の歳出の質の改善により、納税者の満足度を高める努力をしていただきたいと思います。
次に、歳出についてですが、 一、行財政改革については、事務事業ごとの人件費の正確な把握、職員のコミュニケーションスキルの向上、各種世論調査の充実、実効性のある入札改革、民間と重複するサービスの見直しに努めること。
二、子育て支援については、保育園、育成室の待機児童対策を一層進めること。さらに、家庭で子育てをしている家庭、障害を持つ子供を育てている家庭、所得の少ない家庭、ひとり親家庭などすべての家庭への子育て支援を進めること。
三、健康づくりについては、子宮がん・乳がん検診をいつでも幾つでも、さらに一般検査を身近なところで受けられるよう受診率を上げること。乳幼児のヒブワクチンなど、予防接種への助成を行うこと。
四、障害者の就労支援の充実、高齢者対策については、福祉現場の拡充を図ること。区民斎場は、制度や運営を時代に合った見直しと改善をすること。
五、議会広報活動については、視覚障害者にはCDや音声コード化、さらに聴覚障害者など、障害によって情報格差が生じないよう、区に先駆けて行うこと。
六、シビックセンターについては、区民相談窓口の改善、戸籍窓口の待ち時間短縮、地下二階の通路等の広報活動や庁内サイン化の見直しなど、来庁者の満足を上げる努力をすること。
七、区民センターについては、東京都に対して耐震診断を急いで進めていただき、地下レストラン跡の活用、真砂市場の活性化、福祉の店の課題等も早急に解決すること。
八、地域の活性化については、「Bーぐる」の新路線拡大、地域活動センターの小石川地域の老朽化対策を急ぎ、中小企業、商店の融資を主体にした景気対策を強化すること。
九、温室効果ガス削減には、一層努めること。
十、安全・安心なまちづくりについては、次期の都市マスタープランには、区民感覚やニーズを盛り込むこと。また、水害対策を優先的に取り組むこと。放置自転車対策や自転車の交通安全を戦略的に進めること。
十一、教育については、教員の実践的な研修を重ね、授業改善や工夫から子供たちの学力向上に努めること。
十二、青少年スポーツ団体の育成と指導者同士の連携を図ること。
などの施策を、既存のお役所の論理に縛られることなく、区民目線、お客様目線で実行されることを望みます。
以上の意見を付しまして、文京区議会民主クラブは、平成二十年度の五会計決算をすべて認定いたします。
次に、公明党の賛成意見を申し上げます。
二十年度は、「子どもたちと高齢者への応援歌、新生文京の第一幕を奏でる予算」と位置づけ、子育て支援施策と高齢者施策を最重点に取り組み、新たな九つの課題を加え、指標や施策を掲げ、編成されました。
歳入におきましては、昨年の後半からの景気低迷による企業収益の悪化や個人所得の減少で、法人税収入も減収が見込まれる厳しい財政状況の中での予算編成でありました。
決算においては、歳入面では、特別区民税や未収金への取り組みに成果が見られ、評価するとともに、人件費の削減を初め、内部努力の徹底と事務事業の見直しなどによる歳出削減を図られました。
その結果、経常収支比率は七四・八%で、前年度より二ポイント上昇しましたが、健全な財政運営を維持することができましたことは、高く評価をいたします。
また、子供たちの施策については、認証保育所の保育料の保護者負担の軽減や緊急一時保育など、子育て支援の充実ができました。
今後も、少子高齢化が進む中、区民ニーズを的確に把握し、さらなる施策の充実と健全な財政運営に努められることを求めます。
なお、決算審査の過程におきまして、我が会派の所属委員から指摘しました事項、要望につきましては、十分に検討の上、実現を図られるよう望みます。
具体的には、子育て支援においては、保育園待機児童対策、家庭福祉員事業への一層の取り組み、子育てひろばの拡大、障害のある中高生の放課後居場所対策、高齢者支援では、シルバーお助け隊事業の推進、高齢者サロンの設置・拡大、要援護者等への火災報知器の無料設置、安全なまちづくりにおきましては、耐震改修の促進、AEDの設置拡充、がん検診の充実、積極的な中小企業支援対策を推進していくことを強く要望いたします。
以上の意見を付して、公明党文京区議団は、平成二十年度の五会計決算を認定いたします。
次に、新風会の賛成意見を申し上げます。
平成二十年度は成澤区長初の予算編成で区政運営が行われ、「子どもたちと高齢者への応援歌」をスローガンに施策展開が行われました。
事務事業評価等により事業を見直し、健全な財政運営を行うとともに、緊急の課題に対しては、組織横断的に取り組まれたことを高く評価いたします。
今後とも、区民生活の安心と満足度を高める施策を積極的に展開していくよう期待を寄せて、特に以下の項目に関して、審査過程で指摘した改善や実現を求めます。
