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お問合わせ

文京アカデミー推進調査特別委員会会議録(平成21年2月26日)

更新日 2009年06月02日

文京アカデミー推進調査特別委員会会議録

1 開会年月日
  平成21年2月26日(木)

2 開会場所
  第二委員会室

3 出席委員(11名)
  委 員 長    国府田  久美子
  副委員長   若 井  宣 一
  理  事    上 田  由紀子
  理  事    高 畑  久 子
  理  事    白 石  英 行
  理  事    松 丸  昌 史
  理  事    渡 辺  雅 史
  理  事    村 越  まり子
  委  員    山 本  一 仁
  委  員    田 口  孝 一
  委  員    島 元  雅 夫

4 欠席委員
  な   し

5 委員外議員
  議  長    橋 本  直 和

6 出席説明員
  成 澤 廣 修  区 長
  根 岸 創 造  教育長
  三 縄    毅  区民部長
  瀧    康 弘  教育推進部長
  小野澤 勝 美  企画課長
  林   顕 一   財政課長
  齊 藤 繁 夫  広報課長
  田 中 芳 夫  総務課長
  佐 藤 正 子  経済課長
  松 井 良 泰  アカデミー推進課長
  太 田    治  国体準備等担当課長

7 事務局職員
  事務局長   原 口 洋 志
  議事主査   齋 藤 勝 美
  調査主査   諸   久 子

8 本日の付議事件
  (1) 理事者報告
    1) アカデミー関連事業21年度実施主体について
    2) 文京区生涯学習推進計画の改定(文京アカデミー推進計画の策定)について
    3) 文京総合体育館建設基本構想について
    4) 文京区観光ビジョン策定状況について
  (2) 一般質問
  (3) その他
  
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   

   午前 9時59分 開会

○国府田委員長
 おはようございます。少し時間より早いんですけれども、全員おそろいですので、始めさせていただきたいと思います。

  委員等の出席状況ですけれども、委員は全員そろっております。理事者ですけれども、きょうは、成澤区長が、特別区協議会総会出席のため、午前10時半からお昼12時まで中座をいたします。また、午後も区長が、文京区学校保健・給食大会出席のため、午後2時半から3時45分まで中座をいたします。また、根岸創造教育長ですが、区長と同じく文京区学校保健・給食大会出席のため、午後1時半から4時半まで中座をいたします。よろしくお願いいたします。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   

○国府田委員長
 理事会についてですけれども、必要に応じて協議をして開催することとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

          (「はい」と言う人あり)

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   

○国府田委員長
 本日の委員会運営についてお諮りいたします。

  理事者報告は4件、報告、質疑とも項目ごとといたします。2として、一般質問、3、その他、その他は委員会記録について、閉会中の継続調査について、第2回定例会の資料要求について、4、閉会となります。

  以上の運びにより、委員会を運営したいと思いますが、よろしいでしょうか。

          (「はい」と言う人あり)

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   

○国府田委員長
 ありがとうございます。

  それでは、早速理事者報告4件に入りたいと思います。

  まず最初に、アカデミー関連事業21年度実施主体について、資料第1号、太田国体準備等担当課長、お願いいたします。

○太田国体準備等担当課長 おはようございます。よろしくお願いします。

  それでは、資料第1号に基づきまして、アカデミー関連事業21年度実施主体について、御報告申し上げます。

  まず、概要ですけれども、アカデミー施設の指定管理者変更に伴い、現在、財団法人文京アカデミーで実施している事業を、平成21年度からこの下の表のとおり、区と指定管理者に分担するというような御報告です。

  基本的な考え方としましては、現在この財団でやっている事業が、所管が分かりにくいというような声も踏まえまして、利用者から見た分かりやすさ、これを第一優先に考慮しまして、事業につきましては、基本的には区に引き上げるという考え方です。ただし、各種講座とか教室等施設に密着した事業については、指定管理者が実施するという整理をいたしました。

  それで、下の表なんですけれども、上と下に分かれておりまして、上の部分は、20年度の財団法人文京アカデミーアカデミー文京、事務所が地下1階にありますけれども、ここで実施している事業名を1番から23番まで掲げてあります。

  それで、番号1番から17番、アートウォールシビックから17番の美術品管理、ここまでは、右側にいきまして、21年度区が実施していく。そして18から23、視聴覚ライブラリーからシビックホール事業、これについては引き続き指定管理者財団が運営していくということになります。

  その表の下の部分は、スポーツの部分です。スポーツ事業課が現在実施している事業、1番から22番までですけれども、1番の体育指導委員から15番の青少年委員運営、ここまでについては区が実施していく。16番のスポーツ教室事業、22番のスポーツグループ育成事業、ここまでは新しい指定管理者、東京ドームグループが実施していくというようなことで整理しました。

  以上でございます。

○国府田委員長 それでは、資料第1号についての御質疑をお願いいたします。

  上田委員。

○上田委員 私は、今回定例会の本会議の一般質問でも質問させていただきまして、そこでの御答弁よりもさらに詳しいお答えを聞きたいと思いまして、さらに質問をさせていただきたいと存じます。

  先日、私が、アカデミー関連事業の実施主体を区に引き上げることによって、どのように文京区の文化行政がよりよく変わるのかということをお伺いしたつもりだったのですけれども、お答えの言葉をそのまま読み上げると、文京区の文化行政の基本が変わるものではございませんという御答弁が返ってきたんですが、それでは、何のためにこういったアカデミー事業の実施主体を変更させてアカデミー推進部に組織改正をされたのか、全く意図が、全くとは申し上げませんが、いま一つよく分からないところがございますので、そちらのほうの、なぜ変えたのかということを具体的にお聞きしたいことと、どのような文化行政を今後目指していかれるのかということを、もう一度改めてお伺いしたいということ、それをまずお伺いしたいと思います。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 まず、どういった意図でこういった分担にするかということなんですけれども、やはりここに書かれておりますように、基本的な考え方として利用者から見た分かりやすさということだと思います。これは、現在財団がやっている事業について、当然区がかかわって運営しているわけなんですけれども、やはり区民から見て分かりにくいということがあります。これを分かりやすさを第一優先にした。

  それで、もう一つは、スポーツでも言えるんですけれども、今までは平成20年度は財団だからこれだけの事業ができたということがございます。しかし、平成21年度からスポーツは公募にいたしました。それで、これを機会に区がやるべきことと指定管理者がやるべきことを一定整理したということでございます。

  ですから、例えば文化行政につきましては、引き続きアカデミー構想をもとにこれを推進していくという立場には変わりございません。しかし、それをなお分かりやすくしたということが今回の目的でございます。

○国府田委員長 上田委員。

○上田委員 その文化行政をなお一層とおっしゃいましたけれども、そちらの方向性について、もう少し具体的にお伺いできますでしょうか。

  あと、財団に任せていたことによって、質の面でよくなっていたのか、悪くなっていたのか、それからコストが変更されることによって、よりよくなるのか、悪くなるのか、そちらのほうをもう少し詳しくお伺いしたいと思います。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 これまで私どもアカデミー推進課でございますが、生涯学習計画とアカデミー構想にのっとって事業を展開してきているわけです。それ以前、とり行ってきた生涯学習あるいは文化の部分にホールもできまして、文化行政をさらに高めていくということでやってきております。

  そういうことで、従来になかった新たな施策としては、大学との連携、あるいは企業との関係でいえばスポーツの部分、ジャイアンツとの野球の関連、あるいは日本サッカー協会との関係でのBヴィレッジとか、そういうこともできてきている。あるいは文化発信ということではクリスマスレクチャー、あるいはカイザーとのサッカーの交流でいえば日本文化、まさに観光の部分での接点、あるいは観光ボランティアの方によるボランティア、そういうことで総合的に私ども生涯学習を推進してきたというところで考えております。

  なお、ホールの部分について言えば、東フィルをはじめ連携を図り展開してきている。そういうことで、これは今申し上げたような文化行政を引き続き、あるいはこれ以上進めていくに当たって体制の整備をしたいということで、今回の組織改正につながっております。

  それは指定管理の見直しの中で…指定管理のよさも当然あるわけです。ただ、一定さらに指定管理をよくするためには、原則公募という中で指定管理のよさを使ってその部分で効率的に行っていきたいということでの組織改正でございまして、それを行うことで、今申し上げたような進め方の体制を整えて、さらに進めていきたいというふうに考えております。

○国府田委員長 上田委員。

○上田委員 コスト面ではよろしくないのでしょうか。あと、文化行政をさらに高めていくとおっしゃいましたけれども、どこまでを目指されるおつもりなのか、例えば政令指定都市でトップクラスの都市くらいの文化行政を目指したいと思っているのか、それともほかの自治体にはできないような、本当にトップの文化行政を目指されるおつもりなのか、それとも23区並みの文化行政を目指されるのか、そちらのほうを詳しくお聞かせください。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 コストの部分について言えば、指定管理の選定の際にも、コストも含めた形での選定を行っておりますので、それは考慮しておりますから、一定それは効果が出てくるものというふうに考えております。

  2点目の、どこまでやっていくかにつきましては、そういう意味では、今回この後でも御報告させていただく計画の見直しをするに当たって、アカデミー構想も含めて検証を行い、その状況を踏まえて、今度新たに計画を立てていく中で定めていきたいというふうに考えております。

○国府田委員長 上田委員。

○上田委員 ぜひ、もう少し文化行政の方向性というのが早く見えるようになればいいなというふうに思います。

  あと、代表質問でもお願いさせていただきましたけれども、指定管理者制度で財団法人文京アカデミーに、今後また指定管理でお任せする部分もあるのだとすれば、もっとより高いものをぜひ要求していただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

○国府田委員長 松丸委員。

○松丸委員 若干上田委員の部分とも重なる部分もあるかもしれませんけれども、こういう形で利用者から見た分かりやすさを第一優先にして、今回こういう組織変更をしたと。ただ、こういう指定管理者等々に今度していった場合、具体的な形として何か、今後こういうところにメリットというか出てきますというものというのは、何か具体的にあるんですか。

  例えば、ことしの1月に少年野球の新年会があったときに、たしかあのときに区長が話をされていたんですが、今後少年野球なんかも東京ドームで、最終の決勝戦、ここは何とかこの東京ドームで試合が決勝戦ができるような、こんなような何か具体的な話もされていて、非常にそういう意味では、せっかく文京区の中にある東京ドームを、そういう意味では少年野球の子どもたちなんかが、非常にこの話というのは結構話題になっていまして、東京ドームで決勝戦ができるのかということで非常に士気が高まっているというような、そういう話もあったので、そういう意味では、具体的に今後考えられる、そういった具体例みたいなもの、アカデミー財団から例えば指定管理者になる、また区に移行されることによって、具体的にこういった事業が展開できるようになるんですとか、そういった部分というのはどうなのか、ちょっとその辺お聞きします。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 指定管理者になったメリットということでございますけれども、今回指定管理者をスポーツの部分でいうと公募しまして、その選定をする一番のポイントとの一つとして、やはりそれぞれの企業から提案されたものがどれだけ魅力あるものかということがありました。

  それで、今、松丸委員が言われたような、東京ドーム球場での少年野球ということが提案にうたわれておりまして、それがインパクトが強かったかと思いますけれども、そのほかにも、実は4月から実施に向けて今動いているところなんですけれども、東京ドームグループから出た提案としましては、まずスポーツセンターと総合体育館、毎月1日休館日があるんですけれども、それを撤廃しまして、1カ月休みがなく運営していく。それから開館時間の延長、それはスポーツセンターのトレーニングルーム、それからプール、これを時間延長していく。それからスポーツセンターのトレーニングマシーンの入れ替えをしていく、それから料金につきましても、シルバー料金、それからあとは80歳以上でゴールド料金というものを設けて無料にしようということも今検討をしておりますので、こういったことでも今提案を受けまして、調整をしているところでございますので、そういったメリットが出てくるかと思います。

  それから、東京ドーム球場についても、当然提案にあったものですから、実現に向けて、後楽園スポーツとこれから調整していこうというふうに考えております。

○国府田委員長 松丸委員。

○松丸委員 そういう意味では、今いろんな幾つかのメリットいうような話をされたと思うけれども、例えば今課長が言われたように、開館時間の延長というのは、やはりそれは利用者にしてみれば非常に大きなメリットというか、利用しやすいような、そういう部分になっていくと思うんです。

  それから、今言ったように休日がなく年中無休であると、正月は別かもしれないけれども、そういう意味では、非常にそういうメリットがあるんだということを、もう少しアピールもしていただきたいし、ただ単に、今まで利用者から見て分かりにくかったからですというと、何となくでは今までは何だったんだというような、こういうような部分というのは当然疑問としてあるので、そういう幾つかのメリット、指定管理者にしていく中で、今言った幾つかのメリット等をもっと前面に出しながら、やっぱり利用者に安心して、そして使いやすいような、こういった施設の運営をぜひとも心がけていただきたいということで、これは一つの要望としてお願いしたいと思います。

○国府田委員長 そのほかに、村越委員。

○村越委員 区に戻る、それから財団に残るということで、区にこういうさまざまな事業が戻ること自体に異論があるというわけではないんですけれども、やはりお聞きしたいのは、アカデミー施設の指定管理者変更に伴い、というようなことは、概要の一番目には書いてあるんですが、スポーツ施設は、今回東京ドームという民間の会社が指定管理者になるということでは大きく変わるわけですけれども、文化・生涯教育というのは、指定管理者は一応2年間とはいえ財団が引き続き行うわけですよね。

  ですけれども、上のところにあります23の事業のうち、18番から23番を除いて区にほうに戻すということでは、指定管理者の変更ということよりも、その下のところの利用者から見て分かりやすさを第一優先にということのほうが、文化行政ではそうなのかとは思うんですけれども、分かりにくい分かりやすいというのは、当初アカデミー構想をスタートして、アカデミー推進課とかアカデミー構想、あるいはアカデミー文京とか、財団アカデミーとか、そういう名称にしたときから、区民からは分かりにくいというのはスタート時点から言われていたことではなかったかと思うんです。

  その分かりにくいというようなところでは、平成20年3月に開催された平成19年度第2回のアカデミー推進協議会のところでもやりとりがありまして、指定管理者だから、その分かりにくさのところについて、当時の藤沢理事が、財団のほうの方の発言としてなんですが、「指定管理者だから・区の直営だからではなく、今のやり方が分かりにくいだけである」とか、「単純にもとに戻せばいいというのではない」というような発言があったんです。そのとき会長が、次回に実例を出して協議しましょうというようなことがあったんですけれども、次回のときには、そのような協議はなかったように思いますけれども、この分かりにくさというようなところでは、財団とアカデミー推進課の中で、その後どんな話し合いとか、やりとり、それからこの平成19年度のところで言われた後に、分かりにくさの改善というんですか、そういうようなことでは何か検討はされたのでしょうか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 この分かりにくいというところ、確かに今委員言われたとおり、名称も含めて分かりにくかったと、特に平成18年度にアカデミー推進課ができた時点で、財団指定管理というところで、今言われたとおり、連盟あるいは団体の方、そこら辺からのいろいろ御意見が出たというふうに認識しております。したがって、そこら辺の分かりにくさをいかに解決していくかということが1点ありました。

  そういうことで、委員言われた3月の協議会の中でも、そういう趣旨からアカデミー推進協議会を開催して、第2期の指定管理について意見がほしいということで御意見をいただいたところです。そこではいろいろ意見をいただき、全国でいろいろ指定管理については問題が起きていると、自治体によっては直営に戻したりと、いろいろな御意見がありました。

  文京区においては、ある意味、うまくそこら辺ができている部分もあるけれども、分かりやすさの部分についてはいろいろな御意見をいただきました。

  それと、あと今回改定に至ったもう一つの要素としましては、指定管理の評価をいたしました。その1次評価、2次評価を踏まえて、それを総合的に判断して、指定管理のあり方、選定に当たっての考え方を区で考えていったということでございます。

  ここにつきましては、一定指定管理の直接の相手方が財団でありますので、細かいところ、具体的なものは、直接にはある意味、逆に言っては契約の相手方になる部分もありますので、そういう意味では、詳細についての協議はできない部分もありました。

  ただ、一定そういう考え方のもとに、区として決定していったというものでございます。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 私たち、今回の一般質問でも質問させていただいたんですけれども、やはり財団にこれまでお任せしていたのを区に戻すというようなことでは、今までの財団と区が分担していたやり方についてきちんと検証してから、そして分担のやり方など変えたほうがいいのではないかというような質問をさせていただいたときには、何かあまり課題はないというような御答弁があったと思うんですけれども、やはり平成17年11月にできたアカデミー構想のところでは、すべての事業を区の直営で実施することは人件費を含めた経費や迅速で柔軟な運営を行うとの観点からも効率性に欠けるというようなことが書かれていましたよね。事業実施としては民間を含めた事業者との役割分担が必要だと。そしてその結果、区の示す方向性を迅速・的確に反映することができる、あるいは従前からホール等の文化スポーツ事業などを受託していて、本構想へのスムーズな移行が可能だということで、当時の地域文化振興公社、現在の財団文京アカデミーにしたわけですよね。

  このような、やはり区が直接実施するよりも財団がいいんだとしたことを今度は大きく変更して、ある意味では事業の主体は区に戻すと、引き揚げるというようなことですから、このアカデミー構想のところの言っていたこととやはり大きく変わるわけですから、その変わることに関しては、一応きちんとこういうことでと、単に分かりにくさだけというようなことではなくて、これこれの課題があってそれを解消する、さらには、さらなるアカデミー構想の推進のためにというようなことも言われているんですから、さらなるアカデミー構想の推進というのはどういうものかというようなことをやはり明確にして、その結果、こういう分担のやり方を大きく変えることにしたんだというようなことがないといけないのかと思うんですけれども、この辺のところの検証とか協議のところが見えないんです。

  ですから、どのような形でこういう結果に至ったかということを、もう少し説明していただきたいと思います。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 アカデミー構想の当初の考え方は、今委員が言われたところでございますが、この考え方については変わるものではないというふうに認識しております。

  その当時、この移行に当たっては指定管理の体制で行っていくとすれば、その時点では現在の財団がよかったというところでの考え方でございまして、指定管理を行うに当たって効率的に、あと区民サービスの点で高めていきたいというのが指定管理の制度の趣旨ですから、それを実際にやったときに、区民の方から分かりにくいという意見があったと、あるいは一定評価の中でも意見がございましたが、区民サービスの部分で1点、接遇の部分での御意見等もあったのも事実です。

  あと、これは具体的な評価等には出ておりませんが、実際これは私が担当して感じておるのは、区民の団体の方等からしたときに、やはり対外的に区と一緒にやっているという形での進め方の要望も意向としてはあります。やはりその事業を行うに当たっては、そういう考えもあったという意見。

