これまでの受賞作品

更新日 2016年11月30日

これまでの最優秀賞受賞作品は、株式会社講談社の協力により単行本として出版され、全国の書店で発売されています。

第四回最優秀賞 『甕の鈴虫』

昭和30年代、信州。寒天屋の娘・寿々子の家には毎冬、出稼ぎの男たち「天屋衆」がやってくる――。

「甕の鈴虫」表紙

著者:竹本喜美子
定価:本体1500円(税込)
ISBN978-4-06-215923-4

駆け落ちしたおばちゃんは、甕(かめ)の鈴虫を持って出て行った――
都会の生活に憧れる寒天屋の娘・寿々子。いつも海藻の匂いがした古い家には、文学を捨てた父、おっちょこちょいの母、口うるさい祖母、オメカケを囲う祖父、そして寿々子の憧れる、出戻り娘のおばちゃんがいた。寒天で作る羊羹より、ゼリーが素敵に思えた、あの頃の物語。

「失われた日本の風景を、これほど美しく描いた新人がいただろうか」(奥本氏)

第三回最優秀賞 『わすれないよ 波の音』

「わすれないよ 波の音」表紙

著者:下鳥潤子
定価:1500円(税込)
ISBN978-4-06-214391-2

虐待の連鎖とたたかった母子の姿を描く、感動作品

「何よ、何怖がってんのよ、あんたが悪かったくせに。顔を上げなさいよ」
波子は友香の髪をわしづかみにして、力ずくでふせている顔を上げさせた。友香の目は深く、底の見えない穴のようにぽっかり開いている。(本文より)

選考委員 青木玉氏、奥本大三郎氏、加賀乙彦氏 絶賛!

第二回最優秀賞 『アトムたちの空』

「アトムたちの空」表紙

著者:大城貞俊
定価:本体1500円(税込)
ISBN4-06-213204-4

『鉄腕アトム』は、みんなのヒーローだった。昭和三十年代への郷愁も豊かに、沖縄の少年たちの成長をみずみずしく描く。

みんながアトムになった。一平たちも、アトムを真似た。好んでゴム長靴を履いた。両手を頭上にあげ、拝むような仕草で地を蹴り空を飛ぶ。そんな仕草が学校中で流行った。風呂敷のマントを首にかけて走り回る生徒たちもいた。(本文より)

選考委員 青木玉氏、奥本大三郎氏、加賀乙彦氏 推薦!

第一回最優秀賞 『切岸まで』

「切岸まで」表紙

著者:風森さわ
定価:1500円(税込)
ISBN4-06-211921-8 

身を苛む愛の深さ

四年前の夏、瑤子は夫の裏切りを知った。瑤子より五歳年下の女性を愛しているというのだった。問いつめても跪いても夫の心は戻らない。五十歳を過ぎて、夫を失う痛みには耐えられそうもなかった。高校に通う一人息子は口数を減らして瑤子を拒み、八十歳を超えた母に心配をかけるわけにもいかない。行き場のない瑤子の心は徐々に無力になっていく。

選考委員 加賀乙彦氏、青木玉氏、奥本大三郎氏 絶賛!
お問い合わせ先

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号

文京シビックセンター17階北側

アカデミー推進課文化事業係

電話番号:03‐5803‐1120

FAX:03‐5803‐1369

メールフォームへ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。

質問:このページの情報は見つけやすかったですか?

以下の選択肢であてはまるものにチェックを入れてください。

ページの先頭へ戻る

文京区役所

〒112-8555 東京都文京区春日1-16-21

電話番号:03-3812-7111(代表)

窓口開設時間:月~金曜(祝日、年末年始を除く)、午前8時30分~午後5時15分

※一部窓口によって、開設時間が異なりますのでご注意ください。
copyright  Bunkyo City. All rights reserved.