特別区民税の未収金回収について シビックホール十周年イベントと友の会創設について ふるさと歴史館について ラック式駐輪場の増設について 路上生活者の保護について 包括外部監査の導入について 禁煙指導の強化について Bーぐるの路線拡大について 病児・病後児保育の拡充について 障害児の居場所について 耐震改修の促進について バリアフリー基本構想の策定について 水害対策について 国際交流や学生の海外派遣について 私立幼稚園への補助の充実について グリーン購入等による温暖化対策について コールセンター導入について インターネットの動画配信の活用について 犯罪被害者支援について 区民センターのあり方について 地下鉄駅のバリアフリー化について 育成室の機能向上について フィルムコミッション機能を含めた地域振興のための方策の研究について 清掃事務所の改築について 粗大ごみの有効活用について 科学的根拠のあるリサイクルの立案について 部活動の支援について 学校評価の活用について 学校設備の計画的な改修について 契約制度改革について 債権管理について アカデミー構想の推進について 障害者の就労支援について ストック活用の住宅施策について 高齢者の在宅介護支援について 図書館サービスの見直しについて 自殺対策について 以上の意見を付しまして、新風会は、平成二十年度の五会計決算を認定いたします。
以上、審査の経過及び結果について、その概要を申し上げました。
理事者においては、委員会審査の過程で出された意見や要望等を踏まえ、今後の区政運営に当たられるよう望むものであります。
最後に、七日間にわたり熱心に審査に当たられました委員各位に対し、深く敬意と感謝の意を表しまして、決算審査特別委員会の報告を終わります。
御清聴、まことにありがとうございました。(拍手)
○議長(武澤房吉) 以上をもって決算審査特別委員会委員長の報告は終わりました。
報告第一号から第五号までの五件につきましては、それぞれ起立により採決いたします。
なお、この五件に関する決算審査特別委員会審査報告は、いずれも認定するというものであります。
お諮りいたします。
報告第一号について、認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(武澤房吉) 起立多数と認めます。よって、報告第一号は、認定することに決しました。
次に、報告第二号について、認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(武澤房吉) 起立多数と認めます。よって、報告第二号は、認定することに決しました。
次に、報告第三号について、認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(武澤房吉) 全員起立と認めます。よって、報告第三号は、認定することに決しました。
次に、報告第四号について、認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(武澤房吉) 起立多数と認めます。よって、報告第四号は、認定することに決しました。
次に、報告第五号について、認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(武澤房吉) 起立多数と認めます。よって、報告第五号は、認定することに決しました。
○議長(武澤房吉) 次に、日程第六及び第七の二件を一括して議題といたします。
〔議事主査朗読〕
日程第六 常任委員会の継続調査について 日程第七 特別委員会の継続調査について
平成二十一年十月十五日
総務区民委員会委員長 戸井田 ひろし
文京区議会議長 武澤房吉 様
閉会中の継続調査について
委員会は、別表に掲げる総務区民委員会所管の事件について、今後も鋭意検討してまいりたいので、閉会中も継続して調査活動ができますようお取り計らい願います。
(別表) 一 区政の総合的企画及び調整に関すること 二 予算その他財政に関すること 三 広報及び広聴に関すること 四 電子計算による情報処理に関すること 五 財産、契約に関すること 六 区税に関すること 七 防災に関すること 八 区民施設に関すること 九 戸籍及び住民基本台帳に関すること 十 統計調査に関すること 十一 産業経済に関すること 十二 コミュニティの振興に関すること 十三 生涯学習及び文化振興に関すること 十四 観光振興に関すること 十五 国際交流に関すること 十六 スポーツ振興に関すること 十七 区有施設の維持保全に関すること 十八 営繕に関すること 十九 公金管理に関すること 二十 選挙管理に関すること 二十一 監査に関すること 二十二 その他、企画政策部、総務部、区民部、アカデミー推進部、施設管理部、会計管理室、監査委員及び選挙管理委員会が所管する重要事件
平成二十一年十月十五日
厚生委員会委員長 藤野美子
文京区議会議長 武澤房吉 様
閉会中の継続調査について
委員会は、別表に掲げる厚生委員会所管の事件について、今後も鋭意検討してまいりたいので、閉会中も継続して調査活動ができますようお取り計らい願います。
(別表) 一 高齢者の福祉に関すること 二 心身障害者(児)の福祉に関すること 三 生活保護に関すること 四 介護保険に関すること 五 国民健康保険及び国民年金に関すること 六 その他社会福祉に関すること 七 保健衛生に関すること 八 保健所に関すること 九 その他、福祉部、保健衛生部及び文京保健所が所管する重要事件
平成二十一年十月十五日
建設委員会委員長 白石英行
文京区議会議長 武澤房吉 様
閉会中の継続調査について
委員会は、別表に掲げる建設委員会所管の事件について、今後も鋭意検討してまいりたいので、閉会中も継続して調査活動ができますようお取り計らい願います。