  あともう1点は、実際の指定管理を行うに当たって、指定管理の制度が区から派遣されている職員が行っている関係で、平たく言えば、区からやらされていると言ったら語弊がありますが、感覚的に、そういう本来民間であれば区から言われたことを請け負う、そのまま一定その趣旨に沿ってすぐ機敏に動く部分が動きにくかったということも一部にありました。

  そういう意味での第1次評価、第2次評価、あるいは区民からの御意見を、そういう意味では検証した結果として、今回こういう体制の見直しをしたということでございます。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 いろいろな検証をして、その結果ということなんですけれども、この間やはりアカデミー推進協議会というのは、いろんな協議をする場として設けられているんですけれども、質問のときにも言いましたけれども、協議とか、アカデミー推進協議会はアカデミー推進本部から意見の聴取を受けて、そして意見提案とかいうことを行うわけですよね。

  指定管理者変更ということはあったんですけれども、大きな事業実施主体を変えるというようなことについて、アカデミー推進本部から意見聴取があったわけでもなければ、意見提案を上げたということはなかったように思うんです。本来でしたら、やっぱりアカデミーの関連事業の大きな変更ということでは、私はやっぱりアカデミー推進協議会というような場できちんと協議をして、それから進めるというようなやり方のほうがよかったのではないかと思います。

  それで、今後なんですけれども、やはり私はかえってアカデミー推進課という課が、本来は事業をするのは財団ですよね。ただし企画・立案とか頭脳の部分というのは、アカデミー推進課が担うということにはなっていたんですけれども、やはり体制としては難しかったのかと思いました。それで今度はアカデミー推進部になって、その中に課ができて、ある意味では企画・立案というところを、本当に今度は区のほうがきちんと行うんだと、そしてその中にアカデミー推進協議会のところにも3つの会議体が入ってくることで、やはり下からの声が推進協議会に上がって、またそれが企画・立案のところですか、そういうところで反映されるのではないかということで、部になって充実することは非常にいいとは思うんです。

  今後のところなんですけれども、生涯学習司・地域インタープリターなども、何か私が財団にお聞きしたところでは、財団に残してこれからの講座の企画運営もやっていただきたいというようなことを言われていたので、そうなるのかと思いましたら、区長の答弁では、区のほうが生涯学習司とか地域インタープリターのことも管轄するということなんですけれども、その区民の人材育成というんですか、その辺について、単に企画運営だけではなくて、今後のアカデミー構想推進の、やはりもっと区民が中心となって企画・立案できるような立場に上がっていってほしいように思うんですけれども、その辺の人材育成についてどのように検討をなさっていくんでしょう。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 委員が最初に言われた、アカデミー推進課が脆弱で、企画・立案ができなかったというようなことの趣旨の御質問がございましたが、私どもとしては、先ほども申したとおり、東京大学との連携で「大いなる学び」というのをシリーズ化してやってきており、あるいは先ほども申した、カイザーから来たサッカーの少年たちの受け入れについてもアカデミー推進課が中心となって財団、あと日本文化の関係で書道連盟、あるいは区内のミューズネットの一員であるサッカーミュージアムさんとの協力、あるいは観光ボランティアの皆さんのお力添えをいただきながら、総括的に総合的に行ってきておるというものでございますので、そういう意味では、一歩一歩でございますが行ってきておるというところは主張させていただきたいと思います。

  2点目でございますが、人材育成、区のほうに来るという趣旨は、今現在も財団ではインタープリターの養成の講座、それと講座で受講されて一定能力を身につけられた方に、今度は活躍の場を提供していこうという、この2点。この後段のほうが、文京区のほうに組織として、係として来るということでございまして、そういう趣旨でございます。

  したがいまして、講座の部分はまだ財団のほうで行うわけでございます。したがいまして、その人材の活用の場については、区に参りますが、ただ区だけが行うわけではなく、当然財団等も今現在もやっておるわけですから、一定何も財団の中でも事業を行うに当たって活躍の場があれば、それはインタープリターさん、あるいは生涯学習司さんにとっても有益であるわけですから、そういう意味では、活躍の場は極力広くということで、アカデミー推進課が主体となって、そういう協力を求めながらしていきたい。極力、それこそ急にというわけにはいかないでしょうけれども、一歩一歩それも行っていきたいということでございます。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 アカデミー推進課が何もしてないというわけではなくて、やはりアカデミー構想全体を推進するというようなことについては、アカデミー構想の検証は今後やるということだったんですけれども、私も改めてアカデミー構想を読ませていただくと、やれているころと、やれていないところとか、さまざまあるわけです。

  総合的なことをするんだから、区民部がやらなくてはというような強い思いでアカデミー構想を教育から、ある意味引っ張って持ってきた割には、やはりそこの部分がどうしても。財団のほうにはかなり職員数は行きました。それで毎年いろんな事業を行うという点ではうまくいったのかと思うんですけれども、アカデミー構想自体を区民部が中心となってやるにしては、推進課という一つの課でやるにしては余りにも荷が重かったのかと思うので、今回アカデミー推進部ということになって、本当に区長部局でしっかりとやっていくという体制が整えられたことは、それは私はよかったと思っています。

  それで、人材についても、私が最初にちょっと財団にヒアリングしたときには、地域インタープリター、それから生涯学習司さん、これが財団に残るというようなことを聞いていたので、生涯学習の連絡会も区に行く、それから3つの会議体も区に行くのに、その方たちだけが残って動くことは、やはり難しいのではないか。かえって区のほうで一体となってやったほうがいいのではないかというふうな思いがして、ちょっとうちの会派の質問にもそのようなことを書いたら4月から入るということだったんですが、逆に生涯学習司さんの問題というのは、それも平成19年度第2回というので平成20年の2月、生涯学習・スポーツ会議のところで、生涯学習司相互の連携がないとか、活躍の場がない、それから役割が明確に示されていないということで、生涯学習司には育成されたんだけれども、その後どうするのか私たちは、というようなことが委員の方たちからも出て、そのときにアカデミー側が「悩む区民の生涯学習全般の相談を聞いてあげられる人材になってほしい」というふうな答弁だったんです。

  こんなことでは、生涯学習司さんを養成されても、本当になったのはいいけれども、何だろうということで、会長も生涯学習司の活動目的、将来の活動の展望がうまく伝わっていなというような御意見を出されているんです。

  ですから、今度、育成された人たちのことについては、区がいろいろと考えていくということでは、本当にどういう立場で、どういうふうに働いていただくか、それから本当に企画だけのお手伝いとかではなくて、本当にアカデミー構想の推進をするときの頭脳というんですか、そういうところでこういう方たちが十分に活躍していただけるように、本当にやっていただきたいと思います。

  これだけ指定管理者が変わったのは、ここの実施主体のところでは下のほうのスポーツは民間に変わったんですけれども、それを契機に分かりやすさとか、区民の立場に立ってということで区に戻されることなんですけれども、本当に区に戻ったこれらの事業について、やはり区民参画、区民の声を聞きながら、ぜひ進めていっていただきたいと思いますし、分かりにくいというような声だけではなくて、やはり文京区の生涯学習のサークルの方たちなどは、いまだ、生涯学習については区長部局ではなくて、教育のほうへ戻してほしいんだというような声があるわけです。それを戻さず、やはりここの区民部がやるということでしたら、やはり区民部としてやる中で、生涯学習というものをしっかりと、きちんと位置づけて進めていっていただきたいと思います。それは要望としてお伝えしたいと思います。

○国府田委員長 御要望でよろしいんですね。

  そのほか御質問、高畑委員。

○高畑委員 スポーツのほうは、指定管理者が東京ドームということで、事業をするということでは分かりやすくはなるのかと思いはします。けれども、なかなか文化のほうというか、生涯学習のほうはちょっと分かりにくい、まだ聞いていても分かりにくいという思いがしているんですが、平成20年度の事業計画の財団アカデミーのほうで見ていきますと、意識啓発事業というのがありますね、それはどこになるのかとか、コミュニティ文化振興事業、区民相互のふれあいや交流の機会と文化の向上を図るための講演会を実施する。文化講演会を年に1回ということなんですけれども,これはどこに入るのかということ。

  それから、地域アカデミーはどこに入るのかということと、アカデミーまつりというのは指定管理者に残るということがありますけれども、それは、私はどうなのかとの思いがありますが、それから、今アカデミーネットワーク事業のところで村越委員が質問をしていたので、そこはあれですけれども、なかなかこの件も財団に残ったり、インタープリターの後での活用は区がやりますというようなところなどもあったりして、その辺をもう少し教えていただければと思います。

  それと、やはり私は分かりやすさが、今回区に戻したということだけではちょっと違うのではないかというか、それだけが区民への説明でいいのか、その思いがありますので、その辺はどうなのか答えていただきたいと思います。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 文化関係の事業についてなんですけれども、まず意識啓発のことなんですが、これはいわゆる財団が出しているスクエアというのがありますよね、これで啓発していくということなんですけれども、これについては引き続き財団がもちろんやっていくという、財団の情報紙、生涯学習の情報紙とういことで財団に引き続いてやってもらう。

  それから、コミュニティ講座ですけれども、これについても講座ということなので、講座・教室関係ということで、当然財団がやっていくということです。

  地域アカデミーについては、地域アカデミーを管理していくのは財団ですので、地域アカデミーまつりと含めて財団がやっていくということです。

  それから、ネットワーク事業は、いわゆるネットワーク会議というものについては、ここにありますように、3つのネットワーク会議ということで、区がやっていくということになります。

  アカデミーネットワーク事業は、人材育成講座と資格のキャリアアップ講座、それからe‐ラーニング、これらの事業ですから、当然講座関連ですから財団が担っていくということです。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 分かりやすさということだけでは、説明にならないのではないかという、その辺のところです。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 区民の方に対して説明するときに、そういう意味で、今こういう形で個々を言うと、あれはどっちだこっちだということで非常に分かりにくくなる。そうならないようにということで、今回の線引きは、一般の区民の方は講座等を受ける方が、文化のところについては主でございますので、そういう意味では、今までどおり財団法人文京アカデミーのほうでそのまま取り扱っているわけですから、変更はありません。

  ただ、区で今度行っていくとしておる部分については、例えば連盟との協働、あるいは大学との連携、そういうものについてはそれぞれ団体さんがございます。したがって、それぞれの団体に今後こういう形での位置づけになると、区のほうでなるということで、対外的にはそういう支障のないようなものということでの整理をしております。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 支障のない整理ということでまとめられておりますけれども、私もこの問題で平成18年に質問をしています。それは地域の生涯学習の問題で質問をしているんですけれども、サークル間の交流、連携の中で地域の学習の還元、幅広い世代間交流を目指した各生涯学習館ごとの定期的な利用者懇談会を開催していくべきだという質問をした中での、区長さんの答弁では、生涯学習館ごとの利用者懇談会の開催について、自主的な運営も視野に入れた検討をしておりますということでしたけれども、これがどのように活かされたのか、それで私は生涯学習館というのは、やっぱり地域で皆さんが活用するということで、指定管理者に残すという、財団に残すということではなくて、やっぱりその学習館ごとの地域との連携が、これから地域交流ということが必要ですから、これは区に引き上げるべきではないのかと考えたんですけれども、その辺はどうなんでしょう。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 そういう意味では、地域アカデミー連絡会というのが十分ではない中で、今現在は向丘、千石まつりをやっているということであります。そのほかのところが、今現在は財団のほうで進めるような形でやっているということですが、今はまだできてない状況です。

  地域アカデミーについては、今申したとおり、指定管理でという考えでおりますので、この連絡会については、財団のほうで引き続き実現に向けて進めていただきたいというところで進めていくわけでございますけれども、ただ、今言われたようなところでいうと、その関連の団体としては生涯学習のサークル連絡会ですね、この部分については、一定その活動内容から見て、地域の部分については地域でそれぞれ、地域アカデミーを中心にやっていくので、地域アカデミーを所管する、指定管理している財団でやっていくということでございますけれども、一方の生涯学習サークル連絡会については、一定御意見等を踏まえていきたいということから、これについては、4月からは区のほうで運営していきたいというふうに考えて、そこでの御意見を踏まえて、財団のほうにも地域アカデミー連絡会がさらに発展するような形で進めていきたいというふうに考えております。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 やはり地域アカデミーが指定管理者というか、財団のほうになってしまうと貸し館だけの事業になるのではないかという思いがするわけです。ですから、やはり生涯学習の皆さんたちとの連携、そして地域との交流というものは、やはりその館ごとでやっていかないと、発展が、さっき地域に還元するという言葉もありましたんですけれども、そういう発展がないのではないかと思いますので、この辺はぜひ区に戻して検討していただくというか、やっていただきたいということなんですが、サークル連絡会の皆さんは、やはりいまだもって、先ほど村越委員が言ったように、区長部局ではなくて教育部局に持っていくというのを主張しているわけです。

  そうした中での、やはり地域の核となる学習、それから文化の核となる館を、地域アカデミーを地域の核とするためにも、ぜひその辺は区に戻していただきたいということなんですが、いかがでしょう。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 この4月の見直しにおいては、一応財団と、そういう意味で具体的な来年に向けた調整に入っておるわけでございますが、地域アカデミーについて指定管理で行っていく以上、この連絡会については、財団のほうで責任を持ってやってもらうということで今調整をしているところでございます。

  なお、先ほど言った、ただそういう意味で、今委員が言われるような形で地域アカデミーのおまつり等を含めた活動を支援する意味から、その母体となる、活躍をされているサークル連絡会の皆さんの意見を聞く意味で、それについては区のほうで運営していきたいということでございます。

○国府田委員長 よろしいですか。

  島元委員。

○島元委員 今の意見でちょっと追加と、それから僕の意見を述べたいんですが、財団のアカデミーのダウンロードのもので、文化芸術の会議のところには、ちょうどそのミューズフェスタと一緒にミュージアムネットワークのその並びの下のところに、ちょうど仮称ですけれども、地域アカデミー協議会というのがついていますよね。

  だから、例えば今、松井課長が言われるような議論で、施設についているのが施設ごとの、例えば利用者の連絡ないしは協議会であるとしても、では、今向丘だとか千石だとかおまつりをやっている人々も中心にしながら、特に生涯学習のサークルの連絡会に結集している人たちが集まって、この会談そのもの全体をどうするのかというような形で議論をする場面としては、ちょうどそっくりこの組織がアカデミー推進部のほうに上がっていく状況の説明が組織改正の中では出てきているわけですから、これは当然上がっていっても全然おかしくない話だというふうに思うので、その辺をもう一回組織図としての精査をしたほうが私はいいというふうに思うので、今の御答弁ではなくて、もう一回御検討いただいたほうがよろしいかというふうに思います。それは意見だけつけておきます。

  本会議での議論をちょっと私も聞きながら、今回の見直し事業と、それから財団のアカデミーとの関係、仕事の仕分けの問題ではっきりしたのは、指定管理の見直しの段階で一つは決めましたという話でした。

  それで、アカデミー構想そのものの見直しについては、この後の第2の議題になっているような段階も含めて、あわせて見直しをするんだという形の整理の答弁だったような思いがいたします。

  ただし、そういうふうに聞いた上でも、例えば指定管理の見直しの場合でも区民サービス充実の視点からの見直しだったとおっしゃっているわけです。そのときにも、きめ細かなサービスの実施を目指してこれまで扱っていた業務について精査したというふうに言ってるわけです。それで、区が直接実施したほうがいい事業についてはすぐに引き揚げると、そうでないものについては財団という形で仕分けをしたというふうに言っていて、それは皆さんが自分たちのこの3年経過で見たというだけではなくて、アカデミーの推進協議会か何かの意見も、それからこの間の区民の意見も、それぞれ反映させてこの見直しに活かしたというふうに答弁していますよね。

  そうすると、ではアカデミー推進協議会のどういう意見でこの2つに分けていったのか、それから区民のどの意見がこういうものになっていったのかということが一つ大きな問題だと思います。

  それから、もう一つ僕が聞いてて気になったというのは、これは単なる話なのかとも思っているんだけれども、確かめたいと思ったのは、今回の組織改正の問題が、その事業の規模にあわせた組織改正なんだというような言い方をしたと思うんだけれども、これは何を意味しているのかというのをちょっと聞いておきたいというのがこの問題についての2点、ちょっとその点について御答弁いただきたい。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 推進協議会の意見、どのような意見ということですけれども、具体的には、平成20年3月に開いたときに指定管理について意見をいただきました。そのとき出た意見としましては、先ほどもちょっと答弁しましたので重複しますが、全国でいろいろこの指定管理については問題が出てきている。自治体によっては、直営に戻っているものもあったり、また自治体によっては、一方で指定管理、一方で直営と、そういうばらつきもある。既に分離して文京区でうまくいくように考えていきたいというふうな御意見、あと評価が難しいと、それは課題があるという御意見、あと民間の可能性もありますけれども、利用者の視点でぜひ考える必要があるのではないかという御意見、あと民間はどうしても営利になることが考えられる、区が厳しく管理をすべきである。あと指定管理になじむかなじまないのか、その仕分けというのが難しいという意見はここでもいただいております。

  あと区民からの意見としては、評価の際に整理して既に御報告いたしましたが、区民サービスの件、あるいは分かりにくいという件、幾つかございました。そういう中で進めていったというところでございます。

  あと、規模の部分ですが、規模については、指定管理の見直しに伴い、区が行うに当たって、今現在財団で担当している人員に当たる部分、これを区のほうにということでございますから、そういう意味で、今度アカデミー推進部ということで、今現在アカデミー推進課は1つしかございませんが、スポーツ振興課、あと観光・国際、これも担当になりますので、それについて組織的に整えるという趣旨で、内示の数字でいうと28名と、これは正規職員のみですけれども、28という数字でのものとなっております。

○国府田委員長 島元委員。

○島元委員 その話は、さきに聞きました。ただ、今度のアカデミー構想を実際に財団に全部請け負わせて行った3年間に至る経過というのは、先ほど来の議論でも明らかなように、少なくとも文京区の各課に散らばっていたさまざまな文化行政、それからスポーツ行政については、今日の行政に見合った形でスピーディに効率的に行っていくと、今日の行政に合うような形で再編を整備する必要があるという形で今のアカデミー構想をとったわけです、実際にはね。当時は法律上の大きなハードルもあったけれども、それは中教審の規制緩和の流れを当然のごとく法律的な改正もあるという見越しをして飛び越えたわけです、実際にはね。

  だから、実際に進んだ2006年の4月から2008年の4月に法律が施行される状況まで2年間、場合によっては早く文京区の場合は法律の後ろ盾がない中で飛び越すような状況になって、相当無理があったというふうに私は思うんです、実際のところね。

  それで、あのときの文章をずっと読ませてもらうと、この時期にアカデミー構想に乗らずして何が文化だ、何がスポーツ行政だという話になっていますよね、実際には。しかも、それを直営か、それから指定管理者かというときに、指定管理者に決まっているじゃないですか、当時の政府の指導の流れの中で、そういう選択の中で強引に流れていったという状況がありありと出ているわけです。

