AED(自動体外式除細動器)
一次救命処置(BLS)とAEDについて
一次救命処置(BLS)とは呼吸が止まり、心臓が止まっていると見られる人の救命へのチャンスを維持するための処置です。
JRC(日本蘇生協議会)による「JRC蘇生ガイドライン」では、胸部圧迫や人口呼吸からなる心肺蘇生法(CPR)等とともにAEDの使用を救命処置の主な内容としています。
東京消防庁によると、都内で、通報から救急隊が現場に到着する平均時間は約7分以上とされており、さらに到着後、電気ショックを掛けるための準備等で、数分経過することが予想されます。
心臓機能が停止してから、1分経過するごとに7~10%救命率が低下するといわれていることから、現場に居合わせた人による迅速な除細動(電気ショック)等が重要となります。
厚生労働省では、平成16年7月から現場に居合わせた一般の方にもAEDの使用を認めました。
区では、区民等の救命率向上を目指し、区の施設等にAEDを設置しています。
24時間使用可能なAED設置場所一覧表(PDFファイル; 127KB)
《 設置施設の表示ステッカー》
AEDの貸出をしています!
区では一次救命処置体制の強化を図り、救命率の向上を目的として、区で開催される行事において、それを主催する団体にAEDの貸出をしています。
《 貸出しの主な要件 》
・貸出しの対象は、区内で開催される区民等が参加するスポーツ競技、イベント等で、町会、自治会
及び区内で活動する団体等です。
・イベント開催中は、医師またはAEDの取扱講習修了者が常駐していること。
・貸出日の7日前までに所定の申請書を提出してください。内容を審査した後に決定します。
※営利を目的とするイベント等を除きます。
※詳しくは、自動体外式除細動器(AED)貸出しに関する要綱を参照ください。
貸出申請書(PDFファイル; 27KB)
自動体外式除細動器(AED)貸出しに関する要綱(PDFファイル; 20KB)
身近で起きた場合に備えて、自分達でもAEDの操作が行えるよう、AEDの操作を覚える機会を作りましょう!
・地域の防災訓練を実施する際、応急救護(AEDの操作)訓練を取り入れましょう!
・消防署が窓口となって救命講習(止血法、固定法、心肺蘇生法、AED操作等)も実施しています。
AEDの操作方法について
操作は音声ガイダンスにより指示され、電気ショックが必要かどうかもAEDが判断します。
現在区で設置しているAEDの使い方については、下記販売代理店のホームページをご覧ください。
※使い方はメーカーによって異なる可能性があります。
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター15階北側
危機管理室防災課備蓄担当
電話番号:03-5803-1746
FAX:03-5803-1344