日常的な清掃について

区民の皆さんへ

東京電力福島第一原子力発電所事故が発生して以来、環境中の放射線に対する不安が高まっており、区では専門家チームの協力を得ながら、区立公園5ヶ所での定点測定を行なっております。平成23年10月26日の定点測定の結果は、高さ1メートル地点での最大値が毎時0.11マイクロシーベルトでした。7月26日に定点測定を開始して以来、ほぼ同じレベルの測定結果で推移しています。そのため、現時点では、文京区全域の面的な除染は必要ないと考えています。
しかし、自宅などの清掃についてのお問い合わせなどもあり、日常的な清掃時のアドバイスをまとめましたので、参考にしてください。

清掃活動の進め方

私たちの身の周りにある放射性物質は雨水の流れる場所や水たまり等で周辺より高い放射線量を示す傾向にあります。そのため、次のような手順で清掃活動を行うことが良いとされています。
清掃場所の確認⇒清掃の活動内容に適した服装と準備⇒清掃作業⇒落ち葉等ごみの処分
※落ち葉は回収して可燃ごみとして処分できます。

服装等について

基本的なスタイルとして、マスク、手袋（軍手・ゴム手袋）、長靴、帽子、作業着（長袖・長ズボン）を着用する方が良いでしょう。

清掃場所について

周囲と比べて放射線量が高くなる可能性がある所として、次のような場所が該当します。

• 雨水が集まるところやその出口
  建物の雨樋から直に雨水が排水されている場所、側溝、集水枡や屋上、屋外施設の排水口、雨水が落ちている場所等
• 花壇・植栽等
  樹木の葉・幹・根、根元付近の土、花壇・植栽、芝・草地、コケ、落ち葉だまりなど
• 雨水・泥・土がたまりやすいところ
  水たまりができやすい低くなった地面、縁石や塀際の土だまり、吹きだまり、コンクリートやレンガ（地表面）の割れ目・継ぎ目（目地部）

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日常的な清掃について(PDFファイル; 130KB)