  今の状態で確認できるのは、そうすると文京区、それまで各課に散らばっていて、これからの生涯学習の新しい計画をつくる、あの表の一覧を見てお分かりのように、区のさまざまなセクションに散らばっている生涯学習やスポーツ、そういうもののかなりの部分がこのアカデミー構想の中で1カ所にまとめられて流し込まれたという点、そういう点でのハードルを乗り越えたという点では、うまくいったというふうに、いまだにきちっとそういう総括はしているのかどうなのか、今の時点で。

  アカデミー構想そのものの見直しをこれからやると言ってるんだけれども、それは平成18年の4月にこれを施行する段階との関係で言うと、課長答弁では、アカデミー構想は、これは正しかったんだという御議論をしているようだから、そうすると今の時点では、アカデミー構想に流れ込んだことは全く正しかったと、問題は財団アカデミーに流し込んだ流し込み方に問題があったという形の今回の整理という形で受けとめておく必要があるのかどうなのか、そういうふうに皆さんは受けとめているのかというのを、まず1点聞いておきたいと思います。それが一つ。

  それから、同時にそういうふうに考えたときに、ではあの時期にそういうまとめ方をして、一気に流し込むだけの必要があったのかという点で、先ほど来何人かの委員が聞いているんだけれども、本来アカデミー構想の何がよくて、こういう選択をして、今回戻しているのかという点については答えになってないわけです。裏にあるのはやっぱり行革だと思うんです。行政改革の問題です。効率的にどれだけうまくいったのかという問題の答えが、皆さんの側になければ、問うた人の答えにもなってないと思うので、この平成18年4月に移行する段階、それ以前、それから今回の選択という、こういう状況の中で、現実的には経済的な効果はどうだったのかという問題が一つ、そこに先ほど来出ているような人員の配置です。人員の配置はどういうことになってくるのかという点になってきたのかという点についても明確にしてもらいたいというふうに思うんです。

  それは、例えば最初の平成18年4月に流れ込むときには、一般的な区の正規職員が相当数削られて、それで財団の中では派遣はあったけれども、非常勤その他に置きかえられるような状況で職員の削減が行われて、それは委託費という形になったかもしれないけれども、相当な圧縮があったと思われる。

  今度の場合も、では今度財団から引き上げてきて、それで直営に移すという形になるんだけれども、その辺の人員配置の問題も含めて、経済的な影響関係も含めて、どういうことになっているのかということも明らかに報告してもらいたいと思うんです。そういうものがやっぱり背景に明確にあるだろうというふうに思うので、その2点。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 1点目でございますが、アカデミー構想でアカデミー推進課が行ってきたことで、うまくいっているかどうかということですが、順調にきていると、一歩一歩進めてきているというところで認識しております。

  ただ、では何で課題があったのか、財団の指定管理がということ、これだけではないというふうに考えています。

  組織改正を今回するに当たって、やはり一定私のほうですべてこういう形で御答弁させていただいているわけですけれども、委員会等でもやはり指定管理の事業の内容を、大幅に今財団のほうに指定管理としたことに伴って、説明する現場の細かい事業についての御説明ができないということはございました。

  したがって、それも含めて区として事業を行うに当たって明確に説明できるよう、本来区が行うべきものは区にということで整理をするということでの、今回明確にスポーツ振興課、あるいは国際・観光担当を、区のほうで責任ある御説明ができるよう、それも含めて分かりやすく説明できるよう、今回組織改正を行うということで、そういう点について課題はあったというふうに考えております。

  あと、コストの部分でございますが、ちょっと平成18年から19年、19年から20年、予算ベースで、数字は手元にないんですが、補助金と、あと指定管理料を含めると、金額的には合計しますと落ちています。ですから、そういう意味では効率的に行っているというふうに考えております。

  あと、人員の部分についてですが、ことし、今回の見直しですが、財団のほうは、今現在まだ人員について、一定財団での雇用のことも検討中ですので明確には固まっておりませんけれども、職員課からの正規職員等の内示の数字で見ますと、アカデミー推進課は、先ほど言ったとおり、今現在歴史館も含め16名であったのが28名で12名で増、財団のほうは派遣の部分ですが、33人だったのか15人、18人の減ということで、合計して6名減った形になっておりますが、これは指定管理、スポーツのほうの部分で効率的に行うことで確保されているものというふうに理解しております。

○国府田委員長 三縄区民部長。

○三縄区民部長 るるいろいろな御意見がございます。それで、非常にここの3年間が一定区としても不完全燃焼だったのかと思っています。

  というのは、やっぱりアカデミー構想ができて、それで島元委員おっしゃられるように、いろいろ流し込んできたという現状があります。そういった中で、今回3年間やってきて、財団イコール指定管理者、財団のもともとの特殊性がございます。実際に財団の職員が5割以上、6割以上区の職員という指定管理者の事業者であったということです。それで、やはり区の生涯学習部分を一たん区に戻して、アカデミー推進課が調整をしながら指定管理者のほうへ、おおむねすべての事業を区から指定管理事業として、また委託事業としてやっていただいた。

  そういう中で、やっぱり区として、また指定管理、区が1事業者としてアカデミーをとらえるとすれば、それはそれでよかったのかもしれないんですが、実際にこうしたアカデミーの調査特別委員会ができて、区の生涯学習が一体指定管理者の中でどういうふうにやられているかという、そういうことまでも議論としてあったわけです。

  そういった中で、では区としてどうしたらいいかと言ったときに、なかなか半分以上が区の職員がやる指定管理事業として、やっぱり区とのそごが生じてきたということは事実だと思うんです。

  そういった中で、やっぱりどういうふうに整理をしていくか、今松井課長が言うように、区民からのいろんなクレーム、それからアカデミー推進協議会からの、やっぱり文化行政というのは指定管理者というのはいかがなものかとか、いろいろと出されてきました。そうした中で、やっぱり3年たって、ではどうしたらいいか、要するに指定管理者自体の見直し、要するに指定管理というのが一体どういうものか、やっぱり後楽園スポーツに指定管理者をしたというのは、非常に事業としては任せやすかったという部分があるんです。

  実際に文化行政についても、一部いろんな区では、例えば民間事業者にお願いしているところがあります。では指定管理者に3年間の見直しの中で、今度指定管理が切れたときに、どうしていくかと言ったときに、スポーツはそこそこいろんな団体もやっていますから、例えば板橋とか、それから千代田にしてもいろんな事業者がやっています。ですからスポーツについてはきちんとした仕様書とか、協定書を組めばできるだろうというふうに思っています。

  文化については、やはり財団イコール一定区の事業者が半分以上ある指定管理者でやっていくことは、多分可能だと思っています。ただ、やっぱりそういう財団の、いわゆる区によっては6人ぐらいの使用人が区の職員で、あとはみんな要するに財団のプロパーとかということがほとんど多いんです。ところが、文京区の場合は、40人から50人ぐらいが区の派遣の職員で、ですからある意味では財団イコール区がやっている事業であるというふうに思っています。

  ですから、そこら辺を今回整理をして、やはりそれであれば、一定区に戻せる部分の文京アカデミー、文化行政については戻して、区で責任を持って事業展開をしていきますと、そういうことの考え方で今回やった経緯がございます。

  ですから、なかなか委員の皆さんもいろんな質問をしても、やっぱり松井課長にしてみれば、財団に聞いてみます、財団に確認してみます、財団に申し入れますと、そういった答弁だったと思うんです。やっぱりその辺はきちんと整理をしたい。やっぱりこの事業については区として責任を持って、区民の皆さん、また委員の皆さんにも答弁ができる形、そういうことで今回3年間やってきて、そういうふうないろんな反省点も踏まえて、今回こういう仕切りにしたということでございます。

  ですから、地域アカデミーの問題についても、一定区に戻せということはあるんですけれども、やはり今回区の事業と財団の2年間の委託の中で事業の事業規模、やっぱり区に戻してあとは財団にやってもらう事業規模としては、このぐらいが指定管理者としてはいいんじゃないかということで、あとホールも含めて、うちのほうで一応考えて、指定管理の非公募の中で審査をしたということです。

  ですから、島元委員がおっしゃるように、経済効果、要するに効率的なものについてということでございますけれども、それにつきましては、おおむねそれに見合った形で財団から区の職員を、今回新しい部ができますので戻してきます。ですから、それはと行って来いという考え方でよろしいかと思うんですけれども、ほとんどそういう形です、行って来いですよね。やっぱり区の職員を一定財団からアカデミー推進部へ戻して、それで区に戻った文化行政、スポーツ行政についてはやると、一定まだアカデミーには区の職員も残っていますから、そこについては、財団の今後の公益法人化も含めて2年間の中で検討してもらう部分で、今までのホールと文化事業についてはやってもらうと、そういう形の部分で、今回そういう仕切りをした。

  あと、2年間の部分ですけれども、これから一定公益法人化の見直しの中で、財団の進むべき方向、それが終わって今度は残った部分、残った部分についてはどうするかというのは、これからの検討でやっていきたい。

  それから、これから生涯学習の推進計画をつくっていきます。そのときには、今後はアカデミーの3年間の構想も含めて継承していくというような形で進めていきたいと思いますので、一定御理解をいただければと思います。

○国府田委員長 島元委員、ではまとめてください。

○島元委員 少なくとも今度の直営に戻した部分についての、人をつくる問題です。特に人を育てる問題、団体を育てる問題と区の直接のかかわりが非常に強かった問題を、アカデミー構想の中で言えば、強引に引き離していくというような状況があったと思うんです。

  今回、そうした団体の健全な育成の問題も含めて、区がそれぞれ責任を負っていくという姿というのは、僕はごくごく当たり前の姿に戻ってくるんだと思うんです。そういう問題については、きちっとこれからも、そういう文京区を支えるさまざまな団体の発展強化に区自体が、またアカデミーという組織がこれに当たるとすれば、そういうことをきちっと支援して、これからの発展を保障していくということは、もう最低限やる必要があるというふうに思います。

  それから、先ほど言われたような意味でのさまざまな数値の問題、体制上の問題などというのは、一々説明責任という問題がありますから、そういう点では自治基本条例の立場に基づいて、我々にも問題提起をしてもらわなければ困るということです。

  なお、3つの協議体の関係で、財団法人のところの主要な形ででき上がってきた生涯学習、スポーツの会議ですとか、文化・芸術の会議ですとか、それから国際・環境の会議ですとか、なかなかユニークな会議だと思うんです。だけれども、あそこに結集されたメンバーというのは、またいろんな討議の内容を裏づけるような、言ってみれば、今までにない団体の集まりです。

  そうすると、本当にあの団体のあのメンバーで、これから先、文京のアカデミー構想が引きずり回されるという言い方はおかしいけれども、樺山先生みたいな形で、ミュージアムのああいう形を立ち上げるなど、大事な骨を折ってくれたような運動が実際にありますから、あれも計画に値するような仕事だと思いますけれども、ああしたことをやれる団体だけに、本当に区民のほかの人たちの参加もやっぱりきちっと保障していくような会議体にしていかないと、やっぱりあそこの部分の、あの会議体の突出したアカデミーということになりかねないという心配もあります。

  ですから、今回はどうもそのまま組織としては、一度切れた組織をもう一回起こすという点でいろんな手続が必要でしょうけれども、そういう中で形としてはあのままの形を移動するような御答弁や意見表明に聞こえていますけれども、本当に必要な部分の補強や、それから見直しをきちっとした上で、アカデミーの推進体制が皆さん考える形でいくとしても、それをやっていかないと問題が起ってくるように私は思いますので、その点はぜひ注意してやる必要があるということだけ申し上げておきます。

○国府田委員長 三縄区民部長。

○三縄区民部長 さっき答弁しましたけれども、平成18年当時のアカデミー構想は、私ども全然否定するものではございません。ですから、今回も見直しの中ではアカデミー構想の推進体制については、どうしていくかということについては、今後検討していきたいということでございます。

  それから、あと会議体ですけれども、会議体もやっぱりアカデミー構想の中でできた、やっぱりすばらしい会議体なんです。ですから、その辺については、区に戻ってきてもきちんとまたメンバーとか人員等は精査をして、ただ一定任期がありますので、ですから今回は区に戻ってきたものについては、そのまま会議を運営していきながら、いいところを取り入れながら進めていきたいというふうに思っています。

○国府田委員長 3つの会議体については、資料第2号のほうでも議論はできますので、それは後でお願いします。

  では、白石委員。

○白石委員 御報告いただいて、今部長のほうからお話をいただいたんで、大変分かりやすい内容だったんですけれども、要はアカデミー構想に至っても、いろんな国の経済状況等があって、小さな政府をつくろうと言ったあのときの内閣がさまざまな仕掛けをしてきたわけです。その中で、アカデミー構想という、この文京区の特性を活かした中で、より生涯学習行政を発展させようという中でやられて、ほかの都市では市場化テストなどをやって、やった結果、でもやらないんだ、できるんだけれども、やらないんだと、勇気を持ってやらない自治体も出ている中で、うちのこのアカデミー構想がどういうふうに発展するかというのは期待するところなんです。

  今回、今部長がお話ししたように、区民の意見を踏まえて一定の整理をされてやっていくと、きのうの分権特別委員会の中でもあったんですけれども、区民の方の御協力をいただきながら、この文京区を構築していくという中で、やはり気持ちよく参加をしていただくという形が一番だと思うんです。やはりまだまだ区民の皆さんには、指定管理者というものは理解しにくいという中で、その力も借りながら行政運営をしていくんだというのも広めていかなければいけないんですけれども、今回整理された中でこうやって見ると、区民の方が自ら参加して、自ら生涯学習を発展させるものが非常に多いと思うんで、その辺のことはしっかりとケアをさせていただきながら、文京区の特性にあわせた形で発展をしていただくように、次の2号もそうなんですけれども、構築していただけるように要望しておきます。

○国府田委員長 御要望。

  渡辺委員。

○渡辺委員 今、主に区に戻る部分についての議論が多かったんですけれども、私、逆にその指定管理者のほうに移行していく中で、特に後楽園スポーツさんにいくスポーツ事業に関して言うならば、これまでこういったスポーツ事業も区民との協働でやってきた部分というのがあって、僕はずっと委員会の中で言ってきた監視員の制度、区民によってつないできた監視員の制度は、残念ながら人材が確保できなくて途切れてしまったんだけれども、このほかにも、この事業の中でも健康づくりの中の水泳指導だとか、水泳教室事業の部分というのは、ずっと水泳連盟さんが実態としては人材を確保して供給してきたという、歴史的な経緯があって、これは今後指定管理者に移っていく中でもいろいろ協議があると思うのね、協議もあると思うし、見直さなければならない部分は見直していかなければならないと思うんだけれども、やはりこういう今までの伝統、まさに区民との協働の部分については、これはやっぱりなるべく残せる限り残していこうというところの継続性については、ぜひそれはかかわっていただきたいというふうに思うし、こういったものがなくなってくると、まさに何かただ民間企業がやっているよみたいなイメージがどうしても強くなってくるし、指定管理者に移っても区民の協力をいただいて、いろんな事業をやっていくんだというスタンスは、やっぱりこれは必要だと思うので、ぜひそれについては御配慮いただきたい、要望したいと思います。

○国府田委員長 御要望でよろしいですか。

  それでは、資料第1号については、以上で終わります。

  それでは、資料第2号、文京区生涯学習推進計画の改定(文京区アカデミー推進計画の策定)について、松井アカデミー推進課長、お願いします。

○松井アカデミー推進課長 それでは、資料第2号に基づきまして、文京区生涯学習推進計画の改定(文京区アカデミー推進計画の策定)について、御報告いたします。

  まず、概要でございますが、平成18年4月、生涯学習、文化、スポーツの事務を区長部局に移管し、文京区生涯学習推進計画及び文京アカデミー構想に基づき、新たな生涯学習を展開しているところでございます。生涯学習推進計画は、第2次改定から4年経過したことから、計画を改定するに当たりまして、文京アカデミー構想と合わせた文京アカデミー推進計画を策定するものでございます。

  計画期間は、平成23年から平成25年までの3年間。

  策定の方針としては、4点。1点は、生涯学習推進計画と、文京アカデミー構想を含めた計画とする。2点目、今回のアカデミー推進計画には、スポーツの振興に関する計画及び現在策定中の観光ビジョンに基づく計画等を含めるものとする。3点目、計画を行うに当たっては、新たに策定される文京区基本構想との整合を図りながら検討作業を進めていく。4点目、検討に当たっては、アカデミー推進部で所管する3つの専門会議体(生涯学習・スポーツ会議、文化芸術会議、国際・観光会議)を検討部会とする。

  4点目、スケジュールでございますが、平成21年4月から6月で検討組織の設置準備を行い、7月から10月に実態調査を行い、11月から来年8月にかけて推進協議会及び検討部会を開催、来年9月には素案を作成し、パブリックコメントを経て、平成23年3月に最終案を作成したいというスケジュールでございます。

  裏面でございます。こちらのアカデミー推進計画の策定の体制の概念図ということで、アカデミー推進計画の策定体制ですが、策定の審議・決定はアカデミー推進本部で行う。審議・決定に当たっては、アカデミー推進協議会に提案し、協議会は本部に意見具申を行う。

  アカデミー推進協議会は、平成21年度はこの計画の策定についても所掌事務とする必要があることから、今現在、要綱上25名のところ30名以内にふやすとういことで考えております。また、幹事として、アカデミー推進部の各課長のほか、新たに策定される基本構想、あるいは教育委員会との連携等を図るため、企画課長等所管の課長を必要に応じて招じることとしたいと考えております。

  次に、推進計画を構成する各分野の計画策定のためには、区民と行政との協働で計画の原案策定を行うという組織として、アカデミー推進部で所管するこの3つの専門会議体を検討部会として活用していきたいと考えています。

  この3つの会議体とアカデミー推進協議会の連携を図るために、この3つの会議体の正副会長をアカデミー推進協議会のほうに入っていただくということ、また、アカデミー推進協議会で公募する公募区民については、その3つの会議体のほうにも入っていただきたいというふうに考えています。また、協議会の団体推薦の方も3つの会議体に希望に応じて参加できるような体制を整えていきたいというふうに考えています。

  3つの会議体の事務局については、アカデミー推進部の各所管課長が連携しながら運営を行っていきます。

  あと、幹事会は、推進本部から検討指示を受けまして、3つの会議体での検討の内容、総合調整を行い、本部へ報告するものでございます。

  その下6番目のアカデミー推進計画の概念図でございますが、文京区基本構想に基づく施策を具体的に実現するための補助計画ということで、基本計画の理念を踏まえた計画にします。ただし、その範囲としましては、現行の生涯学習計画における施策、生涯学習の推進、あるいはスポーツ振興、あと伝統文化のほかに、アカデミー構想でも示されておりますが、国際推進、あと観光推進を対象とするものと考えてございます。