(別表) 一 まちづくりの総合的な計画調整及び推進に関すること 二 都市計画に関すること 三 地域整備に関すること 四 住宅に関すること 五 建築に関すること 六 道路及び河川その他土木に関すること 七 公園等及び緑化に関すること 八 交通安全に関すること 九 生活環境に関すること 十 公害に関すること 十一 清掃・リサイクルに関すること 十二 その他、都市計画部、土木部及び資源環境部が所管する重要事件
平成二十一年十月十五日
文教委員会委員長 島元雅夫
文京区議会議長 武澤房吉 様
閉会中の継続調査について
委員会は、別表に掲げる文教委員会所管の事件について、今後も鋭意検討してまいりたいので、閉会中も継続して調査活動ができますようお取り計らい願います。
(別表) 一 子育て支援に関すること 二 児童の福祉に関すること 三 青少年の健全育成に関すること 四 男女平等及び協働に関すること 五 学校教育に関すること 六 教育改革に関すること 七 図書館に関すること 八 その他、男女協働子育て支援部及び教育局が所管する重要事件
平成二十一年十月十五日
清掃・リサイクル調査特別委員会委員長 角野英毅
文京区議会議長 武澤房吉 様
閉会中の継続調査について
委員会は、清掃事業の円滑な実施及び資源循環型社会の構築に向けたリサイクル事業の推進について、今後も鋭意検討してまいりたいので、閉会中も継続して調査活動ができますようお取り計らい願います。
平成二十一年十月十五日
自治制度・行財政システム調査特別委員会委員長 国府田久美子
文京区議会議長 武澤房吉 様
閉会中の継続調査について
委員会は、地方自治の拡充と推進、行財政改革について、今後も鋭意検討してまいりたいので、閉会中も継続して調査活動ができますようお取り計らい願います。
平成二十一年十月十五日
防災・安全安心まちづくり調査特別委員会委員長 高畑久子
文京区議会議長 武澤房吉 様
閉会中の継続調査について
委員会は、災害対策及び安全・安心まちづくり(犯罪、災害及び事故を防止し、心地よい地域環境の整備を推進する活動をいう)について、今後も鋭意検討してまいりたいので、閉会中も継続して調査活動ができますようお取り計らい願います。
平成二十一年十月十五日
文京アカデミー推進調査特別委員会委員長 前田くにひろ
文京区議会議長 武澤房吉 様
閉会中の継続調査について
委員会は、生涯学習と文化行政等の総合的な施策を推進する文京アカデミーについて、今後も鋭意検討してまいりたいので、閉会中も継続して調査活動ができますようお取り計らい願います。
○議長(武澤房吉) 本件に関し、各常任委員会委員長及び各特別委員会委員長から、委員会において調査中の案件について、会議規則第六十八条の規定に基づき、お手元に配付のとおり継続調査の申し出がありますので、閉会中の継続調査に付したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(武澤房吉) 御異議なしと認めます。よって、本件は、申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決しました。
○議長(武澤房吉) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。
したがいまして、本定例会の議事はすべて終了いたしました。
区長からごあいさつがございます。
〔成澤廣修区長「議長、区長」と発言を求む〕
○議長(武澤房吉) 成澤廣修区長。
〔成澤廣修区長登壇〕
○区長(成澤廣修) 平成二十一年第三回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
去る九月七日に開会されました本定例会は、本日、閉会の運びとなりました。
本定例会に御提案申し上げました案件は、条例案、補正予算案、決算合わせて十二件でございましたが、いずれも原案のとおり御可決、御認定を賜り、厚く御礼を申し上げます。
特に、平成二十年度決算の報告に当たりましては、決算審査特別委員会におきまして、各会計について熱心な御審議をいただき、深く敬意を表するものであります。
今後、なお一層、予算執行の適正化を図りますとともに、この審議の中でいただいた御意見、御要望を今後の事業や来年度の予算編成に生かしてまいります。
さて、去る十月六日の基本構想シンポジウムには、議員の皆様や多くの区民の方々に御来場いただきました。その後、地域別・分野別ワークショップを順次開催しているところであり、新たなる基本構想の素案については、区民の皆様のさまざまな御意見をいただきながら、取りまとめてまいりたいと存じます。
また、あすから、ドイツ・カイザースラウテルン市を公式訪問し、議会、区民訪問団とともに、公式会談や市民交流を行ってまいります。
なお、新型インフルエンザは、さらに感染の拡大が心配される状況にあります。今後、事業の中止や延期、講演会等への参加自粛をお願いすることもございます。
議員の皆様におかれましても、感染の拡大防止になお一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。
(拍手)
○議長(武澤房吉) これをもちまして、平成二十一年第三回文京区議会定例会を閉会いたします。
長期間にわたる熱心な御審議、お疲れさまでございました。
午後三時四十八分 閉会
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