  私の報告は、以上でございます。

○国府田委員長 それでは、御質疑をお願いいたします。

  村越委員。

○村越委員 それでは、生涯学習推進計画の改定について、ちょっとお聞きしたいんですが、少し時系列的に確認したいんですが、生涯学習の推進計画の改定については、1月29日に開催された平成20年度第2回アカデミー推進協議会では、生涯学習推進計画の第3次改定について案というような形で示されていましたよね。そこの資料の中では、計画の素案づくりを行うための検討組織を設置する、それからアカデミー推進協議会からの意見提案を受けるというようなことが資料には書かれていたんですけれども、口頭での説明では、推進協議会が検討するような説明がされていて、その協議会の中には3つの協議体の会長や副会長などが入って、協議体自体が少し規模が大きくなるんですというようなことがされたいたように思います。

  それで、次にアカデミーのこの委員会の資料をいただいたのは、多分2月19日ぐらいだと思うんですけれども、そのときには生涯学習推進計画の改定についてということで、生涯学習計画は第2次改定から4年が経過したから改定を行う、その中ではアカデミー構想を取り込んだ見直しを行うというようなことが書かれていたように思います。

  そして、検討会及び推進協議会の開催などというのがスケジュールの中にあったかと思うんです。

  その後、2月23日、私どもの市民フォーラムの区長の答弁では、アカデミー推進協議会で改定作業を行うなら、区内団体も含め委員の拡充が必要ではないかという私たちの質問に対しては、効果的な検討を行うため、3つの協議体から代表を入れるなど委員の拡充をという御答弁だったと思うんです。

  今回の資料、2月24日に差しかえられた資料では、文京区生涯学習推進計画の改定として括弧がつけ加えられて、(文京区アカデミー推進計画の策定)についてということで、括弧の部分がつけ加えられて、文京アカデミー構想と合わせた文京区アカデミー推進計画を策定といって、生涯学習推進計画と文京アカデミー構想を含めた計画、そして3つの専門会議体を検討部会とするというふうになったんですよね。検討するところの協議会も1月29日の説明から、また答弁のところでは、そこを拡充するというような答弁だったんですが、今度は3つの専門会議体を検討部会とするというふうに、いろいろと検討をされて変わってきたのではないかと思うんですが、この辺の変わった理由というんですか、どのような検討を行ってこういうふうに変わってきたのか、まず確認させていただきたいと思います。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 まず、推進協議会でお示ししたときの資料は、協議会の方からの意見もお聞きするという意味で、全く固まったものではなかったということで、案ということでお示しをさせていただきました。

  ただ、考え方としては、今現在ある協議会のほかに3つの会議体がアカデミー推進部の所管になるということは前提としてございましたので、当然連携を図っていく必要があるということから、資料の中では、3つの会議体からの意見を反映させることのできる体制づくりを検討していくという形でお示ししたものであります。

  ですから、そのときには、体制図として意見、提案ができるようなという形での図も示したところでございます。

  その上で、委員会資料、今回差しかえをさせていただいたわけですが、今の考え方を踏まえお示ししたものでございますが、そこでの資料では、確かに括弧の中にありました(文京区アカデミー推進計画の策定)というのが入っておりませんでした。あくまで改定ということでお示ししたものでございます。

  考え方について、策定方針等については変更というのはございませんが、この概念図でお示したとおり、明確にこれをお示しする必要があるということで、アカデミー推進本部を開催し、そこで意見を踏まえ、決定したもので最終の委員会資料ということで差しかえをさせていただいたものでございます。

  したがいまして、考え方として協議会のときには、本当の案、意見をいただいくための資料というもの、今回最終的にお示しさせていただいたのは、推進本部での決定事項を最終的に御報告させていただくための変更点があったということでございます。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 それは分かるんですが、当初、生涯学習計画の第3次改定だったものが、アカデミー構想を取り込んだ見直しというふうに、取り込む、だから生涯学習推進計画の中に取り込むというようなことを言われて、今度は生涯学習推進計画とアカデミー構想を含めた計画ということでは、やはりちょっと計画自体の性質、それが少し違ってきたように思いますし、3つの専門会議体を検討部会とするというのは、やはりそれなりに、前はアカデミー推進協議会のところに3つの協議体の人たちを入れて協議をするというようなこととは随分大きく違ったので、その辺についての、どういうことでこういう考え方が変わってきたのかということを説明していただきたいのです。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 概要のところでのくだりでは、アカデミー構想と合わせたという言い方、表現の仕方で微妙な語意があるのかも分かりませんが、策定方針については、従前と同じ推進計画とアカデミー構想を含めたということでなっております。これは表現の仕方の部分ですので、趣旨としては、第2次改定で平成17年度に生涯学習の推進計画があった、その後平成17年11月にアカデミー構想が出てきた、そこでは生涯学習推進計画を効率的に進める意味での体制づくりということで出てきたということでございまして、そういうものを今後つくるに当たっては、考え方のすり合わせての中で考えていく必要があるだろう、最終的にどういう形で新しくつくる計画を位置づけるのかという考えを整理したときに、だとすると、それは現在の第2次改定の冒頭でうたわれておるんですが、平成13年に文京区の基本構想ができたことに伴って、その冒頭の第1章にこの生涯学習に関する記載もあり、そういう意味では、位置づけとしては基本構想の補助計画という形での位置づけもされている部分も事実です。そこら辺の位置づけを整理して、最終的に、上位計画を文京区の基本構想としてアカデミー推進計画をその個別の計画としていくという位置づけを明確にしたもの。その中では、アカデミー構想で言われておった従前の生涯学習計画にはない国際、あるいは観光の部分がありますので、それも含めたものにしたいということでの全体像を整理したもので、最終的に本部のほうで決めたということでございます。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 分かったような分からないようなあれなんですが、この文京区アカデミー推進計画というのは、概念図で見ますと、こちらが大きく上になっていて、その中に生涯学習推進というようなことが入っていることでは、ある意味ではこちらのところが生涯学習推進計画部分なのか、あるいはスポーツ、文化、国際、観光というのがアカデミー構想の部分なのかというような感じがするんですが、生涯学習推進計画、前の改定のときには、生涯学習のところはやはり教育の部局が担っていて改定作業を行ったわけですよね。

  そのときの文京区生涯学習推進協議会委員名簿というようなものを見ますと、それとアカデミー推進協議会委員名簿、あるいはこの専門部会となる3つの会議体の名簿、財団法人のほうでやった、国際・観光、あるいは芸術会議、それから生涯学習・スポーツ会議、3つの会議体を見てみますと、従前の生涯学習推進協議会の委員の名簿の中と、今回のこれらの推進協議会や、3つの会議体で重なっている方もあるんですよね、重なっている部分と言ったら中学校のPTA、青少年、体育協会、体育指導委員会、生涯学習サークル連絡会、あるいは区立小学校校長会といった方たちはあるんですけれども、前回のときでは町会連合とか障害者団体、あるいは女性団体、高齢者クラブ、それから民生・児童委員、それから連合とか、労働組合とか、それから中学校、幼稚園、高校、大学といったところまであるんですね。大学はいろんな財団のほうとか、推進協議会のほうでもあるんですけれども、やはり前回のところの協議会に入っていた方で、今回この3つの専門部会が検討部会になるということでは、全く入らないような委員の人たちがいますよね。

  その辺のところについては、本当にこの3つの検討部会が検討することで、生涯学習推進計画の改定ということが行われるのかどうかということが、私はちょっと疑問に思ったんですけれども、3つの会議体は、先ほど三縄部長が言われたように、任期があるということで、このままいかれるということなんですけれども、幅広い分野の計画ですよね、生涯学習推進計画というのは。前を見ますと、本当に所管課はさまざまなところの方が関係してくる。行政のほうはともかくなんですけれども、そこにかかわる区民の人たちだって、さまざまな団体があるということでは、この3つの検討部会だけでは、非常に生涯学習推進計画の改定をするには不十分であると思うんですが、その辺はどういうふうに、委員の構成とか拡充とか考えていらっしゃるんでしょうか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 今の点につきましては、今アカデミー推進協議会は、任期が1月31日で切れましたので、これから改めて委嘱をするということで考えていく形になります。

  その中では、今言ったような考え方は必要ということで考えておりますので、具体的にはこれからになりますが、団体推薦が、先ほどちょっとお話ししましたけれども、今現在8名だったものを10名以内、あとPTA・区立学校のところ2名だったのを4名以内ということで、対応可能なようなものに考えておるところでございます。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 そうしますと、団体の人数がふえるだけではなくて、これまで要するにアカデミー推進協議会というのは、アカデミー構想を推進するために設置された協議会ですよね。

  それから、今度はやはりもう少し生涯学習の推進計画の改定などをやるように、団体の種類とか、それから公募の区民といったところでも、やはりアカデミー構想の推進とは違った観点で選ばれるということでよろしいわけですか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 従前のもののほか、今回は推進計画の改定にも携わるという趣旨でのものとしたいと考えております。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 それから、ちょっと幹事会ということなんですが、これは会長がアカデミー推進部長というふうになりますよね。私はやはり生涯学習推進計画の改定でもあるので、やはり教育委員会としっかり連携をというふうに思っておりまして、一般質問でもそのようなことを会派の者が聞いたとき、教育委員会としっかり連携をして作業が行われなければいけないし、教育委員会とのかかわりについてはどのように考えるのとかいうような質問をしたら、十分な連携を図るというような答弁にならない答弁です。連携をするにはどういうふうに考えているのかと言ったら、連携を図るでは、全く何か答弁にはならないんですけれども、そうしますと幹事会などの中に、教育委員会関係の課が入るというようなことで考えてよろしいんですか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 最初は、幹事会の部分で言われましたが、資料のところにあるとおり、関係の所管の課長が入りますので、そこで十分連携を図っていくという趣旨と、あとは、もう1点申しますと、アカデミー推進協議会でも幹事というところへ入れておりますが、そこで当然所管の、先ほど申したとおり、課長も関連のある議題に対してですけれども、入っていけるようなものとしたいと考えております。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 ぜひ、アカデミー構想ということは、その教育の部局から区民部局には持ってきています。でも本当に生涯学習ということでは、やはり教育の分野というんですか、教育局がかかわることが非常に多いですし、そういう団体、教育にかわかる団体の人たちとか、その立場の人たちも入っていただかなくてはいけないと思いますし、それから教育だけではなくて、先ほども言いましたけれども、男女平等というんですか、それから障害者の方たちの生涯学習というようなことでは、そういう方たちの声が反映できるようなものにならなくてはいけませんので、ぜひその辺については、今後のアカデミー推進協議会の拡充ということでは入れていただきたいと思います。

  そして、やっぱり文化芸術、生涯学習、国際・観光の検討部会というのは、やはりどう見ても構成メンバーを見て、本当にこの方たちだけでいいのかというふうなことがあります。やっぱりこれはアカデミー構想のある部分を担うようなことでやっていらっしゃるとは思いますけれども、人員構成というんですが、それがこれでは幅広い検討をするには不十分ではないかと思いますので、ぜひその辺の構成については、より生涯学習推進計画の改定に必要な方たちの参加というのを、できるだけ多く入れていただきたいと思いますし、それから今後このスケジュールでは7月から10月に実態調査というようなことがあるんですが、この実態調査というのはアカデミー構想などの検証とか、そういうものが入るわけですか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 前段の部分ですが、文化芸術会議等3つの会議体がもう既にある会議体ですから、そのメンバーをかえるということにはならないのですが、先ほど申したとおり、アカデミー推進協議会のほうからのメンバーを、公募区民は入っていただくような予定ですので、そういう形では意見が反映できるようなものとはしていきたいというふうに考えております。

  あと、2点目の実態調査については、検証を含めるものと考えてございます。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 それでは、7月から10月実態調査で検証ということは、入って本当に3年間です。平成17年11月につくられたアカデミー構想が、本当に今どういうふうな形になっているのか、ここで掲げられたことがどう実現されているか、実現されていないか、それから今後にはどういうふうなことが必要かというようなことは、きちんと検証して活かしていただきたいと思います。

  そして、そのときに、ぜひ実態調査とか検証はどういうことで、その3つの部会だけでやるのか、さまざまにやっぱり生涯学習とか活動をされている区民の人たちがいらっしゃると思いますので、いろいろな意見というようなものを聞いていただきたいと思うんですが、その辺についてはどのような検討をされているんでしょうか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 今現在は、この3つの会議体でと考えておりますが、この会議体の中で意見を求めるようなものが出てくれば、それは今回観光ビジョンもそうですけれども、意見を踏まえたものということで、意見が出たらすぐ対応していくものも、場合によってはあるかも分かりません。それはちょっと開いてみないと分かりません。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 ぜひ、この3つの会議体のメンバーだけではなくて、さまざまにかかわっていらっしゃる方たちがいらっしゃいますので、そういう団体からも意見をきちんと聞くようなことをしていただきたいと思います。

  検討部会ということでは、これは3つ、文化芸術については文化芸術のところがという形で、部会方式でやるというようなことなんでしょうか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 概念図で言えば、生涯学習とスポーツの部分が生涯学習・スポーツ会議、あと文化芸術の部分が文化芸術会議、あと国際と観光推進が国際・観光会議というところで考えております。

○国府田委員長 村越委員、まだ質問ありますか、ちょっとまとめてください。

○村越委員 はい、わかりました。それでは、あとこれは文京区アカデミー推進計画というふうになっていますと、推進計画ですから、計画はある何年間かでこういう数値目標というんですか、ある目標を決めて何年間かで到達するというような感じになるのかと思うんですが、観光などを見ますと、先のことで観光ビジョンが出てきますけれども、観光ビジョンなどには計画というふうなところまで入り込まないのかと思うんですが、新たに一定の計画というんですか、何年ぐらいまでにどう到達するというようなことまでは、この次なる国際・観光会議のほうで考えていくということでよろしいでしょうか、それだけちょっとお聞きしたいと思います。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 今後の検討課題になりますが、今現在の流れとしては、観光ビジョンはあくまで大きな方向性で考えておりますので、それを具体化する意味では、一定計画というのは今後必要になってきます。それが本当の計画になるのか、方針になるのか、どの程度になるかは、今後の検討課題というふうに考えております。

○国府田委員長 よろしいですか。

  資料第2号、あとは、高畑委員。

○高畑委員 先日の平成20年度第2回文京アカデミー推進協議会のところでの発言をなさった、ここにかかわると思うんですけれども、その中で平成21年度からアカデミー推進体制についてと、それと先ほどの生涯学習推進計画の改定のところで発言なさった方がいらっしゃいまして、生涯学習とスポーツを一緒にするということに対しての問題提起をなさった方がいらっしゃるんですね。会議体は分けなければならないとはっきりとおっしゃいまして、文化芸術、国際・観光、生涯学習、スポーツということで分けたほうがいいのではないかと言われた方がいらっしゃいます。

  それで、今ずっとやりとりを聞いていまして、やはり生涯学習というのは深いわけです。それでやっぱりここの生涯学習・スポーツ会議委員の名簿というのを見てますと、やはりこのメンバーでいいのかというちょっと疑問がありますので、もうちょっと深く分けるという点はどうなんでしょうか。生涯学習は生涯学習として、スポーツはスポーツとしてということは、そのときの答弁はどうだったかというところが、ちょっとメモが残ってないので。

  それと、そのときに先ほどの教育委員会との連携というか、その中、たしかここをおっしゃったかと思うんですが、社会教育主事がいて、いろいろな情報を集めてコーディネーターとなりますということも、これも答弁にあったかと思うんですが、その辺をお聞かせ願いたいと思います。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 会議体の生涯学習・スポーツ会議については、今現在もう既にある会議体ですので、今回のものであえて組織を、今現在お願いしている方を、言い方はあれですけれども、行政の、ある意味都合で解体するということはちょっと好ましくないと考えております。先々は、そういう意味では組織改正というのはあると思うんですが、現時点ではこの会議体でいきたいと思います。

  ただ、実際審議の中で効率性の関係で、部会のほうがいいとか、そういうことは出てくるかどうか、それはやってみないと分かりませんが、会議体としてはこの会議体を分けるつもりは今現在はございません。

  あと、2点目の社会教育主事の意見が出た部分ですが、そのときにも一応お話をいただいたんですが、社会教育主事がコーディネーターとしてやっていくのも一つのやり方だという言い方をされていたかと思います。それが絶対だということではなかったと思いますが、そういうふうに私は理解をしておりますが、今現在はそういうことで、アカデミー推進部でつくっていく形ですが、当然先ほど言ったとおり、教育委員会とは幹事として入っていただく中で、十分意見を聞いて連携を図っていくわけですから、今現在では社会教育主事のコーディネートというのは考えておりません。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 これからこういう計画を立てるのですから、やはりいろんな方の御意見を聞くということが大事だと思います。

  それで、先ほど実態調査のところなんですけれども、アカデミー構想の検証もここでなさるということなんですが、そのほかにどういう実態調査をなさるのかというのは、私には少しも見えてこなかったので、これはどういう調査をなさるんでしょう。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 通常、計画の見直しのときには、今現在状況がどうなのか、進捗状況も含めたもの、あと当然区民の意向等も含めた形が通常考えられます。

  ですから、その具体的な中身については、これから検討していく状況でございます。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 それは、区民の皆さんにお聞きをするというのか、その後、協議会及び検討部会が開催されるんでしたら、その前に実態調査の、それはどこが主体となってやるのか、検討組織設置準備が開始をされます、4月、6月となっていますけれども、その段階ではアカデミー推進協議会のメンバーがここで選ぶというか、そういうことで、それで実態調査の中身というか、そういうものはここで決めてやるんでしょうか、その辺はどうなっていますでしょうか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 区民の方から意見を聞くことは想定しております。やり方はまだ決まっておりませんけれども、場合によっては無作為抽出した方にアンケートをとるようなことも考えていければというふうに思っております。

○国府田委員長 そろそろまとめていだけますか。

○高畑委員 私は、その無作為抽出というのにこだわるのはどうなのかと思うんですが、やはり熱心な方の御意見というのがありますよね、そういう区民の御意見も無作為抽出のほかに区民の御意見、それはパブリックコメントになるんですか、それともそういう形で、やはり区民の御意見も無作為抽出には限らずにやっていただきたいと思います。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 具体的には、これから検討していく形ですが、ただ無作為抽出も非常にいいものを持っていると思います。私は前職で計画のときに無作為でやりました。結果は非常に一部の意見ではなくて、いろんな本当に、通常は偏った意見が出る可能性が多いんですけれども、無作為でやると、本当にいろんな意見が、いろんな角度からの御意見をいただきますので、そういう意味では無作為によるものというのは本当に好ましいというふうに考えております。

○国府田委員長 小野澤企画課長。

○小野澤企画課長 申しわけございません。ちょっと言葉の整理だけさせてください。

  無作為抽出のということになりますと、悉皆調査以外はみんな無作為なんですね。今回のいろんな場面で使われている無作為というのは、公募区民に対して無作為だということなので、今のはまさしくアンケート調査の話なんです。

  ですから、例えば1,000人を対象にアンケートをとります、2,000人とりますという部類の話でございますので、その辺だけ御了解をいただきたいと思います。

○国府田委員長 あとはよろしいですか、島元委員。

○島元委員 今度の改定の時期と、それからアカデミー構想の入って来る時期と、それがお互いにかなりの部分が重なっているから、結局4年間空白というか、見直しをしないで、現実には今度見直しをしようという形に流れてきているということの理解をせざるを得ない話になっているのかと思うんですけれども、現実にはそういうことでやっているのかということと、この間の計画自体は、切れたとは言っても生きていたわけだし、生きていたというのは、第2次があったわけですから、それについての企画された計画というのは、途中で中断していて一切やられていなかったということでは全くないと思うんですけれども、その辺の叙述というのが、今度の改定との関係ではっきりしないんだけれども、その辺はどういう形でフォローしてつなげているのかというのが1点目。

  それから、2点目は、社会教育と生涯学習とそれから現在出てくるアカデミー構想につながる中で、微妙にやっぱり受益者負担の関係ではどんどん軸足がずれてきているわけです。社会教育そのものは、法が定めているとおり、原則無料でやるわけですよね、実際には。それで必要なものについて言えば、材料費その他で実費というのがほとんど基本で、文京区の場合もやられてきましたけれども、それがだんだんスタンスがずれてきて、例えば区民アカデミアとの関係なども含めて、かなり有料の講座やその他がふえてきて、現実的には区民がそれまでと比べると、そうした社会教育、生涯学習のさまざまな講座その他を受けにくくなったり、一つのハードルになったりするような場面が実際にあるわけです。

  私は、だから今度の見直しの段階でも、そうした立場というのはもう明確にうたって始めるべきであるというふうに思うんです。だから社会教育にかかわる部分については、原則無料ですという、本来の法に基づく立場というのは明確にした上で、こうしたものの見直しをしていくべきだというふうに考えるので、その2点についてちょっとお聞きしておきます。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 1点目の時期でございますが、政策の方針にあるとおり、基本構想との整合を図るというところから、それに基づく基本構想の実施計画、この時期と合わせることが妥当ということで、平成23年としたものでございます。

  あと、2点目の受益者負担の件でございますが、今現在の文京アカデミーの講座については、講師料、あと財団の実費等でみております。ですから、その法外な、料金が大幅に高いというものではないというふうに考えておりますが、その点については、財団のほうにもこれまでどおり話をしながらやっていきたいと思っています。

○国府田委員長 島元委員。

○島元委員 例えば、従前の生涯学習サークルの団体などについて言えば、施設利用料なんて免除制度があったわけです、現実的には。そういうものが、この間の見直しの中では、例の、先ほどのサイレントマジョリティーの関係かどうか知らないけれども、不公平論が出てきて公正な形ということも含めて、免除制度そのものをなくすという状況になってきていますよね、現実的には。そうしたものも、実際はやっぱり社会教育という立場で考えたときには、そこまできちっと考え方に立ち戻って、現実には議論する、そうした会議にぜひしていただきたいというふうに私は思うんですけれども、そういう準備のもとでの議論であってしかるべきだというふうに、一つ思います。

  それから、先ほどちょっと答弁がなかったんですけれども、これまでの第2次改定の始末というのはどうなったのか。所管がどこか、あれだけ散らばっているんだけれども、始末はどうしていたのか、2年間放置していたということで、ごめんなさいするのか、一人で動いているからいいんだという形で出しっ放しだったのか、その辺。

○国府田委員長 三縄区民部長。

○三縄区民部長 始末と言われても困るんですけれども、料金のほうですけれども、それは一定受益者負担という考え方は、生涯学習ということではございますけれども、一定受益者負担の考え方というのは、やっぱり今当然入ってくるのかと、要するに、材料費とか施設の使用料とか、あと講師謝礼と、そういうもので一定負担をしていただくということは、考え方としてあるのかと思っています。

  ただ、これからの推進計画の中で議論が多分出てくると思いますけれども、その辺については検討をしていきたい。

  それから、あと改定が2年先へ送ったという話ですけれども、これにつきましては、2次改定が平成17年、アカデミー構想ができたのが平成17年、そういった中で今回文京区の生涯学習・スポーツについては指定管理者にお願いをしたと、そういう中で、区としてもその辺の推移を見守っていきたいということで、改定は見送った。

  それで、今回区に戻ってきて、きちんと手足が区にできるわけですから、そういった意味でしっかりとした改定をつくっていきたいと、そういうことで考えております。

○国府田委員長 島元委員、そろそろまとめてください。

○島元委員 手足がなかったということだったんですね、結局。だから、やっぱり基幹的な仕事というのは、僕は計画などについての基本的な部分というのは、やっぱり企画も含めてしっかり握っていくというのは当然の話なので、今の御答弁では当然不足していると思いますけれども、それがあるからこの議論が進まないという話ではないので、大いに計画の出発点を明確にした上で、本当に利用者にとっていい内容をつくっていくということが大事だと思うし、その中でのこの間の我々のスポーツや文化行政についての一体的な進め方がどうだったのかというのを明確な検証ができるように、ぜひすべきだと思います。

○国府田委員長 それでは、資料第2号については、あと御質疑はありませんね。

   (「はい」と言う人あり)

○国府田委員長
 それでは、資料第2号まで終了させていただきます。

  ちょうどお昼になりましたので、1時から再開をいたします。

    午後 0時00分 休憩
   午後 0時59分 再開


○国府田委員長
 それでは、アカデミー推進調査特別委員会、午後の部を始めたいと思います。

  資料第3号、文京総合体育館建設基本構想について、太田国体準備等担当課長、お願いします。

○太田国体準備等担当課長 それでは、資料第3号に基づきまして、文京総合体育館建設基本構想について、御報告いたします。

  総合体育館の検討につきましては、検討委員会で6月から始めまして6回開催いたしました。それで去る1月13日の検討委員会で検討委員会としての最終的な基本構想の(案)がまとまりましたので、御報告をするものです。

  検討経過は、ここに書かれているとおりです。

  基本構想は、別添のとおり、今後のスケジュールは、あとで御説明したいと思います。

  早速本文のほうにいきたいと思います。よろしくお願いします。

  1ページをめくっていただいて、目次をごらんいただきたいと思います。

  今回は、昨年の第4回定例会で素案を御報告しましたけれども、基本的な内容につきましては、素案のときと変更しておりません。ただし検討委員会での議論を踏まえまして、かなり順序を入れかえております。

  まず、はじめにというところが来まして、その後にローマ数字で1から4まで大きな項目が出されておりますけれども、1番が区内屋内体育施設の現状、それから2番が利用者・区等への意向調査ということで、1番と2番につきましては、事実的な内容ということでございます。それを踏まえて3番、新総合体育館の基本的な考え方及び検討組織、4番、新総合体育館の概要についてと、こういう柱立て、順番にしたということでございます。

  それでは、本文のほうなんですが、まずはじめにというところをあけまして、2ページが区内屋内体育施設の現状、これにつきましては、前回の素案と同じ内容ですので、飛ばせていただきたいと思います。

  それから、8ページが、2、区民・利用者等への意向調査ということで、2回アンケートをやりまして、その結果も御報告しておりますので、この部分についても割愛させていただきます。

  恐れ入ります。19ページをお開きいただきたいと思います。

  19ページについては、パブリックコメントのことでございます。素案がまとまった段階で、それを公表いたしまして、それを広く区民・利用者から意見を募集したということです。

  実施期間は、ここに書かれているとおりです。実施方法も、ここに書かれているとおり、意見提出者は、13人ということです。意見の件数としては、20件ございました。

  主な意見としては、アリーナの拡大に関すること、観覧席の設置に関すること、駐車場・駐輪場に関すること、環境への配慮に関することですけれども、このアリーナの拡大に関すること、これで件数としては11件、意見が来ました。そのほかの意見としましては、ここには書いてありませんけれども、スポーツクライミング、クライミングウォールという壁を、登る壁をつくってほしいという具体的な意見がありまして、一番最後の検討委員会にあわせて検討委員会あての要望書も出てまいりました。

  4番は、新総合体育館の建設に当たっての課題ということです。

  以上、2回の区民アンケート、建設基本構想素案に対する意見公募、パブリックコメントの集計結果から一定の利用者傾向が見られますということで、まず運動種目については、水泳、トレーニングを筆頭に、各種球技、武道、新スポーツに至るまで多種多彩なことです。

  このような傾向に対して、限られた敷地内に最大限の多様な運動種目が対応できるよう、施設を整備していくことが課題となります。

  また、設備面では、空調設備がないこと、長年の利用による汚れや傷み、建物の構造が機能的でないこと等さまざまな課題が指摘されています、というような課題が上げられています。

  恐れ入ります、20ページをお開きください。20ページから、いよいよ新総合体育館の基本的な考え方、検討組織ですけれども、まず1番の文京総合体育館建て替えの目的ですけれども、以上のとおり、区民や利用者の意向、それに伴う課題を踏まえ、今回の文京総合体育館建て替えの目的は、「老朽化した体育館を建て替えることによって、区民のスポーツに親しむきっかけづくりの場を提供し、ひいては区民のスポーツ普及・振興、健康の維持・増進を図ること」にあります。

  2番、新総合体育館の位置づけですけれども、総合体育館建て替えの検討に当たって、新しく建設する総合体育館の位置づけは次のとおりとします。

  まず1番としまして、基本的には現総合体育館の機能を継承すること、それから2番、文京スポーツセンターとの相互補完的施設であること、スポーツセンターと総合体育館が相互に補完的な機能を果たすということです。3番、地域における区民の健康づくりの拠点施設であることということとしました。

  検討組織は、ここに書かれているとおりです。

  恐れ入ります。22ページをお開きください。

  22ページにつきましては、新総合体育館の概要についてということで、まず1番、新総合体育館の建設予定地及び周辺環境ということで、第四中学校跡地がどういう場所であるかというような記載です。周辺環境への配慮が求められるという場所だということです。

  23ページになります。2番、新総合体育館のあり方及び機能ということで、少し読ませていただきますと、生涯スポーツ振興の面から、区民が身近な場所で、気軽にスポーツやレクリエーションを楽しめる環境を整備していくことが求められています。新総合体育館建設についても、そのような観点から区民が利用しやすい施設にしていく必要があります。

  また、建設に当たっては、将来を見据えた施設にしていくことも重要です。特に、子どもたちや次世代の区民のことを十分考慮し、施設面のみでなく、考え方としても将来に通用する体育館を目指していきます。

  そのため、新総合体育館の機能は、現在の文京総合体育館の機能を継承し、その上で施設設備の充実を図っていくことを基本としていきます。

  ということで、(1)だれもが利用しやすい体育館、(2)健康づくり・体力づくりの場としての体育館、(3)地域の運動施設としての体育館、恐れ入ります、24ページをお願いします。(4)地球環境に配慮した体育館、(5)その他の機能としまして、地域活動センター、災害時の物資集積場、こういう機能でやっていくということです。

  3番、新総合体育館の施設内容でございます。

  (1)主競技場(アリーナ)、これについてはいろいろ御要望もありましたけれども、この基本構想の中では、現在の総合体育館と同程度の規模としますというような表現にせざるを得なかったということです。観覧席は一定程度設置します、障害者競技が可能な施設とします。

  (2)プールについては、大プールと小プールということですけれども、検討委員会でも随分議論があったんですけれども、プールの深さをどうするかのということがございまして、まだ一定の結論が出ておりませんので、ここでは水深変動型、床が変動できるようなもの、こういったものを検討しますというような言い方をしてあります。

  そのほか、(3)卓球場、(4)トレーニング室、(5)武道場、(6)アーチェリー・弓道場、これについては従来の、今の総合体育館を継承していく。それから、新たに(7)多目的室、それから(8)会議室、会議室につきましては2つの会議室を用意していまして、一つは体育館の会議室として、もう一つが地域活動センターの区民会館として整備していく予定でございます。

  26ページになります。26ページについては(9)親子室、これは親子で体育館を利用する利用者のための施設ということで、遊具等を配備していきたいというふうに思います。(10)飲食可能スペース、(11)駐車場・駐輪場、(12)湯島地域活動センター、(13)その他として、空調設備、エレベーターということです。

  27ページになります。4、管理・運営についての課題として、現段階で想定される課題としましては、利用料金の設定、例えば高齢者割引、障害者割引等について、それから利用時間の延長について、こういった今後の運営について課題が出てくるのではないかということです。

  5番の今後のスケジュールですけれども、平成21年度に基本設計・実施設計に入るということです。これにつきましては、今のところプロポーザルの方式でやりたいというふうに考えています。プロポーザルで優良な事業者を選んで、そこと随意契約を結んで基本設計、実施設計をしていくというようなものです。

  それから、埋蔵文化財の発掘調査、そして平成22年度から23年度にかけて工事着工、平成25年度に工事竣工、開館、こういうスケジュールになっております。

  この基本構想につきましては、今後区民周知ということもありますので、3月10日号の区報で、これができたというようなことを周知してまいりたいというふうに思います。

  以上でございます。

○国府田委員長 御質疑お願いいたします。

  山本委員。

○山本委員 6回の検討委員会を重ねまして、建設基本構想ということで(案)が提出されました。この間ずっと区民の意見を広く聞くということでアンケート調査を2回にわたって行って、最終的にはパブリックコメントということで意見を聴取されたようでございますが、細かく中を見ますと、その意見の内容の取り方ですとか、また対象者等によって、また年齢等々によってなかなか千差万別に区民の方の要望がいろいろと多くのかというふうに思っております。

  どのようなスポーツ施設があると好ましいかという意見では、個人の方に聞きますと、プールが一番多い、しかし団体の方に聞くとトレーニング施設、そしてアリーナの拡充ということでございまして、そういった中で、区の姿勢、また検討委員会等の姿勢としては、広く区民の意見を集約している姿勢にはすごくよいことだというふうに思っております。

  とは言っても、先ほども説明にありましたけれども、限られた施設内にさまざまな運動種目ができるような課題、また基本的には現湯島総合体育館の機能をそのまま継承していくんだということだと思うんです。この広く意見をとられていろんな形で出てきたのはよろしいんですが、やはり限られた面積、敷地というのが決まってくるものですから、その限られたキャパシティーのことでちょっといきますと、たしか敷地面積が、今度の第四中の跡地でいきますと4,000平方メートルちょっとということで出ておりますけれども、現総合体育館は約4,600平方メートルの建築面積ということでございまして、今後これが建ぺい率等々をはかって延べ床面積が出されて、その中にどう組み込んでいくか、いろんな施設の要望にどうこたえていくかということになると思うんですが。

  今回、新総合体育館の施設内容というところで、さまざまな項目が出されておりますけれども、ちょっと私の事前確認不足なところもあるかもしれませんが、多分この中で私が目につくのは、プール、まず新しく今の総合体育館に加えて新たに取り込んでいこうという施設ということでいくと、小プールですとか、卓球場ですとか、トレーニング室とか、多目的室、それであとは地域活動センターというところもあるというふうに思います。また、あとは親子室、これも非常にいいことだというふうに思っておりますが、まず、キャパシティーのところいきたいんですけれども、この間幾度となく聞いたこともありますけれども、あそこの第四中跡地に今回決定をして建てるに当たって、おおむねどれくらいのキャパシティー、総延べ床面積を見込んでいるのか。きっと多分見込んでの内容がここにある程度書かれているんだろうと思いますし、またある程度青図みたいな、アウトライン的なものの絵もきっと出ているんだろうというふうに思っておりますが、その辺の延べ床面積の数字はどんな形になるのか、有効面積はどれくらいのイメージ、今の湯島総合体育館に比べてふえるのか、同じなのか、減るのかというところはどうでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 まず、キャパシティーの問題なんですけれども、現在の総合体育館が延べ床4,600平方メートルという面積です。それで新しい総合体育館につきましては、建替地の検討委員会のときに、一度イメージ的な図面をお出ししたことがあるんですけれども、それは今の新しい場所というのは、日影の関係がありまして、上に出る部分というのがかなり制限がされているため、これを勘案しますと、5,800平方メートル程度というのが一度出されております。基本的には、そのイメージをもって我々も検討してきたということでございます。

○国府田委員長 山本委員。

○山本委員 そうすると、今、現総合体育館のほうは4,600平方メートルで、イメージとしては5,800平方メートルだということでいきますと、若干面積的にはふえるというふうに理解してよろしいんですか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 そういうことでございます。差し引き1,200平方メートルぐらいのプラスということです。

○国府田委員長 山本委員。

○山本委員 その1,200平方メートルをいかに多種多様な意見をどう組み入れて取り入れるかということだと思いますが、設置する区としては、そのいただいた意見、これは逆に言うといただいた以上、これをどこかしら取り込まなければいけないのかという部分にもなりかねないと思うんですが、先ほどの話ではロッククライミング、壁を登るものの意見があったと、パブリックコメントの中の話でしたけれども、パブリックコメントが今回1カ月で13人で20件ということだったんですが、これはちょっと意外に数字的には今までのアンケート調査の1回、2回に比べると、ちょっと数字が少なくなってきたような気がするんですけれども、その辺のパブリックコメントに関してのアンケート調査については、どんな印象をお持ちでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 私もパブリックコメントの件数、もう少し出てほしいと思いましたけれども、周知の方法としては、区報、それからインターネットのホームページ、そしてチラシ、そしてこれを基本構想の素案自体を地域活動センター、図書館なりに置いて広く周知をしたつもりでございます。ですけれども、結果としてはこういう形になったということでございます。

○国府田委員長 山本委員。

○山本委員 パブリックコメントは、そういった形でやられた結果、20件ということですので、それはそれとしなければいけないのかと思いますけれども、先ほど報告の内容のお話を聞きましたところ、13件中11件がアリーナの拡充というか整備、もう少し充実してほしいというような意見がほとんどを占めて、残りの件数がロッククライミングという、壁を登っていくような話でございました。そのアンケートのやり方、最初の区民アンケート1回、2回によりますと、プールの施設が非常に欲しいと、またトレーニング施設が欲しいということでございますが、今度パブリックコメントをしたら、アリーナの拡充をしてほしいんだという意見もございます。やはり体育館、アリーナという意味でいきますと、やはりいろんなスポーツ団体、そしてまた利用したい施設等々ございますけれども、やはり一番のメイン、そして顔となるのは、やっぱりアリーナの床の面積、そのところではないかというふうに思っていまして、区民意見の中にはスポーツセンターのような、もう少し広いアリーナをという方も数多くおられると思います。

  前にお話を聞いたときに、その辺も皆さんの意見も踏まえて、できる限り要望をかなえられるような努力はしたいというふうな当局の御回答だったと思うんですけれども、その辺の、先ほど延べ床面積が5,800平方メートルというふうに言っていましたけれども、具体的に言うと、分かりやすく言えばバレーのコートで例えれば、湯島総合が今は2面だと、スポーツセンターは3面だということでございますが、そういった意味で、もう少し面積が大きくできないのかという、その辺の努力をどんな形でやり、そしてやはり同程度のものになったという結論に達したのか、その辺のちょっといきさつというか中身を教えてください。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 このたびのパブコメだけではなくて、ここのアリーナを大きくしてほしいという声は、私のほうにはいろいろ届いております。ひしひしと私ども感じておりますけれども、現状の総合体育館のアリーナの面積が980平方メートルぐらいなんです。そこで、今委員が言われているとおり、バレーが2面、バスケットも一応2面あるんですけれども、これはバスケットについてはかなり狭い。ですから、バスケットも本来であれば公式試合が2面とれるようにというような意見もいただいております。

  そのためには、今の980平方メートル、これをどの程度にすればいいのかということになりますけれども、単純に考えると2面を3面にするんですから、1.5倍ぐらい必要なわけです。ただ、本当に現状を踏まえてぎりぎりでどのくらいできるかというようなことも検討しているんですけれども、それでもやはり1,300平方メートルぐらいは必要だということなんです。

  その1,300平方メートルのアリーナを、果たしてあそこにつくることができるかどうかということですけれども、普通に地上の部分につくろうと思うと、どうしても日影規制がかかってしまいますので、現状では不可能だというふうには思っております。また、それを地下に埋めることができるか、これだけのものをですね。そうしますと膨大な地下のアリーナという、深く掘らなければいけない。

  といいますのは、高さがどうしても必要になりまして、高さが12メートルから、今は現状で22.5メートルぐらいありますので、それぐらい必要だと。それで12.5メートル掘ればいいというわけではなくて、それぞれの補強が必要ですので、勢いもう20メートルぐらいの地下ということになりますと、ちょっと現状では現実的ではないというふうに考えております。

  ただし、ここで全く否定してしまうものではありません。現状では困難と言わざるを得ないんですけれども、今後は、先ほど言いましたように、プロポーザルで優良な設計業者を指定していきたいと思いますので、そこの設計業者とは十分相談をしていきたいというふうに考えております。

○国府田委員長 山本委員。

○山本委員 詳しく御説明ありがとうございました。

  やはり建築基準法の関係が一番大きいのかというふうに改めて思いますけれども、課長の今のお話では日影規制が、ということでございますけれども、専門家じゃないので分かりませんけれども、影の問題ということでいきますと、影が落ちる方向が、確か東大側になるのかと思うんですけれども、東大もある意味公共機関でもありますし、そういった意味で、もし可能であれば、法律をもちろん曲げることはできませんけれども、特例ですとか、緩和措置ですとか、そういうところをちょっと模索していただいて、何とか折り合いがつけば、ちょっと東大に影が落ちても差し支えはあまりないと思うので、ぜひその辺は本当にお願いをしていただきたいと、協議をしていただきたいというふうに思いますが、どうでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 これは建築基準法の例外規定というのが、確かに法律上ではあるんですけれども、ここはもともと第1種中高層住居専用地域という用途地域もありますので、ここには本来体育館が建てられない地域であります。それのまず許可が必要で、なおかつ日影規制の例外を設けるところ、ダブルで設けるということでは、現実ではあり得ないんだそうです。それで日影規制を例外許可を与えるというものも、事例としてはかなり限られた限定した特殊な地形だそうです。

  ですから、今、現状ではこの場所で例外を設けて、日影規制の制限を緩和するということはあり得ないというふうに聞いております。

○国府田委員長 山本委員。

○山本委員 何度も申しわけありませんが、2つのハードルがあるということでございまして、まず場所の非常に厳しい体育館も建たないところだと、振り返りますと、皆様の御努力でそういった場所にも体育館が建てられるということにもなったわけでもございますし、あと一つのハードルを何とか例外規定、最後の最後まで模索をしていただいて、頑張っていただきたい。これは要望というかお願いでございます。

  あと、もう一ついきますけれども、中身のところで、親子室というのが改めてここに出ているんですが、私は、非常にこれはいいことだというふうに思っています。やはり個人の方にしても、団体の方にしても、やはり子育て世代の方たちにも喜んで施設を使っていただくという意味では、これはまさにファーストワン的な施策ではないかというふうに、大変いいことだというふうに思っています。

  さらにもう一歩進んだ形でお願いをさせていただきますと、いわゆる託児所ですとか、そういった形の保育士さんをパートタイム、常時はちょっとなかなかお金も厳しいと思うので、時間的に限定をして保育士さんをちょっとつけていただくとか、そういったことはできないかというふうに思うのですが。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 これにつきましては、結局そういうことになりますと、この体育館だけではなくてほかの施設にもということになると思いますので、それは区の一定のやっぱり考え方というのがあると思いますので、今の時点ではここで保育士ということは考えておりません。

○国府田委員長 山本委員。

○山本委員 分かりました。本当に説得力のある答弁で、やはりこの厳しい財政の中、見合った形での有効的な喜ばれる施設をつくるという、これから大変厳しい時代にも財政的にも入りますから、その辺は非常に理解はしているつもりではございますので、ぜひ、今言った私の言葉も少し踏まえていただきながら、最後の最後まで模索をしていただきたいというふうに思います。

  最後に、今この親子室をファーストワンと言わせてもらいましたけれども、今回の新しい湯島総合体育館のアリーナ、体育館に向けて、皆様方がアピールできる特徴的な、ほかの区にはない、こういうところが目玉だというようなところは何かありますでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 非常に答弁するのが難しい御質問ですけれども、確かにここが限られた面積であるということで、かなり厳しい条件の中で建てるものですから難しい面もあるんですけれども、まず立地条件がいいので、かなり利用者が多いということは想定されると思います。

  それで、まず一つは、ここが必然的にそうならざるを得なかった部分なんですけれども、周辺環境とか、あとはこれから建てる建物、将来的に通用する建物ということで、地球環境に十分配慮した建物にしていきたいというふうに思っております。

  それから、多目的室をつくるということもありますし、目的を決めない部屋をつくるということで、これから新しいスポーツの需要が来たときにも対応できるような施設にしていきたいというふうに思います。

  それから、今親子室ということがありましたけれども、子育て中の方や障害者や高齢者でも利用しやすいような施設にしていくということを、特色としていきたいというふうに思っております。

○国府田委員長 山本委員。

○山本委員 アリーナの面積は一定理解をしました。バスケットのほうが逆に言うと公式面積にしては若干2面をとるには厳しいということでございますから、もう1面バレーの分の面積をふやすことはできないということでございますので、その辺設計士さんと相談をよくしながら、例えばこのバスケットの公式面積は2面確保されてでもできるような、その辺をぜひ詰めていっていただきたいというふうに思っております。

  最後に、設計プロポーザルということでおっしゃっていましたので、その区のほうの意向がきちんと設計会社に伝わる形のプロポーザルをぜひお願いをして終わります。

○国府田委員長 御要望ですね。

  そのほか御質疑、松丸委員。

○松丸委員 今、山本委員のほうからもいろいろさまざまな要望がございましたけれども、私のほうから24ページに出ていますけれども、地球環境に配慮した体育館ということで、具体的に何かこういう形で今考えていらっしゃるのかどうか、ちょっとその辺教えてください。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 具体的には、最近できた施設等を参考にしながらやっておりますけれども、先ほど言いましたように、今後はプロポーザルで設計業者を決めていきますので、プロポーザルの項目の中にこの環境ということを重視しまして、各設計業者は最新のノウハウを持っておりますので、出てきたものを参考にしていきながら決めていきたいというふうに思います。今のところはほかの施設を参考にしているということです。

○国府田委員長 松丸委員。

○松丸委員 分かりました。これは我々もいろんな委員会等でも提案させていただいておりますけれども、特に昨年、私は代表質問でもさせていただきましたけれども、今度新しくできる音羽中学校なんかも太陽光発電の太陽光環境ですか、これを導入するということなのでね。今時代がそういう流れにいろいろとなってきているわけですけれども、ぜひともそういった環境に配慮した、そういう施設、特にこういう公共施設にお願いをしたいと思います。

  それから、これは以前うちの岡崎幹事長からもあった話ですが、いわゆる雨水対策、これはなかなか雨水自体をどういう形で使うかというのは非常に限られた、限定された部分しかないんですけれども、そういった雨水対策というのも、一つのこれから取り組まなければいけない課題でもあると。

  それでもう一つは、これは特に今回プールが非常に利用される方も多いということで、これはもう既に文京区にあります東京大学が導入していますけれども、いわゆるプールの1回当たりの水の交換に非常に莫大なエネルギーというか、そういうロス、費用がかかるということで、なおかつ塩素も大量に使用しているということもあって、この辺を、これはアメリカのロスアラモス研究所というところと国防省が共同開発した、飲料水に滅菌装置をつけて塩素殺菌にかえる方法とか、それにプラス水の交換によるエネルギーロスを抑えて、安心な水質をつくると、こういうようなものを今実際東大が導入しています。

  我々、ちょうど平成15年7月に立川市の柴崎市民体育館というのが、これを導入して、現実にここを視察してきましたけれども、非常に水がきれいで、なおかつ経済的な効果が非常にあるということで、非常に高く評価をされていましたけれども、そういう意味から言えば、ここにもうたわれているように、建設後の施設の維持管理についても経済的で効率的な運営が求められると、こういうことも踏まえて、ぜひこういうものを参考にしながらプロポーザル方式の中で、これから図っていくんでしょうけれども、こういうこともしっかり視野に入れながら、特に環境に配慮した、そういった体育館というものをぜひつくっていただきたいと思います。

  さっき言いました経済的な効果という部分からいけば、総務区民委員会が、今回九州へ視察をされてきた。国府田委員長も総務区民委員会ということで、この辺も非常に話に聞くところによると、うちの若井副委員長もその総務区民委員でありまして、大変に感動して帰ってまいりまして、それは視察報告に反映されると思いますけれども、そういうような意見等々もぜひとも参考にしながらお願いをしたいと、これは要望として終わります。

○国府田委員長 渡辺委員。

○渡辺委員 今、具体的に地球環境に配慮したというところが出たので、私も1点だけ具体的にちょっと御提案させていただきたいんですけれども、私が提案させていただくのはトイレなんです。

  きのう清掃特別委員会で、学校の生ごみのリサイクルで生ごみ処理機のバイオを使ったリサイクルというか消滅というか。それで、実はトイレがこの複合バイオを使って汚物やし尿やトイレットペーパーを全部分解してきれいな水に循環させるというシステムが徐々に実用化されてきて、上下水道いらずなんです。別に製品の紹介をしているわけでも何でもないんですが、実にこれは、これから生ごみのリサイクルは定着するまで10年かかったけれども、その応用からいくと、決してあながち全くまゆつばの話でもないと思うし、こういうのが実現すると、例えば防災など上下水道がとまっちゃったとか、そういったときにでも対応が可能だとか、そういう意味もあるので、ぜひそれは検討まではいかないまでも、研究課題の一つとしてはあってもいいのかというふうに思っているので、それはひとつよろしくお願いしたします。

  それと、今ロッククライミングの話が、ちょっと何か唐突に出たのであれなんですが、それの要望が出たのはいいんだけれども、区民的な需要というか、一つはだれもができるようなものではないですよね。かなりやっぱり限られた人がやるようなことになるんだろうと思うし、その辺の要望はいいんだけれども、どのくらの区民需要があって、どういう方が参加されて、あと安全性の問題とかもあるんだと思うんだけれども、その辺は具体的に検討をされているかどうか、ちょっと教えてください。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 私としましても、クライミングウォールの話が出てから、この近郊にある施設を視察に行きました。具体的には江東区の深川スポーツセンター、それから東久留米のスポーツセンター、ここには公共の体育館でクライミングウォールがついているんですけれども、ちょうど事業を実施しているときに伺ったんです。

  それで、延べ人数としては、年間を通してそれなりの人数がいるんですけれども、やはり利用されている方は固定的な方であるという話を聞きました。そうなると、区民需要がどこまであるかということは、ちょっとクエスチョンマークがつくところかなというふうに思っております。

○国府田委員長 渡辺委員。

○渡辺委員 何か目玉としてはいいのかもしれないけれども、区民的な、今おっしゃった需要だとか、安全性とか、どんな世代の人にもできるという、そういう意味から言うと、ちょっとどうなるかという部分もあるので、ぜひその辺は慎重に御検討をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

○国府田委員長 要望ですね。

  そのほかに、村越委員。

○村越委員 ちょっと確認をしたいんですけれども、この25ページのところで、水深変動型を検討しますとありますよね。水深変動型を利用するというのは、やはり子どもたちの利用のときなどに浅くするというようなことで、全体的に床が上がったりする、一部を上げたりとか、その辺のところを考えているんでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 現在、かなり技術的には進歩しておりまして、例えば6コースある場合、3コースを深くして、3コースを浅くするというようなことが可能だということです。ですから浅くするほうを水中ウォーキングで使うとか、そういうことは可能かというふうに思います。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 ただ、やはり技術的には可能なのかもしれませんけれども、実際に水中ウォーキングをするところと、泳ぐところであまり床をかえてやっているようなところって、普通の民間のスポーツクラブなどではないのかと思いますし、これがある意味では機械的なものでやったりするとなると、今後のランニングコストというんですか、そういうところでは非常に高くなるのかと思いますので、慎重に御検討いただきたいと思います。

  子どもについては、小プールというのがあるわけですよね、だからあまり大プールを子ども向けに使うことがないのかというふうなことがありますので、慎重にしていただきたいと思います。

  それから一つ、今後のスケジュールの中で、基本設計、実施設計ということが書かれているんですが、やはり私たち総務で視察をしてきたときに、従前はやはり基本設計と実施設計をそれぞればらばらに違う業者ということでやっているんだけれども、そういうことをすると、やはり設計という人たちは、どうしても設計のほうで力が入り過ぎというんですか、実用的ではなくて若干価格が高くなるとか、デザイン的なことで凝ってしまったりとかあるので、私たちが視察したところは、国土交通省は本当は基本設計、実施設計をばらばらにと言われているんだけれども、一緒にしたと、そういうことでかなりシンプルな設計ができたというようなことがあったんですけれども、文京区の場合は、やはり従前どおり基本設計、実施設計を分けてということなんでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 設計につきましては、来年度当初プロポーザルをしまして、そこで業者を選びまして、選んだ業者と基本設計・実施設計と一括した契約をするとということでございます。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 設計のところはそうですね。あと建設を一緒にしたんですか、九州の場合。そうすることで設計と建設ですか、それまで一緒にというような形でやっていたということなんです。やはりそれは国土交通省が分けてくれというようなこともあったらしいのですけれども、何が言いたいかというと、やはり設計のところであまり無駄なというか、どちらかと言えばデザインに凝ってしまうとか、そういうふうな設計にならないように、実用的な設計をしていただきたい。そうすると建設のほうもコストがかからないし、それから九州の視察のところでは、設計の段階で指定管理者を一緒にそのときには決めていたので、運営上運営がしやすいというんですか、職員配置などがスムーズにできるような設計というようなことで、指定管理者からの意見も入れたということなんです。

  今回は、体育館については、東京ドームグループがスポーツ施設全部を指定管理ということなんですけれども、複雑な動線などをしますと職員配置などがやはり多くなりますよね、その辺のところは指定管理者との関係はどんなことを考えていらっしゃるでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 もちろん、いいものをつくりたいと思いますので、運営上のことも大きいと思いますので、指定管理者の意見というのは聞いていく必要があるというふうに思いますけれども、ただ、今の東京ドームグループの指定管理期間が平成21年度から25年度の期間です。それでこの体育館ができるのが平成25年度の予定でおりますので、今後のことが保障されているわけでありませんので、あまりそこで東京ドームグループの意見を反映させるというようなことがあると、またその後のことも複雑なことになりますので、そこら辺はうまく参考になることは聞いていきたいというふうに思います。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 特定の事業者の声を聞くというよりも、運営上運営しやすいというようなところというのは、ある意味では指定管理者がかわっても同じようなことが起こるのかなと思いますので、その辺は建てるときだけではなくて、運営をするときにできるだけランニングコストがかからないようなことをぜひ考えていただきたいと思います。

  それから、視察のときに言われたことで一つ非常に残ったのは、やはり公がつくる施設というのは、どうしても高めになりがちだということなんです。同じようにスポーツ施設をつくるときには、民間がつくっているスポーツ施設というのは、かなりコスト、無駄を排してというようなことがあって、安く押さえることができると、そういうような安く押さえられるような仕様で体育館のところではやったと、悪いというのはいけないんですけれども、ある意味では骨組みがちょっと見えているというようなところもありました。でもそれは別に構造上には問題がないというようなことで、工夫できるところはシンプルにして、機能性だけを重視するというようなことはできると思いますので、その辺については、どうしても公がつくるというと、ある意味では公だったらそのくらい払ってもらえるのではないかというようなことがあるのかと思いますけれども、そういうことが、民間ではなるべく機能は重視するけれども、それ以外のところでは削れるところは削るというようなことをやっているということがありますので、ぜひ今後のところでは十分に配慮していただきたいと思います。

  文京スポーツセンター、教育の森などでデザインなどやはりちょっとは凝ってはいますけれども、なかなかああいう凝った設計にすると、その後のメンテナンスとか、そういうことも非常にかかると思いますので、デザイン重視よりは機能重視でということで、ぜひお願いいたしたいと思います。

  それから、管理運営のところなんですが、もう4月から東京ドームがスポーツ施設を管理運営するというようなことで、区民の中で既に水泳などの教室を新たな指定管理者が講座を開くようなことがあるのではないか、それで今まで水泳をしている人たちのところが削られるのではないかというような声が区民の方から話題に上っているというようなことだったんです。

  この指定管理者の別のところで、東京ドームが決まったときに、提案書の中にはそういう文言があったけれども、今までの利用者のところを削っていかないようにというようなことは協定書の中に盛り込むというようなことの御答弁があったと思うんですけれども、そういうふうな認識でよろしいわけですよね。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 そのとおりです。基本的には指定管理者はかわりますけれども、今までの区民の活動というのを阻害しないというのが原則ではあります。

  ただ、一方では指定管理者としては自主事業というものをやっていく希望があるわけです。そことの調整が出てくることはありますけれども、基本的には今までやっている区民の活動というのを尊重したいというふうに思います。

○国府田委員長 村越委員、そろそろまとめてください。

○村越委員 ぜひ、その辺のところはもうそんな声が出てしまっているということでは、そういう皆様方の思いと違った動きがちまたに出ているのかと思いますけれども、ぜひこれまで活動を続けてきた社会教育団体の人たちなどの活動時間というんですか、それから活動曜日などというのを削らないようにということはぜひお願いしたいと思います。

  本当に民間のスポーツクラブではなくて、やはり区の体育施設であるということを、ぜひきちんとそのことだけは踏まえていただきたいと思います。

○国府田委員長 御要望でよろしいですね。

  そのほかに、白石委員。

○白石委員 今回、お示しいただきました基本構想ということで、今、区民の方の御意見いただいても、やはり新たな体育館なので、より本当は湯島体育館よりも活用できる部分が欲しいのだという御意見がありますけれども、残念なことに第四中跡地という限られた敷地の中でやられることですので、その辺はしっかりとプロポーザルの中で形を決めていっていただきたいと思うんですが、スポーツセンターも無駄が多いと言われますけれども、当時のスポーツセンターの建設に当たってもやはり区民意見をさまざま聴取し、当時はそれほど御意見はなかったんです。だからスポーツセンターで満足されてよかったという時代だったと思うんです。その中で本当はもっといいものをこの時代ですからつくってあげて、提示してあげたいという思いがあるんでしょうけれども、それができないのは、そこにも御理解をいただかなければ仕方がないと思っていますので、その中でこの形というのは重要だと思っていますので、よろしくお願いします。

  今までのスポーツセンター利用者の中で、上がってきてない意見で、結局運動をやる前とある後の更衣室の状態とか、今回この中で更衣室のことが書かれてないんですけれども、前回のところには更衣室がここにありますということなんですが、湯島総合体育館は一番最初につくったものですから、更衣室も後からつけたようなところがあって、当然空調もなければ窓がないというところでお着がえをいただいて、汗くさい部屋が幾つかあったと思うんですが、そういう面でのアフターケアもしっかりと、空調も全部入れると書いてありますけれども、その辺のアフターケアの場所もうまく考えていただいて、エコにも優しい形でつくられていくとなれば、やっぱり文京区が、形はそんなにいい形じゃなくてもいいんでしょうけれども、区が皆さんに集まっていただく施設ですので、何か情報が発信できるきちんとしたものは用意していただきたいと思いますので、その辺はプロポーザルの中でもしっかり見きわめていただいて、行っていただきたいということを要望しておきます。

○国府田委員長 要望でいいんですか。

○白石委員 要望でいいです。

○国府田委員長 そのほかに御質疑、高畑委員。

○高畑委員 24ページなんですが、アリーナの競技場、ここに障害者競技が可能な施設としますとありますが、確認なんですけれども、競技の運営の仕方もあるかとは思うんですが、どのようなことを考えていらっしゃるんですか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 このことにつきましては、以前も御答弁したことがあるんですけれども、特別な施設をつくる、障害者用のものをつくるということではございませんけれども、例えば車いすでバスケットができるようなもの、それは別に施設を車いす用にするわけではないわけです。車いすをバスケット用のものを使えばできると、それが例えば、小さいことで言えば、ホイッスルを吹きますね、そうするとランプがつくとか、そういう施設はあるんです。ですから、その程度のことはできればやっていきたいというふうに思っております。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 そうすると、車いすをバスケット用に用意するとか、ではなくて。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 車いすでできるアリーナなんですけれども、車いす自体は特殊なものですので、大体御自分で持ってこられるということです。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 それは分かりました。本当に皆さんが使えるような、ここに区民が利用しやすい、そして将来を見据えた施設ということで掲げていることはすごいと思っております。

  それと、管理運営のところなんですが、これは利用料金の設定で高齢者割引、障害者割引はとてもいいと思いますが、親子で、小さい赤ちゃんを抱いたプールみたいな、そういうところなども親子で行けば割引みたいな、そういうことはできないでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 運営につきましては、今後のことでございますので、施設ができ上がった後、指定管理になるかどうか分かりませんけれども、そういった提案に基づいていろいろなサービスが可能かというふうに思っております。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 それと、これは一般質問のほうになるのか、今この建物を建てるのに1年間ちょっと延びましたよね、いろいろ設計だとか何かで。でき上がるのが1年間延びたかと思うんですが、今の建物、今の総合体育館のボイラーが5年間対応できるのかどうかというのが、今ものすごく利用していらっしゃる方が気にしているんです。その辺はもう壊れたら直しませんとか、それでは困るなと思っているんですけれども、その辺はどうお考えなんでしょうか。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 その辺は調査して検討してまいりたいと思います。

○国府田委員長 高畑委員。

○高畑委員 ぜひ、これで使えませんとは言わないように、ぜひ利用できるように修理をしながら大事に使っていただくようにお願いをしたいと思います。

  それと、これを建てるときかと思うんですが、埋蔵文化財の発掘調査がありますよね。そのときに、何か御近所の方が水脈があるとおっしゃったんですって、その水脈を切らないようにお願いしたいということも、そういうことはそちらのほうに要望として上がってますでしょうか。何かそういうことがあればと思います。

○国府田委員長 太田国体準備等担当課長。

○太田国体準備等担当課長 その辺は、水脈についても、話としては聞いております。三四郎池などもありますし、ですからその辺も十分注意しながら、調査の中でその辺のことも含めて調査をしていきたいというふうに思っております。

○国府田委員長 そのほかありませんか。

  それでは、資料第3号を終了いたします。

  次に、資料第4号、文京区観光ビジョン策定状況について、松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 それでは、資料第4号に基づきまして、文京区観光ビジョン策定状況について、御報告いたします。

  概要でございますが、文京区における区の観光振興の方向性を検討し、総合的な観光施策の体系を構築していくため、観光ビジョンを策定しているところでございます。

  検討経過でございますが、昨年の6月から11月にかけまして、第1回から第4回策定協議会を開催し、11月から12月にかけて2つの部会をそれぞれ2回開催いたしました。ことし1月21日第5回の策定協議会を開催し、2月17日に第6回の策定協議会を開催しました。ここで一応2月17日に、1月21日の資料をもとに文章化したものに対して多くの意見をいただいて、今修正中でございますので、本日の資料は1月21日第5回の策定協議会の資料で御説明をさせていただきます。

  今後のスケジュールでございますが、3月にもう一度協議会を開き、今申し上げました意見を整理したもので意見をいただき、いわゆる中間報告になりますが、素案を策定しまして、パブリックコメントを行い、5月にその結果を報告し、6月に最終案とし、7月策定のスケジュールで検討を予定しておるところでございます。

  本日は、その繰り返しになりますが、1月21日の資料で御報告をいたします。

  別添の資料の1ページでございます。これが観光ビジョン施策体系図でございまして、一番左に理念がございます。これは文京区の観光ビジョンを貫く根本的な考え方、これをキーワードで表現するということで、「行ってみたい、来てほしい 文の京」といたしました。

  その隣、目標でございますが、理念を踏まえて観光ビジョンの実現を目指すために掲げるものということで、「四季折々の文の京をつくる」「おもてなしの心溢れる文の京をつくる」「歴史と文化を育む文の京をつくる」この3つといたしたところでございます。

  その隣の基本方針です。これは目標を実現するための基本的な考え方、具体的な取り組みを行う際に共通する考え方でございまして、「まちあるきにより文化・産業を活性化する」「住んでみたい、住み続けたいまちづくりを実現する」「多様な主体がそれぞれ担い手となる」この3つでございます。この基本方針にのっとりまして、目標実現のために具体的な取り組みを行うことになりますが、その取り組みを大きく分けたものを取り組みの柱といたしました。それにそれぞれ施策がぶら下がるものでございます。

  取り組みの柱としては、6つ、「まちあるきを中心とした資源の発掘・活用・創出」「文京まちあるきのための環境整備」「文京まちあるきを通じた交流の場・機会の創出」「情報発信」「観光まちづくり人材育成」「観光推進体制の構築」この6つでございます。

  この取り組みの柱と基本施策について部会でまとめたものが、こういう整理になってございます。具体的にこの部会で出た意見が2ページから8ページ、それぞれ6つについて取りまとめた資料でございます。

  2ページ目は、「まちあるきを中心とした資源の発掘・活用・創出」ということでございまして、協議会及び部会で出た意見を基本施策にまとめたものです。以下同じですので、まずこの2ページの1番目で御説明をさせていただきます。

  まず1つ目としましては、ワクワクする気持ちにさせる文京区らしいエンターテーメント性が必要であるというような御意見が出ております。また、区民から観光資源を公募するなどの区民への意識づけ、あるいは「観光の日」に区長を先頭に職員が区内をガイドするような職員の意識づけなど意見が多く出てございます。

  取りまとめとしましては、「文の京の誇りとなるまちなかの魅力発掘と磨き上げ」という整理でございます。

  その下、武家文化を有機的につなげる、まちあるきの素材・人材は既にあるけれども、それがつながっていない、さまざまなテーマのまちあるきの題材として資源を結びつけることが可能ではないか、あるいは文京区の観光資源は見えづらいためストーリーで想像させる、他区の資源を含めて区内の資源をストーリーでつないでいく、他区から文京区まで誘導する仕組みをつくるなどの御意見をまとめ、2つ目でございますが、「文の京を分かりやすく伝えるストーリー性ある観光コースづくり」。

  あと、下から2つ目は、学びの現場と観光の関係について考える、企業、大学、NPO、行政の連絡会議を開催する、大学との連携を強める(東洋大学国際観光学科との連携など)、これは白山のほうに来年度から戻ってくるということで、こういう意見が出たものです。こういう意見がありまして、「学びの要素と連携した文の京ならではの新しい魅力づくり」という基本施策に整理しております。

  一番下でございますが、まちあるきを促進、来訪者のために新旧のブランドを発掘・育てていく、あと区内の商店街との連携が必須であるというようなことから、「まちあるきを誘発する『文京ブランドの構築』」という基本施策をまとめてございます。

  あと、3ページ以降は同様で、3メージは文京のまちあるきのための環境整備、基本施策としては、「文の京らしい景観づくりの推進」「区内の回遊性を高める誘導システムの整備」「安全・安心でやさしいまちを実現する環境整備の推進」「区民の生活に配慮したまちあるきの仕組みづくり」、4ページは、まちあるきを通じた交流の場・機会の創出ということで、基本施策としましては、「区民や来訪者の交流充実に向けた環境づくり」「まちあるきイベントの促進」あと「MICEの誘致(アフターコンベンションの充実と誘致)」、5ページでは、情報発信ということで、「文の京に関する情報収集・発信機能の強化」「ターゲットを明確にした効果的な情報発信の推進」、6ページ、情報発信の2つ目でございますが、「メディアの有効活用による『文京区』の積極的なPR」「情報通信技術を活用した情報発信の推進」、7ページは、人材育成ということで、「文の京の魅力を伝える人材等の育成」「観光まちづくりに携わる団体・人材の発掘と活用」「文の京全体としてのホスピタリティの醸成」、最後の8ページでは、観光推進体制の構築ということで、「各主体の役割の明確化と連携による観光振興の実現」「観光協会の体制強化」「行政内の観光推進体制の強化」、あとは他区広域の連携ということでの「広域連携体制の確立」ということで、今現在整理をし、今文章化し、整理をしておるところでございます。

  私のほうからは、以上でございます。

○国府田委員長 ありがとうございます。

  それでは、資料第4号についての御質疑をお願いいたします。

  上田委員。

○上田委員 私は、前回の2月17日の協議会は傍聴に行くことができなかったんですけれども、1月21日の協議会を見たときに、衝撃的というか、そのとおりだと思った言葉が出て、この観光ビジョン施策体系図の中で、文の京とか文京という言葉を隠したら、どこの区の観光ビジョンなのか分からないではないかという御意見があって、それはもうぐさっとくるぐらい本当にそうだなと思ってしまったところがあったんですね。

  そこは、逆に文京区のいいところで、ちょっとお上品で捨てる勇気がないというか、例えばマイナスの部分とセットになって何事も特徴というのは生まれてくるもので、例えばおばあちゃんの原宿の巣鴨だったら、若者ではなくておばあちゃんにターゲットを絞るとか、そういったことによって、浅草だったら活気があるけれども、何かちょっと下町の、ある意味排他的な部分があるとか、そういうマイナスの部分とセットになる、だけどここにしかないという、そういう売りが確かに薄いところが、いいところでもあり悪いところでもある。

  その中で、これから発掘して育てていこうという御意見も幾つかあるんですけれども、最初に岡本会長がおっしゃったMICEの誘致というのが、唯一文京区らしそうに見える、どちらかというと協議会の流れとしては、こっちの学会の誘致とか、そっちの方向ではなくて、もっと生まれ育ったふるさとの方たちにとっては、今持っている文京区のよさというのをもっと活かしてというふうにおっしゃいますけれども、観光に関しては、より人的につくっていく部分も必要かというふうに思いまして、ただMICEの誘致ということに関して言えば、学会ができるような箱がどのくらいあるのかとか、本当にそれができるのか、有楽町の国際フォーラムみたいな、ああいった学会をいつもやっているような、そういう施設が本当にあって、もし逆に何かつくらなければいけないようなことになるのであれば、それはそれでまた別の問題、予算とか、そういうことがこれからつくのかというのも分からないですし、やったあとの問題はもちろんそれもありますし、そういったものを、今どういうふうに考えていらっしゃるのか、MICEの誘致というのを考えるのであれば、もうちょっとここのところを具体的に教えていただけますでしょうか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 最初の文京区らしさの部分については、確かにその御意見が出ていて、今現在修正の中で、結局同じことでも、例えば文京区、その人材の部分で言えば、歴史館でやっている友の会ですとか、先ほども議論に出たインタープリターも含めて実績がある中で、そういうものが言葉としてはまってないところで、文京区らしさというのが出てないというところは事実、そういう意見もあったし、そういう形での回答もしたわけですが、したがって、その部分については、今、整理の中で盛り込んでいるというところです。

  なおかつ、今言われたとおり、文京区らしいということでは、一番最初に、第1回のときに協議会にも区の魅力ということで花の五大まつりをはじめ、ゆかりの文人、その一連の中ですべて出して御了解をいただいている。

  その中で、今言われたとおり、文京区の15の大学というのは大きな要素でもあると、それがMICEにつながっているわけでございますが、MICEというのは、MとIとCとE、それぞれ企業等のミーティング、あるいはインセンティブ、企業の報酬あるいは研修旅行、コンベンション、国際会議とか展示会、あとイベント、あとエキシビション、国際見本市ということで、ただそれを必ず文京区でやるという趣旨ではなく、文京区には大学がある中で学会がある、あるいはホールがあればそこで催し物がある、そこに来たお客様をもてなし、いかに回遊させ、文京区の魅力も分かってもらうかという意味でも大きな要素になるのではないかということの考え方から出ているものでございます。

○国府田委員長 上田委員。

○上田委員 では、例えば学会がこの辺である、例えば国際フォーラムであるから全国からやってくる方が文京区に泊まるような、そういう方法、例えば国際フォーラムとは限らないで、そういう方法をということなんですか。大学にもついでに行こう、研究室に行きやすいから文京区に泊まると楽だなとか、そういうことをおっしゃっているんだろうと思うんですけれども、だとすると、それが例えば日比谷とか竹橋ではなくて後楽園で泊まろうという、本郷で泊まろうという動機づけになるものというのを、どうしようとかと思っているのですか。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 実際の具体的な手法は幾つかあると思いますけれども、今言われたような手法もあるかも分かりません。

  ただ、そういう手法で宿泊者の誘致ということであれば、そういうことも含めてやる方法もあるとは思いますが、それよりはその会場の中で、例えばいろんなマップですとか、パンフレットとかを置かせていただく、そういうことで、例えば会議が午前中で終わって午後は余裕がある、3時間ぐらいだったらどこか回れるだろうということでの需要があったときに、そういうパンフレット等を置くことでお客さんがそのまま帰るのではなくて、1時間だったらこういうコースがある、2時間だったらこういうコースがあるということで、文京区のなかをめぐってもらえるというきっかけになるのではないかということも考えてございます。

○国府田委員長 上田委員。

○上田委員 私は、個人的にこの観光ビジョンの中で、やっぱりMICEの誘致とか「文の京」を前面に出したというかアピールして、よりそこを人的に強化していくということが必要なのではないかというふうに個人的に思うので、ぜひそちらのほうをよろしく、それできっと文京区のイメージもアップすると思いますので、お願いしたいというふうに思います。

○国府田委員長 よろしいですか。

  あと御質疑、村越委員。

○村越委員 すみません。観光ビジョンのことで、一つは簡単な素朴な質問なんですが、こちらをつくっているときにまちあるきというのは、平仮名で「まちあるき」となっていますよね、全部。これは何かとても意味があるのでしょうか。これは非常に単純な質問です。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 別に平仮名にした大きな理由というのはないですが、一般的に今まちあるきと多く言われています。それについては、平仮名のほうが多い、これは必ず全部平仮名ではないですが、一般的にまちあるきというのは平仮名のほうが多いように私は思っております。

  まちあるきというところも一つのネーミングとして平仮名で、今現在は表示しているというものです。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 それは単純なあれなんですけれども、平仮名が続いているときに、まちあるきとかなんとか、まちあるきにより文化・産業を活性化させるなんてときに、全部がまちあるきによりまで平仮名でなっていると、非常に何となく私にとっては読みにくいので、あえてそういう平仮名にしている意味が何かあるのかなと思いました。

  それから、一つ私はよく観光ビジョンのところをできるだけ傍聴しています。よくここまでまとまったというのが素直な感想なんですが、まとめるときに、ただ今回は資料に出されていますけれども、理念のところが「行ってみたい、来てほしい 文の京」なんですよね、目標が「四季折々の文の京」「おもてなしの心溢れる文の京」「歴史と文化を育む文の京」というふうなことなんですが、そしてその後に基本方針というのがありますよね。そしてこの目標は別に3つが、四季折々、おもてなし、歴史は優劣がなくて3つの目標だというふうに説明されているようなんですね。

  基本方針のほうになってみると、何かこの目標に基本方針がどう組み合わさっているのかというのがあまりよく分からないです、整合性というのが、どこの部分がどこにいっているかが分からない。

  それから、その先の基本施策のところにも、この四季折々の文の京をつくるということがあって、たまたま私は第6回のところに参加してしまっているので、これよりさらに深まった資料を持っているんですけれども、四季折々の文の京をつくるということでは、身近な地域環境に気を配るとか、緑溢れるからその辺をということなのかもしれないんですが、そうしますと、この四季折々の文の京をつくるという目標のための施策のほうは、どれかなあと思うと、景観づくりの推進というのはあるんです。あとそれから安全でやさしいまちを実現する、環境整備のところはあるんですけれども、そちらも前回の資料などを見ていると、その自然環境のところではないようなことです。景観づくりだと景観条例のこととか、すぐれた景観を維持保全しというのはあるんですが、四季折々の自然環境をどうするかというようなところは、基本施策のほうにはなくなってしまうんですね。その辺のところが、だから流れていかないんです、すっきりいかないこの分類の仕方がね。

  逆に、何かこの目標を入れたことで分かりにくくなる、目標でこんなにしっかりしているんだったら、基本方針のところでもしっかり入れて、さらに基本施策のところにも何かそういう施策が入らなければいけないんですが、この辺がちょっとよく分かりにくいですけれども、今後どういうふうな形でこの目標に沿ったものが施策のほうに入れられるのか、その辺はどうなんでしょう。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 これは、結果として今言われたとおり、目標と基本方針、あと取り組みの柱がそれぞれ一番目は一番目ということではないです。一応並列の関係で議論をし、整理したものですから、これは並列の関係になっております。

  ですから、そういう意味からすると、委員が言われるような形の見方をすれば分かりにくい部分はございますけれども、これは分科会の中、あるいは協議会、親会でも最終的に確認され、この形でいくということを前提に部会が始まってございますので、そういう意味では、この形でいきたいと。

  ただ、「四季折々の文の京をつくる」も、これは中で出てきた言葉で整理しておるんですが、委員が言われる、第6回のときにも四季折々の魅力溢れるとか、いろいろそういうことでの表現についての意見は出てきています。したがって、そこについての微調整は今後あるものということで、今やっております。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 そういうことではなくて、目標でここに四季折々の文の京と書いている目標があるんだったらば、基本施策の中にそれに反映するような施策がないと、やっぱり目標で掲げたものは実現できないと思うんです。だからその辺が消えてしまってはいけないと思います。

  歴史と文化を育む文の京をつくるということでは、前回の資料の中では江戸時代、武家のところとか、歴史の深み、幅広い文化の混在があって、それは来訪者にとって重要な魅力としてアピール、これまでに蓄積された歴史と文化を大切に、次の世代へと伝えていくというようなことがあるわけです。

  それを大切にいくには、では基本施策としてはどういうようなところで盛り込まれているのかと見ると、あまりその辺が見えてこなくなってしまうんです。景観づくりというのはあるけれども、では今、上田委員は文京区ってあまり特徴がないのではないかみたいなことを言われたんですが、やはり歴史とか文化、それは非常に誇れるものがあって、それをただ守るだけではなくて、それを観光に活かしていく、でもある一定守るというか活かすためには、何か保存というと言葉が何かそのままそっとおとなしくみたいな形なんですけれども、活かすためにも、やっぱり歴史とか文化のものがなくなってしまったら困ると思うので、絶対そういうのは施策の中に何か入れていかなければいけないのかと思うので、せっかく四季折々の文の京とか、歴史と文化を育む文の京をつくるという目標を掲げられたものだったら、施策の中でそれが幾つもここのところで実現するとかというふうにならないといけないと思うので、その辺は、今後章立てはもう変わらないというのかもしれませんけれども、ぜひ目標で掲げられたことが基本施策の中にきちんと盛り込まれるようにしていただきたいんですが、その辺の改善はまだこれからもありますよね。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 今言われましたとおり、事業を実施する場合については、実際この基本施策、それが基本方針にどこに当たるのかとか、それが結果として目標、あるいは理念にどう結びつくのかということを企画する時点で考えながらやっていくことが大事だというふうに考えていますし、これから表現していく中では、その結びつくようなものを入れていきたいというのを今やっているところです。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長、そうすると目標で掲げたものが基本施策には出てこないんですか。

  島元委員。

○島元委員 例えば、今の議論ですと、僕が一番大事だと思うのは、会長が前から言っているように、行ってみたい、来てほしいというのは、行ってこい、帰ってこいという形で本当に自分たちが安心して誇れるまちでなければ、ほかの来訪者などは尋ねてこないよ、何でここに来るんだと言われれば、二度と来ないじゃないかというのは、当然基本のところにしっかりおさまった上で、この最初の3つのマスというのは、文京区の今ある誇るべき財産があるわけです、ここに書かれている3つのマスの中には。

  だから、これは当然あるものとして、ここまで守ってきた先達の力というのを十分活かしながら、どうやって一番最初の「行ってみたい、来てほしい 文の京」にするのかという議論になってくると思うんです。

  それで、今問題の施策の点でいうと、これはだれがやるんだという問題になってくるわけです。これは松井課長が全部これをやるのかといったら、そういうわけじゃないわけで、これだけの観光学をひけらかしてつくったものだから、あちらこちらでみんなぶら下がって、これを活用しながら自分たちが本当に文京区が住みやすいまちである、楽しいまちである、それから魅力あるまちであるというものをお互いにつくっていかなければならないでしょう。それはNPOが考える考え方、個人が考える考え方、重要文化財のそばにいる人が考える仕事、いろいろあると思うんです。そういうところで、いろんな努力が重なってきて、みんなが心を寄せられるような施策になってくればいいというふうに思うんです。

  例えば、四季折々の文の京をつくるという点では、一番上の、これは舌足らずではなくて、多分こういう形でいいと思うんです。文の京の誇りとなるまちなかの魅力発掘と磨き上げになっているわけです。これは景観を守れっていうことが当然入っているわけで、それから磨き上げるわけだから、寄ってたかって磨かなければならないわけだよ。そうすると、今ある文京の四季折々は、一体こういう努力も含めて、さらにすばらしいものになっていくというふうに私は考えていくというのも一つできるかというふうに思っているんです。

  だから、ビジョンをつくる最初の出発点を考えたときには、到底ビジョンはできないと、僕はもうがっかりして帰ってきたぐらいで、相当すごい議論をやっていましたよね。これはもうだめだというふうに思ったくらい議論をやったんだけれども、やっぱり学問だからまとまっちゃうんだね、大したものだね。

  だから、問題は学問を現場でどう活かすかというのが僕らの仕事になっているわけで、行政と我々区民が寄ってたかってこの学問に盛られたものが身になっていくのかどうかというところになるわけで、そういうものとしてもう一回議論をしたいという思いなんですね。

○国府田委員長 三縄区民部長。

○三縄区民部長 いろいろ御議論はあると思います。今、村越委員がおっしゃるように、これは一番初回のときの理念、目標、基本方針というのは、一番もめたところなんです。それで一応議論があったところで、結局最終的にこういう形でおさまったというのは、理念はいいですね、「行ってみたい、来てほしい 文の京」。目標は、この3点、四季折々とか、おもてなしの心、それから歴史と文化を育む文の京、これはこの表でいくと対比するような形でちょっと誤解を与えるんですけれども、これは立て方の1本の枠がないと思っていただいていいと思うんです。目標がこういうふうに3点ありますと、それから基本方針については、やっぱり目標のための基本的な考え方、具体的な取り組みを行う際に共通する考え方として、これもやっぱり縦に見てもらったほうが、一つの要するに横じゃなくて、一つのくくりなんです。

  だから、結局そうすると、あとは具体的に目標はこの3つ、基本方針をやるためには、取り組みの柱と基本方針、ここが一定方向性を示す具体的な考え方です。だから四季折々の文京区をつくるときには、この基本施策全体を含めて、やっぱりここには花の五大まつりとか、それからまちなみの保存とか、そういったものもありますから、そういうものを含めて文京区を歩くときには、四季折々の文の京を感じながら歩いてもらうと、そういうようなことですから、必ずしもこの基本方針の枠を横滑りにして、具体的な施策はこうですよ、こうですよと入っていくものではなくて、基本的な施策をこの大くくりの取り組みの柱の中でまとめて基本的な施策に移し込んでいく。

  ですから、目標と基本方針というのは、それぞれの基本施策のどこかにひっかかってくるという形で今回つくった考え方なんです。

  ですから、要するにこの取り組みの柱というのは、基本方針に沿って目標実現のために具体的な取り組みを行うということで、それぞれの施策にぶら下がるものという考え方で、今回取り組んできたということです。

  あと、具体的な施策は、ビジョンですから、一定の方向性を示して、ですから具体的な施策というのは、これから出てくるというか、このビジョンを一定報告を出して、それから今度はどういう団体に投げかけるか、要するに行政がどういうふうに仕掛けていくかということを考えていくもので、一定制度の仕方としては行政が行うものとか、企業が行うものとか、NPOが行うものとか、そういうことは出てくるんですけれども、このビジョンに基づいて、今度は行政が一定仕掛けをしていくような形での方向性を出すものと、そういうふうに御理解をいただきたいと思います。

○国府田委員長 村越委員。

○村越委員 すべてを線で結べと言っているのではなく、目標にそういう四季折々とか歴史と文化を育むというようなことを目標に掲げていることを、ぜひ施策のところに入れてくださいと、忘れないでくださいと、じゃないと目標にこんな大きくしていることがないのではないですかということです。

  「文の京の誇りとなるまちなかの魅力発掘と磨き上げ」なんていう文章を見てみても、どこにも緑あふれる自然をとか、それから歴史と文化の歴史的なものをというようなことは書かれていませんし、ぜひそういうことは、真っすぐな線にしなくてもいいですけれども、消えてしまっては困りますので、ぜひその辺は盛り込んでいただきたいと思います。

  それで、観光ビジョンと言っても、観光のところがやるのではなくて、本当に歴史と文化を育む文の京つくりたいと思ったら、都市計画、まちづくりの人たちもかかわってきますね、それから四季折々のといったところでもそうです。

  だから、区全体がこれに向かっていろいろな施策を検討しなくてはいけないと思いますので、ぜひ歴史と文化を大切にすると言いながら、重要文化財の横ですごいマンションがつくられて、緑の景観賞をとったところの緑が破壊されていくというような、そういうようなことが行われないように、やっぱり一貫性というか、全体としても観光に携わる課だけではなくて、全部の課がそういう意識を持ってこれからも進めていっていただきたいと思います。

○国府田委員長 あとございますか、白石委員。

○白石委員 ビジョンということですから、よくこの表の施策体系図を見ても、理念からどんどん積み上げていっていただいて、ここまでの基本政策ということで打ち上げていただいたことがすばらしいと思っていますので、これからどういうふうに発展させるかというのは、今御答弁いただいた中であるんですけれども、もう少しこの中で議論、ビジョンの中でしていただきたかったのは、どういうふうなアクションでPRしていくかとか、そういうところもいろんな御意見を聞いてやってほしかった。

  例えば、地方では村おこしでいやし系のキャラクターをつくったり、そんなこともやられているというさまざまな地方の努力もあって、PRをやっていくというのが今後築いていただけるんだと思うんですが、その辺の意見集約というのはこのビジョンに反映されないのかということ。

  あと、いろんな御意見を伺ってきて中で、MICEもそうなんですけれども、実際文京区でMICEを利用した方々がいらして、さまざまな学会とか勉強会等やられても、利便性がいいだけに地方に散ってしまうという、ターミナル駅を持たない文京区としての利便性が高い地下鉄の構図の中での関係を少し御議論いただいて策定していただけたら、もっと文京らしさが出たのかなと思うんですが、その辺の御議論はあったのかどうか、教えていただきたい。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 1点目のものは、委員さんからもいろんな細かい具体的な話が出てきておりますけれども、あくまで今回はビジョンなものですから、大きな考え方ということで、それまで取り組むものはちょっと今は考えておりません。

  これは、今後このビジョンに基づいて、実際に計画していく中で具体的に考えていくものというふうに考えております。

  あと、2点目は、地下鉄あるいは足として、意見として出たのはBーぐるなどの意見は出ております。学会等を行われた後、また、具体的に学会ということでないまでも、文京区に来たお客さんをいかに回ってもらうかというところが趣旨の議論が出ておりまして、場合によっては区に来るお客さんを、それこそ大学があって学習ということ、あるいはイメージのところでのアンケートなどでも学習とかそういう勉強、学びということがすごく非常に文京区のイメージとして大きいということからすれば、そういうものにお客さんに体験できるようなものということでのお客さんを呼び込むとか、あるいはそういうことで違う形で来たお客さんをいかにそういうものに触れてもらうか、発信していくかということの議論は出ております。

  ですから、ただ実際地下鉄の部分については、PRの部分、パンフレットを置くとか、そういう部分で本来活用すべきというのが、普通ですと駅が中心になるんだそうです。ですけれども、それについては文京区はJRはないわけですから、だとすればそのPRの場として、今後先ほど言ったターゲットを絞ってPRをしていく上で、そういうのを駅に置くのか、あるいは先ほど言った会場に置くのか、そういうところでの目標のターゲットを絞ってPRをしていくことが大事というような意見は出ております。

○国府田委員長 白石委員。

○白石委員 今の質問、交通機関の話をしたのは、普通のまちだと大体JRが通っていて、そういうふうな方策でやっていくわけです。JRを持たない文京区のよさというのが、それが非常に文京区らしさだというふうに思うんです。ごみごみしないとか、例えば危機管理にしても安心・安全なまちと選ばれた中でも、池袋と同じような対策をこの区ではやるべきではないし、そういうよさがこの地域をつくってきているというふうに思っていますので、そうすると、要はシビックホールをつくったときもそうですけれども、あれだけ立派なものをつくって稼働率がよくて、いろんなお客様に利用していただいた中で、来客者の方が外に出てこない、逆に利便性が高ければそれでまた地下にもぐってほかへいってしまうという、逆の利用者の方々は文京区の使い方をしているということも現実的にあると思うんです。

  その中で、文京区内には地下鉄の駅がいろいろあるものですから、その辺の関係をうまく運用して、発展的に結びつけてやっていくというほうが一番いいのかと。

  例えば、この間ドームで、毎年そうですけれども、蘭展をやって、すごい数のバスが来るんです。すごい数のバスが来て、バスの置き場所がないから、春日通り、白山通りにとまっているわけですよ。結局その中のバスが湯島天神の梅祭りにバスで行くわけです。そうすると文京区には全くメリットがないとか、今までそういう体験をしてきている文京区が、いかにこのビジョンをもとに今後各方面と話し合いをしてやっていくかという、夢のあるビジョンであってほしいので、その辺のことはひとつ今後の対応としてお願いをしておきたいと思います。

○国府田委員長 お願いでよろしいですか。

  そのほか、資料第4号については、御質疑はありませんね。

  それでは、以上で資料についての質疑は終了いたします。

   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   

○国府田委員長
 一般質問ですけれども、島元委員から申し出があります。

  島元委員。

○島元委員 例の定期の資料を見ると、区民センターなども含めて区民会議室の利用は、よほどの施設でない限りみんな伸びているように思うんですけれども、現実に文京区の会議室等の利用状況というのは、どういう状況になっているのかというのをちょっと聞きたいということなんです。会議室、実際に。例えば区民センターだとか、そういうところも含めて。

○国府田委員長 会議室の利用状況、松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 今回おつけしているもので御説明させていただきますと、定例資料の2番目の区民センターでございますが、平成20年4月から平成21年の1月までの前年度との対比でございますが、今現在、傾向としましては、総計で見ますと、前年度が73.4%の利用率に対して、今年度は76.5%、増加しておるのが事実でございます。そのほかスポーツ施設等についても、前年度と比べて、施設によって若干違いがございますが、総合体育館あるいは後楽少年野球場、あとスポーツひろば等の利用は、前年度を超えており、それ以外の部分についても若干の幅はありますけれども、おおむね同様の利用率ということでございます。

○国府田委員長 島元委員。

○島元委員 それで、現実的には伸びていますよね、実際には。なかなか文京区はそれこそ利便性がよくて、必要な会議室は空いていれば使いたいという形になっているわけですけれども、それはほかの区部などとの関係でも、特別文京区がそうなっているということではなくて、文京区のような傾向はどこでも起きているというのでしょうか。施設が足りないということには、まだ当然なってないと思うんだけれども、現実にふえているというこういう傾向というのが、何を意味しているのかというのをちょっと知りたいというのが一つあったのでお聞きしたいということと。

  この間の議論の中では、予約ネットのところでも、予約の仕方でいろいろ修正はしたけれども、こうした状況で実際にあいている部屋、あいてない部屋、ないしは同日であいている施設のコマ数が一遍に出てくるとか、こないとかという形で、ついこの間、例の推進協議会などでも意見が出されていましたよね。ああいうような問題が、この使い勝手のところでも反映していて、ああいう人たちについてはあきらめさせてしまって、使ってないような状況の中での込み具合なのかという気もちょっとしたものだから、その辺の改善のことも含めて、一つは急いで傾向はよく見てもらったほうがいいと思う。

  新年度でいうと、またほかの区民施設も一緒にやるわけでしょう、会議室については。予約ネットが拡大しますよね、実際には。当日で使えるような状況にもなってくるわけだし、そのこととの関係で、こうした使い道が、利用率が上がってくるというような形になってくるのかどうなのか、そのための問題だったのかどうなのかということを知りたかったということだけなんです。考えていることがあったら教えてください。

○国府田委員長 松井アカデミー推進課長。

○松井アカデミー推進課長 明確にその予約ネットイコール増加につながっているかの検証はできませんけれども、私どものほうの予約ネット導入に当たっては、そういうことで地域の方だけでなくて、区全体で使いたい方が使える、公平な、ということで盛り込んだものでございますので、一定その部分はあるんだろうというふうに思っております。

  あと、4月からは目白台のテニスコート等もございますので、別々ではやっぱり区民の方、利用者にとっては利用勝手がよくないということで、同じ予約ネットで行うということは考えているところです。

○国府田委員長 島元委員。

○島元委員 この間、区民の方が4日間ある場所を指定してとりたいというので来たんです。そしたら全部だめという形なんです。予約の期間内だからやむを得ないこともあるんだけれども、かなりやっぱり込んでいるなというふうに思いました。

  それで、その方が実際に同じ施設をとるのに、全く本人は希望しない日にちがたった1日あいていて、それでもいいやという形でとったんだけれども、必要な施設の、使いたいという施設がかなり偏っているというわけでもないのかもしれないけれども、4カ所も5カ所も、5日も話を出していて見つからない、とれないというような状況というのも尋常な状況ではないと思ったものですから、ぜひその辺のところは小さな問題と思わないで、いろいろ御検討、注意をして対策を立てていただきたいというふうに思います。

○国府田委員長 以上をもちまして、本日の質疑を終わらせていただきます。

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○国府田委員長
 その他ですが、委員会記録については、本日の委員会記録については委員長に御一任を願いたいと思うんですが、よろしいでしょうか。

   (「はい」と言う人あり)

○国府田委員長
 ありがとうございます。

  閉会中の継続調査についてですが、議長に申し入れることといたします。

  それから、第2回定例会の資料要求についてですが、4月24日金曜日を締め切りといたします。それまでに資料要求がありましたら申し出てください。

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○国府田委員長
 以上をもちまして、閉会いたします。

  大変熱心にありがとうございました。お疲れさまでした。

   午後 2時40分 閉会